必見! マッサージ機の処分・廃棄に関する7つの基礎知識!

買った当初は頻繁に使っていても、次第に使用頻度が減っていきがちなマッサージ機。処分・廃棄を考えている方も多いことでしょう。しかし、マッサージ機と一口に言っても手のひらサイズのものから人の座れる大型のものまで多種多様です。どうやって処分すればいいのかと悩んでいる方も多いことでしょう。そこで、今回はマッサージ機の処分・廃棄にまつわる基礎知識をご紹介していきます。

  1. マッサージ機とは?
  2. マッサージ機処分の悩みとは?
  3. マッサージ機の処分、自分で捨てる場合
  4. マッサージ機の処分、販売業者の下取りの場合
  5. マッサージ機の処分、リセールする場合
  6. マッサージ機の処分、不用品回収業者に頼む場合
  7. マッサージ機の処分・廃棄に関してよくある質問

この記事を読むことで、マッサージ機の処分・廃棄にまつわる基本知識を得ることができます。知っておいて損のない情報ばかりなので、ぜひとも最後までおつきあいくださいね!

1.マッサージ機とは?

1-1.マッサージ機ってどんなもの?

1-1-1.種類

  • ハンディータイプ :小型のマッサージ機。手に持って、肩、背中などのほぐしたい部位にあてて使用する
  • フットタイプ:つま先やふくらはぎを覆う形のマッサージ機
  • ネックタイプ:首を挟み込む形。製品によっては、手足にも使用できる
  • シートタイプ:座椅子の形で上半身を全体的にマッサージする
  • チェアタイプ:椅子の形をした大型のもの。足先から首まで、広範囲にマッサージできる
  • クッションタイプ:クッション型で、ほぐしたい部位にあてて使用する
  • その他:頭にかぶるものや目元を覆って使うもの、骨盤に巻きつけるものなど

1-1-2.マッサージ器との違い

一般的に、「器」は比較的単純な原理で動くからくりのことをいい、「機」は細かい細工を施して動くからくりです。つまり、マッサージ器とマッサージ機の違いはどれだけ複雑な作りをしているかどうかで決められます。ですので、たとえば小型のハンドマッサージャーなどはマッサージ器、マッサージチェアなどはマッサージ機と呼ぶのが一般的です。ただし、区別をせずに呼称しているマッサージ機もあるので、一概には言えません。

1-2.最近の傾向

マッサージ機は女性に人気があります。男性に比べて筋肉量が低く、手足がむくみやすいことが理由です。特に、足はむくみやすい場所なので、フットタイプのマッサージ機は人気があります。足を包んで圧迫し、絞るようにして水分を押し上げることでむくみを解消してくれるマッサージ機です。

1-3.寿命

マッサージ機のタイプや使用頻度、メーカーなどによって寿命は大きく違います。たとえば、マッサージチェアを毎日使った場合の寿命は10年程度です。しかし、頻度が下がれば15年、20年と持つこともあります。また、交換用部品の保管期間が6~7年というのも、一つの目安になるでしょう。

1-4.よくある故障

最も多い故障は、電源がつかなくなるというものです。また、多機能なマッサージ機の場合、一部の機能が使えなくなったり誤作動を起こしたりすることも多いでしょう。

2.マッサージ機処分の悩みとは?

2-1.大きくて場所を取る、大きすぎて捨てづらい

マッサージチェアなど、タイプによっては非常に大きく、部屋のスペースを圧迫してしまいます。とはいえ、処分しようとすると外に持ち出すのは一苦労です。一人暮らしの女性や年配の方にとってはとても大きな悩みでしょう。

2-2.修理するか、廃棄するか?

修理するか廃棄するかの判断基準は、どのぐらいの間使ったのかを基準とするのが良いでしょう。買ったばかりであれば修理を選択すべきです。保証期間などを利用して無償で修理や交換ができます。買ってから時間がたっている場合は廃棄が良いでしょう。経年劣化でさまざまな部分に限界が来ていることが考えられるからです。特に、部品の保存期間(6~7年程度)を過ぎている場合、修理ができないこともあるので、廃棄が妥当でしょう。

2-3.家電リサイクル法の対象になる?

