iPhoneの機種変更に必要な準備は? データの移行・削除方法を紹介

iPhoneの機種変更をする前に、内部に含まれているデータを移行しておかなければなりません。データの移行方法は簡単ですが、正しい方法を知らないまま実行するとすべてのデータが失われてしまうこともあるので注意が必要です。また、機種変更をする前に事前に確認しておかなければならないこともあります。では、iPhoneの機種変更をする前に押さえておきたいポイントから、データの具体的な移行方法について見ていきましょう。

  1. iPhoneの機種変~基礎知識
  2. iPhoneの機種変~事前にしておきたいことリスト
  3. iPhoneの機種変~データの移行方法
  4. iPhoneの機種変に関してよくある質問

この記事を読むことで、iPhoneの機種変におけるデータの移行方法と、事前に押さえておきたいポイントが分かります。機種変を検討している方はぜひ参考にしてください。

1.iPhoneの機種変~基礎知識

まずは、iPhoneの機種変の基礎知識をチェックしておきましょう。

1-1.どんな機種変があるのか?

「新機種が発売される」「2年契約が終わる」などのきっかけで、iPhoneの機種変更を考える方が多いでしょう。機種変には、iPhoneから新しいiPhone、iPhoneからアンドロイドなど別機種に変更するという2つの道があります。iPhoneはアップル独自のスマホでOSが「iOS」です。アンドロイドとは異なるOSなので、データを移行する際には注意しておかなければなりません。OSが変わると、移行できないデータもあるのです。

1-2.機種変の主な流れ

機種変をする前に、新しいスマホにするまでの流れをチェックしておきましょう。

  1. まずは今使っているiPhoneのアプリや写真などのデータを整理する
  2. 使わないアプリや要らなくなったデータを削除する
  3. 残ったデータのバックアップを作成する
  4. 新しいスマホに替えたらバックアップからデータを移行する
  5. 新しく設定し直して終了

1-3.気をつけたいこと、注意点は?

iPhoneの機種変をする前に、新しいスマホへ移行するためのデータを整理しバックアップを取っておかなければなりません。実際に、「バックアップがきちんとできていなかった」「データが保存されていなかった」と移行時に発覚するトラブルが起きています。バックアップを取るときにきちんと確認して、機種変する前に古いiPhoneのデータを削除しなければなりません。
また、iOSを最新版にアップデートすることも忘れないでください。「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」の順で最新版にアップデートできます。最新バージョンに更新することで、データが移行できなかったというトラブルが回避できるのです。

2.iPhoneの機種変~事前にしておきたいことリスト

iPhoneの機種変を行う前に、チェックしてほしいことをまとめてみました。ぜひチェックしてください。

2-1.パスワードなどの確認

Facebook・TwitterなどのSNSは機種変更をした後にログインが必要となります。パスワードを忘れてしまった場合は再度設定してください。また、多くの人が使っている「LINE」のメールアドレスとパスワードも確認しておきましょう。LINEはアプリを起動し「設定」→「アカウント」からメールアドレスをチェックしてください。パスワードを忘れた場合は「アカウント」→「パスワード」から再設定できます。

2-2.データの整理

機種変をする前に、必ずしてほしいのがデータの整理です。今使っているiPhoneのバックアップ作業をしなければなりませんが、データの容量があまりに多いとバックアップに時間がかかります。また、新しいiPhoneにデータを移行するときは「iCloud」にバックアップする方がほとんどです。iCloudでバックアップに使える容量は5GBまでとなっており、それ以上は有料となります。費用をかけないために、バックアップ前に整理しましょう。遊んでいないゲームアプリのデータを削除するだけでも容量が空(あ)きます。

2-3.バックアップの方法

iPhoneのバックアップ方法は、iCloudまたはiTunesの2つが主流です。iCloudに十分な空き容量がある方はiCloud、パソコンに完全なバックアップを取りたい方はiTunesを選ぶと良いでしょう。それぞれの方法を以下にまとめてみました。

<iCloudの場合>

  1. 設定アプリを起動する
  2. 1番上にある「名前/Apple ID/iCloud/iTunes storeとApp Store」をタップする
  3. 「iCloud」をタップし「iCloudを使用しているApp」以下がすべてオン(緑)になっていることをチェックする
  4. 「iCloudバックアップ」をタップした後、「今すぐバックアップを作成」を選択する

<iTunesの場合>

  1. iPhoneとパソコンを専用ケーブルでつなぐ
  2. パソコンでiTunesを開き、左上のデバイスのマークをクリックしiPhoneの情報表示を確認する
  3. 「バックアップ」→「このコンピューター」を選ぶ
  4. 「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れて「今すぐバックアップ」をクリックする。(バックアップを保護するパスワードを求められた場合は覚えやすい文字列を設定)

Wi-Fi環境が整っているなら、ぜひ利用してください。Wi-Fi環境でバックアップを取ったほうがスムーズに作成できます。また、iTunesの場合はケーブルでつないだときに「このコンピューターを信頼しますか」と表示されるので、「信頼」を選択しましょう。

2-4.iPhoneからアンドロイドへ機種変する場合は?

