蛍光灯の処分方法を知りたい? コツと注意点を詳しく教えます!

蛍光灯は照度が高いため、一般家庭や事業所など、一定の明るさが必要な場所で重宝するものです。また、悪天候や夜間の室内でも、昼間と同様に快適な生活ができます。しかし、蛍光灯は2~3年程度で寿命を迎えるため、交換後、使用済みの蛍光灯の処分で悩むこともあるでしょう。自治体に処分を依頼するとしても、ゴミの区分や出し方など分かりにくいものです。そこで、今回は、蛍光灯の処分方法について詳しく解説しましょう。

  1. 蛍光灯を処分するときの注意点
  2. 蛍光灯の処分方法を詳しく解説
  3. 蛍光灯の処分でよくある質問

この記事を読むことで、蛍光灯の処分について詳しく分かります。まずは、記事をじっくり読んでみてください。

1.蛍光灯を処分するときの注意点

最初に、蛍光灯を処分するときの注意点を解説します。

1-1.蛍光灯には有害物質の水銀が含まれている

蛍光灯に含まれる水銀は毒性が強く、取り扱いには厳重な注意が必要です。水銀が皮膚や消化器・呼吸器から体内に入ると、神経や内臓組織を損傷する恐れがあります。万が一水銀が付着したときは、大量の水ですぐに洗い流した後、速やかに受診してください。蛍光灯をいい加減に処分することで、水銀被害を発生させることがないように注意しましょう。

1-2.廃棄物処理法の改正について

平成29年10月に廃棄物処理法の改正があり、水銀を廃棄するときの規制が強化されました。改正目的は、詳しい内容は、こちらを参考にしてください。水銀を取り扱うときには、法律にもとづいて厳重にする必要があります。一般家庭や事業所から出る蛍光灯・水銀体温計・水銀血圧計などの処分は、自治体に回収を依頼するか、廃棄物処理法について正しい知識を持った業者に依頼しましょう。

1-3.蛍光灯は資源リサイクルできる

蛍光灯は、資源リサイクルが可能です。蛍光灯には、金属やガラスが使われているため、資源リサイクルすることで有効活用できます。多くの自治体では、蛍光灯をほかのゴミと区別して回収し、リサイクルしているはずです。自治体のホームページなどで、詳しく調べてみてください。ほかのゴミと区別して回収している場合、収集曜日や回収方法を確認し、正しく出すことがリサイクルにつながります。

1-4.蛍光灯の間違った捨て方について

蛍光灯は、間違った捨て方をしやすいものです。たとえば、割って粉々にする・箱や保護材で包まずに出があります。間違った捨て方をすれば、破損したり水銀が流れ落ちてしまったりしやすく、危険です。蛍光灯を処分するときは購入時の箱に入れるか、新聞紙などできちんと巻き上から「使用済み蛍光灯在中」と書いておきましょう。破損している場合は、その旨をつけ加えてください。

1-5.蛍光灯の処分に関するそのほかの注意点

蛍光灯を処分するときは、破損によるケガや水銀中毒に十分注意しましょう。ビニール製のゴミ袋に入れたものの、扱いが雑なために破損して袋をつき破ってしまうことがあります。蛍光灯はデリケートで割れやすいことを忘れず、慎重に扱ってください。

2.蛍光灯の処分方法を詳しく解説

蛍光灯の処分方法で主なものを詳しく解説します。

2-1.自治体に回収してもらう

蛍光灯を家庭から出す場合は、自治体にゴミとして回収してもらえます。不燃ゴミもしくは、資源ゴミとして回収していることが多いでしょう。ただし、ゴミの区分や捨て方は、自治体ごとに異なるため、ホームページなどで確認してください。蛍光灯を処分するときは、自治体のルールに従って正しく出しましょう。ほかのゴミに混ぜたり、指定日時・場所以外に出したりすることは、水銀中毒を防止するためにもやめてください。