家電リサイクル法はテレビ(ブラウン管・プラズマ・液晶)・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(乾燥機)・エアコンの4品目に対してだけ適応される法律です。ですから、マッサージ機は家電リサイクル法の対象にはなりません。ただし、マッサージ機のサイズや自治体の方針によっては、小型家電リサイクル法の対象になることがあります。その場合は、指定の場所に設置された回収ボックスに投入することで処分が可能です。

2-4.小型家電回収ボックスの設置場所

小型家電回収ボックスの設置場所は以下のとおりです。

  • 市役所(区役所)
  • 支所
  • 図書館
  • 公民館
  • コミュニティーセンター
  • 大型スーパー
  • イベント会場

自治体によって設置場所は違うので、詳しくは自治体のホームページを確認してください。

3.マッサージ機の処分、自分で捨てる場合

3-1.自治体回収の場合

自治体回収を利用する場合、基本的には「粗大ゴミ」「不燃ゴミ」「リサイクル」の3つの方法があります。自治体によって、どの方法での回収になるかは異なりますので、詳しくは各自治体のホームページを確認してみましょう。

3-2.流れ

粗大ゴミとして処分する場合は、まず各地域の粗大ゴミセンターに依頼し、回収日時・場所などを決めます。依頼はインターネットか電話から行いましょう。また、粗大ゴミとして出す際には専用のシールや粗大ゴミであることを明記した張り紙などをするのが一般的です。最後に、回収日当日に粗大ゴミを指定場所に出します。この際、前日に出すのはやめましょう。多くの地域では前日のゴミ出しが禁止になっているからです。近隣住民とのトラブルを避けるためにも、必ず当日に出すようにしてください。

不燃ゴミとして出す場合は、決められた日時に集積所へ出すだけです。日時は事前に決められており、回数も多くないので、日時を間違えないように気をつけてください。また、裏技として、本来粗大ゴミとして捨てなければならないサイズのものでも、解体して小さくすることで不燃ゴミとして出すことが可能です。

リサイクルする場合には、前述した小型家電回収ボックスを利用します。回収ボックスに入るサイズは基本的に30cm✕30cm以下です。これを超えるサイズは、多くの自治体が粗大ゴミに分類しています。回収ボックスを利用する際には、事前に処分するマッサージ機のサイズを確認しておきましょう。

3-3.費用はどのぐらい?

不燃ゴミとして出す場合やリサイクルをする場合には、当然のことながら費用はかかりません。ただし、粗大ゴミとして処分する際には回収料金が発生することもあります。回収料金は処分品の大きさや自治体によって変動しますが、無料~1,000円程度です。

3-4.メリット・デメリット

3-4-1.メリット

メリットは、あらゆる処分方法の中で最も安く処分することができるという点です。不燃ゴミや小型家電回収ボックスを利用した方法なら、無料で処分することができます。また、粗大ゴミとして処分する場合にも、自治体は回収で利益を出すことが目的ではないので、非常に安く処分が可能です。

3-4-2.デメリット

デメリットは使い勝手の悪さでしょう。たとえば、粗大ゴミの回収は基本的に平日しか行っていません。普通の社会人なら平日は忙しいですから、なかなか依頼できないですよね。夜に回収をしてもらうようなことも基本的にはできません。不燃ゴミを利用する場合にも、回収日が決まっているため都合を合わせることが必要です。また、小型家電回収ボックスを利用する場合には、わざわざ設置場所まで出向かなければいけません。

4.マッサージ機の処分、販売業者の下取りの場合

4-1.買い替え前提なら下取りサービスがお得!

新しいマッサージ機に買い替えを検討している際に利用するとお得なのが下取りです。場合にもよりますが、千円単位での割り引きや、キャンペーン中などであれば、さらに割り引いてもらえることもあります。

4-2.新製品が安い時期は?

一般的に、マッサージ機が安いのは9月・12月です。また、新生活応援フェアなどで安くなることもあります。

4-3.通販業者の場合

通販業者でも下取りを行っている場合があります。しかし、それほど多くはありません。また、通販業者の場合、送料を負担しなければいけない場合があるので注意しましょう。

4-4.メリット・デメリット

4-4-1.メリット

メリットは、一石二鳥な点です。下取りサービスの場合、必ず古い製品は引き取ってくれます。つまり、安く新製品を購入できる上に、古い製品の処分ができるわけです。しかも、実質処分料金は無料ということにもなります。

4-4-2.デメリット

デメリットは、買い替えが前提であるという点でしょう。下取りというのはあくまで新しい製品を割り引く目的のサービスです。ですから、新しく製品を購入せず、ただ無料で引き取ってもらうということはできません。

4-5.注意点

下取りは新しい製品を購入することが前提です。ですから、新しく買い替える予定がない人はこの方法を利用できません。単純に処分だけをしたいのであれば、他の方法を選びましょう。

5.マッサージ機の処分、リセールする場合

5-1.買い取りしてもらえるマッサージ機とは?