新しい機種がiPhoneでない場合は、iCloudとiTunesでバックアップする方法ができません。その場合は、インターネット上に保存できる場所「クラウドサービス」を利用するか、バックアップ専用アプリを使用する方法などがあります。ただし、中には有料コンテンツの映画・ドラマ・電子書籍など移行できないデータもあるので要注意です。iPhoneからアンドロイドへ楽にデータが移行できるよう、有料のデータ移行専用ソフトを利用しバックアップするのも方法の1つとなります。具体的なバックアップのやり方に関しては、新しく契約する携帯キャリア会社に尋ねてみると良いでしょう。

2-5.ゲームアプリの引き継ぎなど

iPhoneでゲームアプリなど使用している方は、それらのバックアップと同時に引き継ぎの設定もしておかなければなりません。ゲームアプリの種類によって異なりますが、まずはゲーム内での自分のIDをチェックしてください。そして、引き継ぎパスワードを発行しましょう。忘れないように、きちんとメモを取ることをおすすめします。

3.iPhoneの機種変~データの移行方法

バックアップを取った後、新しい機種に変更したらデータを移行しなければなりません。ここでは、データの移行方法と注意点について説明します。

3-1.バックアップからデータを移行する

新しいiPhoneに変更したら、以下の手順でデータを復元してください。

<iCloudの場合>

  1. 新機種の電源を入れ、使用する言語と国・キーボードを選択する
  2. Wi-Fi環境があれば、「Wi-Fiネットワークを選択」の画面で接続する
  3. 「位置情報サービス」画面では、地図アプリなどで位置情報を確認するために「オン」を選択するセキュリティー設定を終えた後、「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」を選択する
  4. 「iCloudサインイン」画面でApple IDとパスワードを入力し「次へ」をタップす
  5. 「利用規約」で「同意する」をタップするとバックアップデータの選択画面になる
  6. 最新のバックアップを選択して復元開始
  7. 「アップデータが完了しました」と表示されたら「続ける」を選択する
  8. 次の画面でApple IDのパスワードを入力し、「iCloudキーチェーン」の画面で「ほかのデイバイスから承認」か「iCloudセキュリティーコードを使用」からパスワードを復元する
  9. 「ようこそiPhoneへ」の文字が表示されタップすれば完了

<iTunesの場合>

  1. iPhoneの電源を入れ、「Appとデータ」画面が表示されたら「iTunesバックアップから復元」を選択する
  2. iPhoneとパソコンを専用ケーブルで接続する
  3. iTunesを起動し、「このバックアップから復元」を選択する
  4. バックアップ時に暗号化のパスワードを設定していた場合は、パスワードを入力する
  5. 復元が始まり、「お使いのiPhone用の設定が復元されました」と表示されたら復元が完了

3-2.携帯キャリア会社が異なる場合

機種変更で携帯キャリア会社が変わる場合は、新しく契約する携帯キャリア会社の専用機器を使用して、電話帳などのデータを移行する必要があります。契約する携帯キャリア会社によって異なるので、詳細は店頭またはホームページで確認したほうが良いでしょう。以下に、ソフトバンク・au・ドコモのホームページURLをピックアップしました。

ソフトバンク
au
ドコモ

3-3.そのほかの注意点

バックアップからデータを移動する際は、iPhoneの電池の残量に注意してください。復元完了まで20分以上かかることもあるため、途中で電池がなくならないように充電しながら作業を行うほうが安心です。また、パソコンとつなぐ際にPCの設定で「自動同期」が有効になっていると、iPhoneを接続したときに自動的に同期が開始され、データが消えたり重複したりすることがあります。接続前には必ず「自動同期」の設定が停止になっていることを確認しましょう。

4.iPhoneの機種変に関してよくある質問

iPhoneの機種変に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.Apple IDとは?
A.Appleが提供するサービスを利用するために必要な固有IDです。iPhoneの機種変でデータをバックアップしたり移行したりするときは、必ずApple IDが必要になるので注意してください。現在使用しているApple IDとパスワードはあらかじめ確認しておきましょう。

Q.データ移行にパソコンが必要になるデータとは?
A.音楽データ・Safariのブックマーク・iPhoneのカレンダーの内容などはパソコンが必要です。特に、iPhoneからアンドロイドに変更する場合は、インターネット経由でパソコンに保存してからデータを移行する必要があります。端末メーカーや通信事業者では、機種変更がスムーズにできるよう独自のデータ移行ツールまたはサービスを実施しているので、サイト等で確認すると良いでしょう。

Q.LINEアプリはiCloudとiTunesでは復元できないのか?
A.OSが用意しているバックアップ機能では保存されず、復元できないデータもあるので注意が必要です。LINEアプリはアカウントとトーク履歴のバックアップと復元にひと手間かかります。iCloudとiTunesでは復元できないことを覚えておいてください。

Q.機種変更する前に初期化はすべきなのか?
A.必要なデータをすべてバックアップしたら、設定アプリを起動し全データを消去して初期化しなければなりません。初期化は、「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」→「今すぐ消去」をタップするだけで完了です。

Q.要らなくなったiPhoneはどう処分すべきか?
A.携帯キャリア会社で契約する際に引き取ってもらうか、回収業者に処分してもらうなどさまざまな方法があります。スマホ以外にも処分したいものがあれば回収業者がおすすめです。「パソコンダスト」では、壊れているスマホでも回収可能なのでぜひご利用ください。宅配回収の場合は、送料無料対象の商品を1点でも含まれていれば、有料商品をいくつ同梱(どうこん)しても無料です。送料無料対象の商品には、パソコン・スマホ・タブレット・液晶モニターなどがあります。

まとめ

いかがでしたか? iPhoneを機種変更する際は、データを移行してから削除しなければなりません。データを削除し出荷前の状態にすることでデータ流出を防ぐことができます。また、大切なデータを失わないためにも、常にバックアップを取るのがおすすめです。不安な点を解決しきちんと準備してから機種変更を行ってくださいね。