USBメモリを処分するときの注意点! データを消去して安全な捨て方を

USBメモリを安全に処分する方法をご存じでしょうか。 「もう使わなくなった」「パソコンに差しても認識しない」などの理由で、処分することもあると思います。しかし、大量のデータが入ったUSBメモリを、どうすれば安全に処分することができるのか知っている人は少ないはずです。「捨て方がわからなくてそのままにしてある」というUSBメモリが増える前に、適切な処分方法を知っておきましょう。この記事では、USBメモリの処分方法や注意点などをまとめてご紹介します。

  1. USBメモリとは?
  2. USBメモリはどうやって処分するのか?
  3. USBメモリを処分前にデータの消去を!
  4. USBメモリの処分はどの業者に依頼するべきか?
  5. USBメモリの処分にかんするよくある質問

この記事を読むことで、捨て方がわからないUSBメモリをどうしたらよいのかがわかります。安全な捨て方を知ってすっきりしましょう。

1.USBメモリとは?

まずは、USBメモリについて解説します。種類や構造はどうなっているのでしょうか。

1-1.どんなものなのか?

USBメモリとは、小型の記憶装置のことを言います。パソコンなどのデータを保存する装置にはさまざまなものがありますが、最も持ち運びに適しているのがUSBメモリです。2000年前後から普及し始め、現在では記憶容量が数百GBから1TBを超える製品も存在しています。書き込みの速度はCDよりも格段に速く、何度も書き換えが行えるという点がメリットです。

1-2.種類と目的

USBメモリにはいくつか種類があるため、目的に応じて選ぶとよいでしょう。

1-2-1.スタンダードタイプ

ファイルの読み書きをする標準的なタイプです。ファイルの保存や削除が手軽に行え、価格が手ごろなため実用的と言えるでしょう。特別な機能は備わっていませんが、家庭で一般的な使い方をする場合は、このタイプで十分です。

1-2-2.セキュリティータイプ

盗難や紛失による情報漏えいを防止することを目的としたタイプです。最近はウイルス感染による被害を防ぐものも発売されています。セキュリティーソフトが搭載されており、書き込まれるデータは自動でウイルススキャンされるしくみです。ほかのパソコンからウイルスを持ち帰る危険もありません。

1-2-3.バラエティータイプ

実用的な用途だけでなく、デザインに考慮したタイプです。アクセサリー感覚で持ち歩けるように、ハート型や人形の型など、バラエティー豊かなものがたくさんあります。本物のアクセサリーと違って実用性があるため、プレゼントとしても喜ばれることが多いでしょう。

1-3.メカニズムについて

CDやDVDと違い、USBポートを用いてデータの転送を行います。記憶媒体にはフラッシュメモリーが使われており、不揮発性半導体メモリに記録するしくみです。フラッシュメモリーには電源を落としてもデータが保持される特性があり、消費電力が少ないというメリットがあります。従来のものは保存と消去を繰り返しているうちに少しずつ劣化し、書き換え回数が限られていました。しかし、現在では約100万回の書き換えが可能です。

1-4.利便性と人気の理由

近年、USBメモリの大容量化がすすみ、価格も安いことから、人気が高まっています。特に、持ち運びが容易という点で大変すぐれており、さまざまなシーンで活躍しているのです。また、ハードディスクなどの記録媒体に比べて衝撃に強く、少しの衝撃では壊れません。ユーザーにとって最も使いやすいのが、USBメモリなのです。

2.USBメモリはどうやって処分するのか?

USBメモリを処分するときは、どうすればよいのでしょうか。捨て方やデータ消去についてご紹介します。

2-1.燃えないゴミまたは小型家電

不要になったUSBメモリは、燃えないゴミまたは小型家電として捨てることができます。ゴミの分類については自治体によって異なるため、事前に確認しておきましょう。燃えないゴミの場合は通常の処分方法で、小型家電の場合は専用の回収ボックスに入れて処分してください。

2-2.中のデータについて

USBメモリの中には、大切なデータがたくさん入っています。突然パソコンが故障したときに備えて、アドレス帳の中身や写真などを保存している人も多いのではないでしょうか。また、会社で作成した資料などが保存されている可能性もあります。こういったデータが入ったまま捨てることは大変危険です。一体どのようなことになるか考えてみましょう。

2-3.そのまま捨てたらどうなるのか?

データを消去せずにUSBメモリを捨ててしまうと、第三者に悪用されてしまう危険があります。自分にとってはたいしたことのないデータでも、犯罪に利用されてしまう可能性は十分にあるのです。たとえば、知人や友人の住所氏名が流出したらどうなるでしょうか。犯罪にその人たちが巻き込まれてしまう可能性も考えられます。自分だけでなく、周囲の人にも迷惑をかけることになるのは絶対に避けるべきですよね。そういった事態を防ぐためにも、データの消去は確実に行っておかなければなりません。

3.USBメモリを処分前にデータの消去を!

では、USBメモリのデータを消去するにはどうしたらよいのでしょうか。

3-1.データの消し方

USBメモリのデータを消去する方法はいくつかあります。それぞれの長所と短所とともにご紹介しましょう。

3-1-1.ゼロフィル

USBメモリを「00」で埋めることによってデータを読み出すことができなくなるようにする方法です。特殊な専用ソフトを使用することになりますが、対応していないOSもあるため注意してください。しかし、データ消去の方法としては最も簡単です。

3-1-2.ランダムデータの書き込み

データを記録領域いっぱいに書き込むことによって、読み込みができない状態にする方法です。データ消去の方法としては、ゼロフィルよりも確実となります。ただし、こちらの方法にも専用ソフトが必要なため、準備が必要です。

3-1-3.物理的破壊

さらに確実な方法が、物理的破壊です。USBメモリ自体を壊してしまうため、完全にデータの読み込みができなくなります。ただし、破壊したものはもう使用できなくなるため、間違いがないように慎重に行う必要があるでしょう。

3-2.完全に消すために気をつけることとは?