最も重要なのはマッサージ機として使用できることです。壊れている製品は買い取ってもらえません。その上で美品であることが求められます。傷が少なく汚れていないものは買い取ってもらえる可能性がぐっと高まるでしょう。また、どのブランドの製品なのかも重要です。たとえば、フジ医療器やパナソニックなどは人気があり、需要が高いので買い取ってもらえやすいでしょう。

5-2.リセールの方法について

5-2-1.リサイクルショップを利用する

真っ先に挙げられる方法は、やはりリサイクルショップでしょう。ただし、地方などにはあまり数が多くないので、お住まいの地域によっては利用しにくいのが難点となります。また、マッサージチェアなどの大型のものの場合運搬が大変なのも大きなネックです。

5-2-2.ネットを利用する

インターネットオークションやフリマアプリなどを利用してリセールすることもできます。リサイクルショップに比べると高く売ることのできる方法です。特に、ネットオークションは入札者が多ければ思わぬ高値になることもあります。しかし、出品手続きやクレーム対応、価格交渉、発送準備など、非常に手間のかかる方法なのが難点です。

5-3.高価で売るためのコツ

一番重要なことは、売る前にしっかりと掃除をしておくことです。見栄えが良くなり、査定額が上がります。また、買い取り後の清掃の手間を省けることから、その分だけ高く買い取ってくれるでしょう。同じような理由で、傷があれば傷消しなどを使って直しておくことも忘れずに。

6.マッサージ機の処分、不用品回収業者に頼む場合

6-1.回収の流れについて

  1. インターネット・電話で業者に回収依頼をします。この際、回収方法の選択をしましょう。業者にもよりますが、「宅配回収」「持ち込み回収」「出張回収」と3つの選択肢があります
  2. 宅配回収を利用する場合は、マッサージ機を新聞紙などの緩衝材と一緒に梱包(こんぽう)します。持ち込み回収や出張回収の場合は梱包(こんぽう)する必要はありません
  3. インターネット・電話で運送業者に集荷依頼をします
  4. 伝票に必要事項を記入して運送業者に引き渡します

主な流れは以上のとおりとなります。最も一般的な方法は宅配回収です。持ち込み回収は近くに店がなければできませんし、出張回収の場合は人件費や移動費などがかかるため、利用するには条件(対象品目15台以上、など)を満たす必要があります。

6-2.料金

不用品回収業者の料金形態は「基本料」+「品目ごとの料金」+「オプション料金」となっているのが一般的です。基本料は3,000円~5,000円程度で、マッサージ機の場合は500~4,000円程度となっています。マッサージチェアなど、大型のものは値段が高くなるので注意しましょう。オプション料金というのは、出張回収などで運び出しにかかる作業費などのことです。そのため、宅配回収の場合はオプション料金は基本的に発生しません。

6-3.メリット・デメリット

6-3-1.メリット

メリットは利便性です。宅配で処分できるので、家から1歩も出る必要がありません。都合に合わせて発送のタイミングを選べるのも大きなメリットです。ほかにも、大量に処分ができるというメリットもあります。引っ越しや生前整理などで大量に処分が必要な際に、まとめて処分ができるので手間がかかりません。また、無料回収サービスを行っている業者の場合、対象品目と一緒であればマッサージ機を無料で処分することができます。

6-3-2.デメリット

デメリットは、人件費などがかかるため、自治体処分に比べて費用が割高な点です。ただし、前述したように無料で処分することもできるので、場合によってはデメリットになりえないでしょう。ただし、宅配回収の場合、規定サイズを超えるものに関しては送料が自己負担になってしまうことがあります。大型マッサージチェアなどを処分する際には注意が必要です。

