子供服を捨てる基準は?このような服は寿命です。

子供服は、かわいいものが多いです。
ついたくさん買ってしまう人も多いでしょう。
しかし、子供はすぐに大きくなってしまうもの。
でも、サイズアウトした子供服も捨てにくいでしょう。
そこで、今回は子供服を捨てる基準についてご紹介します。
子供服はお下がりをもらったりあげたりする機会も多いですが、どの程度までならお下がりにしても大丈夫なのでしょうか?
また、服以外に子供服をリメイクする方法もご紹介します。
子供服がたくさんあって困っているという方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

  1. 子供服を捨てる基準とは?
  2. 子供服は再利用できないの?
  3. 子供服の捨て方とは?
  4. おわりに

1.子供服を捨てる基準とは?

まず始めに、子供服を捨てる目安についてご紹介します。
子供服は兄弟や親せき、お友達などにお下がりとして譲ることも珍しくありません。
しかし、それにも限度があるのです。
服が、これからご紹介するような状態になったら寿命と考えてください。

1-1.えりぐりやそで、すそが伸びた

子供服は何度も洗濯ができるようにコットン製のものが多いです。
コットンは洗濯しやすいのも特徴ですが、何度も洗っているうちにえりぐりやそでが伸びてきます。
こうなると、シルエットがかなりみっともなくなるでしょう。
また、ズボンやスカートのゴムが伸びた場合も、寿命と考えてください。
さらに、全体的に色があせてきた服も寿命です。

1-2.落ちないシミがついた

小さい子供の服ほど食べこぼしなどで汚れやすいです。
今は洗剤の機能も向上して、たいていのシミならば落とせるようになりました。
しかし、何度もシミがつけばだんだんと落ちにくくなるでしょう。
また、漂白剤を使うたびに生地もいたみ、色もあせてきます。
ですから、洗濯をくりかえしてもシミが落ちなくなってきたら寿命と考えましょう。
また、ミルクなどの栄養豊富なシミからカビがはえることもあります。
衣服にはえたカビは落ちにくいので、黒っぽいシミが出だしても寿命と考えましょう。

1-3.流行(りゅうこう)おくれ

子供服にも流行(りゅうこう)があります。
特に女の子用の服ははやりすたりが激しく、スタンダードな形以外の服は数年前のものでも古臭く見えるでしょう。
ですから、雑誌に載っているような流行(りゅうこう)の最先端という洋服の寿命は大人の服と同じくらいと考えてください。
また、子供服の形も年とともに変わっていきます。
10年前と最新の服ではスタンダードなものでもシルエットが変わっていることが珍しくありません。
ちょうど男性のスーツが、マイナーチェンジをするようなものです。
ですから、着せてみて古臭い感じを受けた場合は寿命と考えましょう。

1-4.長い間しまっておいた服

お下がりのもらい手がなく、長い間しまっておいた服はその間に劣化が進んでいます。
ですから、3年以上しまいっぱなしの服はそろそろ寿命だと思いましょう。
服はしまいっぱなしにしているとシミがついたり虫が食ったりします。
七五三の着物など特殊なもの以外は、あまり長く保管しておかない方がよいでしょう。

2.子供服は再利用できないの?

では、お下がりにもできなくなった子供服は、もう捨てるしかないのでしょうか?
いいえ、ちょっと手を加えればまだ再利用ができます。
この項では、子供服を再利用する方法の一例をご説明しましょう。

2-1.人形やぬいぐるみの服にする

子供服には思い出がいっぱい詰まっているという方も多いでしょう。
ですから、ボロボロになった洋服でも捨てられないという人もいます。
そのような場合は、子供服の一部を使って人形やぬいぐるみの洋服を作ってみましょう。
裁縫が不得意ならば、エプロンやスモックのような簡単なものでかまいません。
そうすれば、人形やぬいぐるみを思い出とともに飾っておけます。

2-2.ペットの散歩着にする

トイプードルやミニチュアダックスフンドなど、毛足が長い犬を散歩させるときに捨てる予定の子供服を着せると、毛が汚れずに済みます。
また、小型犬は体温調節があまりうまくないので、寒いときに着せてあげるとよいでしょう。
ペット専用の服を買うよりも安価で、汚れたら惜しげなく捨てられます。
特に、赤ちゃん用の服は前面がすべてオープンになるので、ペットにも着せやすいでしょう。
また、大型犬の場合は小学生用のTシャツがぴったりということもあります。

2-3.掃除用のぞうきんにする

子供服はコットン製が多いですから、ぞうきんには最適です。
わざわざ縫わなくても、適当な大きさに切って家じゅうの汚れをみがきあげましょう。
また、赤ちゃん用の服は切らずにそのまま使えて便利です。

3.子供服の捨て方とは?

では最後に、子供服の捨て方をご説明しましょう。
燃えるゴミでよいのでしょうか?

3-1.古布は資源物

古布はリサイクルが可能です。
ですから、ぞうきんなどに使っていない古着はリサイクルゴミとして回収している自治体が多いでしょう。
分からない場合は、市役所のホームページなどで確認してください。
ただし、ひどい汚れがついている場合は燃えるゴミになります。

3-2.自社の商品を回収しているところもある

ファストファッションの代表格であるユニクロは、自社の商品をリサイクル目的で回収しています。
ですから、ユニクロで購入した子供服が不要になった場合は回収に出してもよいでしょう。
回収方法など詳しいことはユニクロのホームページを見てください。

3-3.廃品回収に出す

廃品回収でも古布を回収しています。
学校行事などで廃品回収がある場合は、もっていくとよいでしょう。
また、町内会や保育園、幼稚園でも行事の一環で廃品回収がある場合もあります。
そのようなときに古着をまとめて出すと喜ばれるでしょう。
また、中には古着を回収してくれる業者もあります。
古着はリサイクルできますので、資産価値があるため無料で回収してくれるところも多いでしょう。
「できれば燃やすのではなく、何かの役に立てたい」という場合は、業者に依頼をするとよいですね。

4.おわりに

いかがでしたか?
今回は、ども服を捨てる基準についてご説明しました。
まとめると

  • そでやえりぐりが伸びた子供服は寿命である。
  • 落ちないシミや汚れがついても寿命である。
  • 子供服にも流行(りゅうこう)がある。
  • 布は資源なのでリサイクルゴミに出そう。

ということです。
子供服の中には、アニメのキャラクターがデザインされたものもあるでしょう。
それも、放映が終わると古臭く感じます。
特に、特撮ヒーローは1年で放映が終わるので洋服などをたくさん買ってしまうと、お下がりもできずに困ったというケースが多いのです。
ですから、子供服を買う場合はできるだけスタンダートでお下がりに回しやすいものを着せましょう。
なお、子供服のブランドものはリサイクルショップでも高値がつきやすいです。
特に、女児用の礼服はよい値段で引き取ってもらえるでしょう。
「お下がりを使ってくれる人が現れるまで」とタンスに眠らせておくよりは、リサイクルショップに売ってしまった方が服にとってもよいかもしれません。
また、子供服は模様がかわいらしいのでたとえ一部が汚れていても、パッチワーク用に需要があります。
ですから、かわいらしい模様の子供服がたくさん不要になった場合は、インターネットオークションやバザーに「布」として出品してみましょう。
買い手がつく可能性もあります。
さらに、赤ちゃんのよだれかけなどは吸水性が高いので、廃油などをしみこませて捨てるときも便利です。