データ消去のために初期化やフォーマットを行う人も多いと思います。しかし、そういった方法では完全にデータ消去することは不可能です。データが無くなったように見えるだけで、中身はUSBメモリ内に残ったままであるため、データを取り出すことが可能になってしまいます。確実に消去するためには、やはり上記のような方法で行うべきでしょう。

3-3.大切なデータは移行しておこう!

大切なデータごとUSBメモリを処分してしまうことのないよう、気をつけなければなりません。処分する前にデータをすべて確認し、消去してしまってはいけないデータが混ざっていないかチェックしてください。そして、大切なデータがあった場合は、ほかの記録媒体に移行しておきましょう。

4.USBメモリの処分はどの業者に依頼するべきか?

業者に依頼することでより安全に処分することができます。業者選びのポイントや回収方法などをご紹介しましょう。

4-1.選ぶポイント

パソコン周辺機器の処分を行っている業者はたくさんあります。その中から、どの業者を選べばよいのか迷う人は多いでしょう。業者選びをする際には、以下のことをポイントにしてみてください。

  • 実績が豊富である
  • 料金体系が明確である
  • スタッフの対応が丁寧である
  • 古物商などの許可を得ている
  • データ消去サービスを行っている

4-2.料金について

引き取り手数料は、業者によって異なります。事前に無料見積もりを依頼して、確認しておくとよいでしょう。パソコンをはじめとする不用品の回収を行っている「パソコンダスト」では、USBメモリの無料回収を行っています。宅配回収を選択した場合でも、送料無料で対応しているため、ぜひチェックしてみてください。USBメモリは消耗品です。買い取りしてもらえるケースはほとんどありませんので、できるだけ安く回収してもらえる業者を探すことをおすすめします。

4-3.データ消去も依頼できる!

回収だけでなく、データ消去を受け付けている業者もあります。特殊な機械を使ってデータを消去するため「自分で消去する自信がない」という人はぜひ依頼してみてください。「パソコンダスト」では、データ消去証明書の発行も行っています。確実にデータを消去したという証明ができるため、安心してお任せできるでしょう。

4-4.回収方法について

USBメモリの回収方法には、主に店頭回収、宅配回収、出張回収の3種類があります。段ボールに詰めて送るだけで回収してもらえる宅配回収や、自宅まで引き取りに来てもらえる出張回収を利用すればお店に行かなくても処分が可能です。ほかにも処分したいものがある場合は、まとめて依頼することもできます。

4-5.無料回収の秘けつとは?

回収業者の中には、無料で不用品を回収しているところもあります。「パソコンダスト」もその一つです。無料で回収できる理由は、不用品を貴重な資源であると考えることにあります。中古品として再販売したり資源として再活用したりすることを目的としているため、業者にとってもメリットが大きいのです。安心して無料回収を利用してください。

4-6.注意点

無料回収や格安回収を宣伝している業者の中には、悪徳業者も存在しています。許可を持たずに営業し、違法行為をしている業者も少なくないのです。そのような業者は、料金をだまし取る、回収した不用品を不法投棄するなどの行為をしている可能性があります。もちろん、データ消去にかんしても信頼できないでしょう。トラブルに巻き込まれることがないように、業者選びは慎重に行ってください。

5.USBメモリの処分にかんするよくある質問

USBメモリの処分を検討している人が感じる疑問とその回答をまとめてみました。

5-1.USBメモリには主にどのような容量のものがありますか?

A.主な容量は、8GB、16GB、32GB、64GBです。数字が大きくなるにつれて大量のデータを保存できるようになります。

5-2.USBメモリを物理的に破壊するにはどのような方法がありますか?

A.ドリルで穴を開けるか、袋に入れてハンマーなどでたたき割るのがおすすめです。専用のソフトを使ってデータ消去をした後、このような方法で物理的破壊をしておくとより安心でしょう。

5-3.USBメモリのどの部分を破壊すれば、完全にデータを消去できますか?

A.USBメモリにはフラッシュメモリチップという部品があり、その中にデータが収められています。その部分を破壊することで、確実にデータを消去することが可能です。

5-4.USBメモリを不燃ゴミとして捨てるのと小型家電として捨てるのは、どちらがよいですか?

A.小型家電として回収されたものは、自治体の指定業者によって分解・リサイクルされています。不燃ゴミとして捨てるより環境にやさしい方法と言えるでしょう。小型家電として回収している自治体であれば、そちらを選択することをおすすめします。

5-5.USBメモリの紛失や盗難に備える方法にはどのようなものがありますか?

A.大切な情報を守るために、セキュリティーを強化しておきましょう。おすすめなのが、USBの暗号化です。データが暗号化されて保存されるため、万が一盗難にあっても中のデータを盗み出されることはありません。パソコンからUSBメモリを抜くと自動で暗号化される「セキュリティーUSBメモリ」を使用しましょう。

まとめ

いかがでしたか? USBメモリの処分方法について詳しくご紹介しました。USBメモリは小さくても大量のデータを記憶できるものです。自分にとっては重要でないデータであっても、悪用されれば大変な事態を招くこともあります。そんなデータが入ったUSBメモリは、処分の際に十分な注意が必要です。どうすれば安全に処分できるのか、ぜひこの記事を参考にして考えてみてください。