6-4.業者選びのポイント

業者を選ぶ際にのポイントには以下のようなものがあります。しっかりと押さえておきましょう。

  • 許認可を確認する
  • 創業年がいつか確認する
  • 実績を確認する

最も大切なのが許認可の確認です。実は業者として中古品の売買を行うためには、「古物商」というものの許可を得ている必要があります。古物商の許可なく営業している業者はまず間違いなく違法業者です。古物商許可を得ているかどうかの確認は業者ホームページの会社概要・会社案内から確認しましょう。番号をインターネットで検索すれば、本物の古物商許可なのかを調べることも可能です。

また、創業年がいつなのかを調べておくことも、優良業者を見つける上で重要なポイントといえます。なぜなら、長く続けられているということはそれだけ商売が成功していることの証明だからです。当然、違法行為などもしていないことの証明にもなります。具体的には、創業してから10年を目安にすると良いでしょう。10年という年数は、悪徳業者が生き残れる年数ではありません。。ホームページや口コミサイトなどから実績も調べておきましょう。

6-5.コストをかけず回収してもらうコツ

業者によっては、無料回収の対象品目と一緒に依頼することで、ほかのものも無料で回収してもらえることがあります。たとえば、パソコンダストではパソコンやパソコンディスプレイ・高性能ゲーム機・スマホなど、対象品目が1つでも含まれていれば、ほかの処分品も無料で宅配回収してもらうことが可能です。

6-6.無料回収業者について注意点

しっかりとした理由があって無料なのであればいいのですが、理由もなく「完全無料!」という業者は、多くの場合不良業者です。後からさまざまな理由をつけて料金を請求してきますので注意しましょう。もちろん、無料回収をしているからといって必ずしも不良業者とは限りません。ホームページを確認したり業者に問い合わせしたりして、なぜ無料で回収できるのかを調べましょう。理由が明確な業者であれば、基本的には問題ありません。

7.マッサージ機の処分・廃棄に関してよくある質問

7-1.小型マッサージチェアは何ゴミですか?

座椅子型のマッサージチェアなど、小型のマッサージチェアは大きさが中途半端なので何ゴミか分かりづらいですよね。サイズが30cm×30cmを超えていれば粗大ゴミとなります。しかし、分解して小さくできれば不燃ゴミとして出すことも可能です。ただし、たとえ分解をしても、すべてのパーツを一度に不燃ゴミとして出すと、回収作業員によっては粗大ゴミ扱いにして回収してくれないことがあります。できれば、2回か3回に分けて出すのがおすすめです。

7-2.一部の機能に不具合があっても買い取ってもらうことは可能ですか?

基本的に、すべての機能が正常に動作していないと、買い取ってもらうのは難しいでしょう。ただし、ネットを利用すれば、一部の機能が使えなくても欲しいという方も少なからず見つけられます。とはいえ、高く売るのは難しいでしょう。

7-3.不良業者に特徴はありますか?

不良業者の特徴には以下のようなものがあります。

  • 完全無料と宣伝する
  • 飛び込み営業を仕掛けてくる
  • ホームページの作りが雑

普通の業者は飛び込み営業をすることはありません。また、そうした業者は押し買いをすることが多いので、その点でも注意が必要です。

7-4.押し買いとは何ですか?

押し買いとは、宝石や貴金属などを強引に買い取っていってしまう悪徳商法です。しかも、多くの場合、買い取り価格は法外な安値ですので、まったく得な点はありません。多くの押し買い業者は飛び込み営業を仕掛けてくるので、飛び込み営業には注意しましょう。もしも、押し買い被害にあってしまった場合はクーリングオフを試みてください。あまり知られていませんが、クーリングオフは売ったものを買い戻すことも可能なのです。売ってから8日以内であれば買い戻すことができます。クーリングオフに応じない場合は、警察か国民生活センター(消費生活センター)に相談しましょう。国民生活センターは消費生活における相談や紛争解決を無料で行っています。気軽に相談してみてくださいね。

7-5.査定にお金はかかりますか?

業者にもよりますが、査定は無料で行っている業者が多いようです。もちろん、弊社も査定は無料となっています。ぜひ、試しに査定依頼をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか? 今回はマッサージ機の処分・廃棄にまつわる情報をご紹介しました。マッサージ機はサイズによってゴミの分類が変わります。大きい場合には粗大ゴミ、小さい場合には不燃ゴミかリサイクルゴミです。処分の方法は色々とありますが、特に不用品回収業者をおすすめします。不用品回収業者なら宅配などを利用できるので手軽に処分が可能です。ぜひ、今回の記事を参考にして、マッサージ機の処分を行ってくださいね。