重曹よりも汚れが落ちる!? セスキ炭酸ソーダで掃除をしてみよう

体に優しい自然派洗剤としてすっかり有名になった重曹。しかし今、この重曹を超える自然派洗剤が注目を集めています。それは「セスキ炭酸ソーダ」。

この記事では、その実力と使い方、注意点をまとめました。ぜひ、日頃のお掃除の中にセスキ炭酸ソーダを取り入れてみてください。

  1. セスキ炭酸ソーダの洗浄力は重曹の10倍
  2. セスキ炭酸ソーダはどんな汚れに効果的?
  3. セスキ炭酸ソーダを使用するときの注意点は?

1.セスキ炭酸ソーダの洗浄力は重曹の10倍

セスキ炭酸ソーダとは、炭酸水素ナトリウム(重曹)と炭酸塩の復塩。重曹よりもアルカリ性が強く、10倍の汚れ落としの効果があるといわれています。また、水に溶けやすく水溶液スプレーとして使いやすい性質を持っています。洗濯に使えるのも大きな特徴で、重曹と同じく無機物なので、自然環境にそのまま放出しても害はありません。

2.セスキ炭酸ソーダはどんな汚れに効果的?

セスキ炭酸ソーダの特徴は、「油脂をある程度乳化することができる。」「タンパク質をある程度分解することができる。」ということです。ですから、「皮脂や垢など軽い汚れの洗濯やひどい油汚れの下処理。」「血液汚れを落とす。」「台所のベタベタ汚れを落とす。」「取っ手やスイッチ・器物表面の手垢汚れを落とす。」ことが大得意。

つまり、一般家庭のキッチンの汚れにはたいてい効果がある、ということです。しかし、いくら汚れを落とすからといっても本格的な汚れ落としは界面活性剤(石鹸や洗剤)にはかないません。ですから、頑固な油汚れや衣類のシミ・泥汚れなどには専用の洗剤を使いましょう。

3.セスキ炭酸ソーダを使用するときの注意点は?

セスキ炭酸ソーダはアルカリ性です。タンパク質を溶かす性質があるので、肌の弱い人は手袋をして使いましょう。皮膚についてぬるぬるが取れない場合は、よく水洗いすることが大切です。また、アルミ製品や畳や木質系の素材、さらに繊維素材のカーペットなどに使用すると偏食の危険性があります。色落ちが気になる場合は、まず目立たない個所に試しに使ってみてからにするとよいでしょう。そして、油汚れがひどい個所に使用すると白く残留してしまう可能性があります。その場合は二度拭きするかクエン酸水をスプレーしてふきあげると白残りがきれいに消えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 「重曹ではなんだか物足りない」と思っている人はぜひこのセスキ炭酸ソーダを試してみてくださいね。

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