2-2.不用品回収業者に依頼する

蛍光灯が大量にある場合や、ほかにも処分したい不用品がある場合は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。不用品回収業者では、回収した蛍光灯を資源リサイクルしてくれることでしょう。日時・場所指定ができ、自分で集荷場所まで運ぶ手間がかからないなど、多くのメリットがあるのも魅力です。まずは、蛍光灯を含む大体の物量を業者に伝え、費用見積もりをもらって検討してください。ただし、蛍光灯の処分には、水銀使用製品産業廃棄物収集運搬許可の取得が必要です。業者によっては、蛍光灯の回収ができないケースもあるので注意しましょう。

2-3.事業所の蛍光灯は専門業者に依頼する

オフィスや工場など、事業所で使用した蛍光灯は、産業廃棄物扱いとなります。従って、自治体にゴミとして処分を依頼することはできません。一般ゴミとして自治体に出したことが判明した場合は、廃棄物処理法違反となるので注意してください。事業所の蛍光灯は、水銀使用製品産業廃棄物収集運搬許可を得た専門の業者に依頼し、回収・処分してもらいましょう。

2-4.蛍光灯の処分で役立つこと

蛍光灯を処分するときのために、購入時の箱を保管しておくといいでしょう。特に、長い蛍光灯を処分をするときに役立ちます。外観からも中身が蛍光灯であることが分かりやすく、割れているものでも簡単に保護できるので便利です。

3.蛍光灯の処分でよくある質問

最後に、蛍光灯の処分でよくある質問に回答します。それぞれ確認し、参考にしてください。

Q.すでに割れている蛍光管を処分するときの注意点は?
A.割れている蛍光灯は、新聞紙などに包んで破損部分でケガをしないように注意して出しましょう。そのままでゴミ袋に入れると破れやすく、危険です。集荷作業をする人がケガをしないためにもきちんと包み、上から「使用済み蛍光灯在中(破損あり)」と書いておきましょう。

Q.LED電球も蛍光灯と同様に処分するべきですか?
A.LED電球には、水銀などの有害物質が含まれていません。従って、法律で規制されないため、自治体に不燃ゴミや資源ゴミなどで出すことができます。ただし、ゴミの区分や出し方は自治体のルールに従ってください。

Q.長い蛍光灯が大量にある場合の処分方法は?
A.まずは、自治体でのゴミの区分を調べましょう。たとえば、短いものは資源ゴミ・長いもの(1m以上)は、粗大ゴミとして扱う場合があります。大量にある場合は、数本ずつ複数回に分けて出すことを考えましょう。しかし、処分の手間などを考えると、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。

Q.未使用の蛍光灯の処分方法は?
A.リサイクルやリセールを考えましょう。数本ならば、リサイクルショップに売る・ネットオークションに出品してみる、といった方法があります。大量にある場合や、ほかにも処分したい不用品があるときは、不用品回収業者に相談するといいでしょう。蛍光灯の買い取りは難しいものの、ほかの不用品が買い取りになれば処分費用を相殺できます。

Q.業者が回収した蛍光灯はきちんとリサイクルされるのですか?
A.業者によります。まずは、資源リサイクルにきちんと取り組んでいるか確認してから処分を依頼することが大切です。違法営業をしている業者では、蛍光灯を回収後、私有地の森林に無断で廃棄してしまうことがあります。蛍光灯には水銀が含まれているため、環境汚染や健康被害が心配です。普段から環境問題に高い意識を持ち、資源リサイクルがきちんとできる業者なら安心して依頼できます。

まとめ

今回は、蛍光灯の処分について詳しく解説しました。素材や大きさから、不燃ゴミや粗大ゴミで出すことができると考える人が多いことでしょう。しかし、ゴミの種類や出し方は自治体ごとに異なるので調べてから正しく出してください。また、蛍光灯には水銀が使われているため、取り扱いに注意が必要です。処分するときには、破損やケガに注意してください。なお、蛍光灯が大量にある・ほかの不用品も処分したいなどの場合は、不用品回収業者に依頼すると便利です。