プリンターの捨て方を知りたい! 簡単&安い処分方法を徹底解説!

不要になったプリンターの捨て方をお探しではありませんか? 故障や買い替えなどで不要になったプリンターを処分したくても、自治体回収に何ゴミとして出せるのか、どんな点に注意すべきかなど、よく分からないこともあるでしょう。それに、そのほかに簡単で安い捨て方があれば、詳しく知りたいですよね。

そこで今回は、プリンターの捨て方について詳しく解説します。

  1. プリンターを捨てるときの注意点
  2. プリンターは何ゴミに分類される?
  3. 自治体回収以外でプリンターを捨てる方法
  4. まだ使えるプリンターを買取に出す方法
  5. プリンターの処分はパソコンダストに依頼するのがおすすめ
  6. プリンターの捨て方に関するよくある質問

この記事を読むことで、プリンターを捨てるポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.プリンターを捨てるときの注意点

最初に、プリンターを捨てるときにどんな注意点があるか見ていきましょう。

1-1.内部データを消去しておく

プリンターを捨てるときは、内部データを消去しておきましょう。プリンターによっては、印刷データなどが内部に残っていることがあります。内部データを消去せずに処分した場合、思わぬところで個人情報が流出して不利益を受けることがあるので注意しましょう。プリンターの内部データは、使用説明書などを確認して確実に消去してください。

1-2.印刷物やメモリーカードを取り除いておく

印刷物やメモリーカードを取り除いておくことも、プリンターを捨てるときに忘れてはいけないことです。給紙トレーだけでなく、プリンターのカバーを開けて内部に印刷物が残っていないかチェックしてください。また、メモリーカードスロットも確認し、メモリーカードが挿入したままになっていたら、取り除いておきましょう。いずれも、取り除かないままで処分してしまうと、個人情報が流出する可能性があります。

1-3.メーカーのユーザー登録を解除しておく

プリンターを捨てる際、メーカーのユーザー登録を解除しておきましょう。メーカーのユーザー登録は、プリンターの所有者として、サポート情報や新製品情報などを受けるためのものです。しかし、処分してしまえば、不要な情報になります。特に、知人に譲る、買取に出す場合などは、忘れずに解除してください。次の所有者が新たに登録できなくなり、不便が生じることがあります。

1-4.写真シールや名前シールなどをはがしておく

プリンターに写真シールや名前シールなどを貼ってある場合は、忘れずにはがしておきましょう。場合によっては、個人情報が流出する可能性があります。特に、子どもがいる家庭では、思わぬ場所に貼られていることがあるので、隅々までよく確認してください。

2.プリンターは何ゴミに分類される?

プリンターは何ゴミに分類されるか、詳しく見ていきましょう。

2-1.小型のプリンターは不燃ゴミで出せることがある

小型のプリンターは、自治体によって不燃ゴミとして出せることがあります。プリンターは、プラスチックや金属など焼却処分できない素材でできているからです。プリンターを不燃ゴミとして出す場合は、自治体ごとに決まった曜日・収集時間・収集場所に出しておくと、無料で収集してもらえます。なお、自治体によって、不燃ゴミ扱いになる大きさが異なるので、確認してください。

2-2.一定以上の大きさのプリンターは粗大ゴミになることが多い

一定以上の大きさがあるプリンターは、粗大ゴミ扱いになる自治体が多くなります。粗大ゴミ扱いになる基準は自治体によって異なるため、必ず確認が必要です。たとえば、杉並区では長辺が30cmを越えるプリンターは、粗大ゴミ扱いで有料収集となります。なお、プリンターを粗大ゴミで出す場合は、の事前予約が必要な自治体がほとんどです。具体的な流れ、以下をご覧ください。

  1. 自治体の粗大ゴミ受付窓口に連絡してプリンターの収集を依頼する
  2. 受付番号・収集日時・収集場所・料金の指示を受ける
  3. コンビニなどで料金分の粗大ゴミ処理券を購入する
  4. 粗大ゴミ処理券に受付番号などの必要事項を記入し、プリンターに貼り付ける
  5. 収集当日になったら指定時間より前に収集場所へプリンターを運ぶ
  6. 収集時間以降に自治体がプリンターを収集する

プリンターの収集料金は、1台数百円程度です。なお、自治体のゴミ処理場に自分でプリンターを持ち込んで処分してもらうこともできます。詳しくは、自治体のホームページなどで確認してください。

2-3.業務用プリンターは自治体回収にゴミとして出せない

業務用プリンターは産業廃棄物扱いになるため、自治体回収にゴミとして出すことはできません。不要になった業務用プリンターは、産業廃棄物収集運搬許可を取得済みの業者に依頼して処分しましょう。なお、業務用プリンターを一般家庭用と偽って自治体にゴミとして出したり、産業廃棄物収集運搬許可を未取得の業者に処分を依頼したりしてはいけません。廃棄物処理法違反と見なされ、罰金が科されたり社会的信用を失ったりすることがあります。

3.自治体回収以外でプリンターを捨てる方法

自治体回収以外でプリンターを捨てる方法について、詳しくご紹介します。

3-1.知人に譲る

不要になったプリンターでも、まだキレイで十分に使えるものは、知人に譲る方法があります。まずは、プリンターを譲り受けてもらえそうな知人に連絡してみるとよいでしょう。譲り先が決まれば、まだ使えるプリンターを廃棄せずに済み、有効活用してもらえます。配送方法や配送スケジュールなどは、譲り先と相談して決めてください。

3-2.家電販売店の回収サービスを利用する

不要になったプリンターは、家電販売店の回収サービスを利用して捨てることも可能です。家電販売店では、自社の環境活動の一つとして、また、新規購入を促す目的として、不要になったプリンターを回収していることがあります。多くの場合で有料となり、1台500~1,000円程度かかるのが一般的です。なお、買い替えを伴う場合は、不要になったプリンターの回収費用が無料になることがあるので、確認してみるとよいでしょう。

3-3.不用品回収業者に処分を依頼する

不用品回収業者でも、不要になったプリンターの処分を依頼できます。不用品回収業者では、回収後のプリンターを分解し、素材ごとに分けて再資源化したり修理用パーツを取ったりして有効活用してもらうことが可能です。また、都合のよい回収方法を選べる、集荷場所まで運ぶ必要がない、プリンター以外の不用品も同時に処分してもらえるなど多くのメリットがあります。なお、都合のよい日時と場所を指定して出張回収してもらう場合は、1回数千円程度~の回収費用がかかるのが一般的です。

4.まだ使えるプリンターを買取に出す方法

まだキレイで十分に使えるプリンターは、買取に出すことも可能です。

4-1.買取してもらえるプリンターの条件は?

不要になったプリンターでも、以下のような条件を満たすものは買取してもらえる可能性が高くなります。

  • 有名メーカー品(キヤノン・エプソン・ブラザーなど)
  • 年式が新しい
  • 高機能・高性能モデル
  • 購入時の付属品が揃っている
  • 不具合や故障がない
  • 外観に目立つ汚れや傷・破損がない

なお、買取可能なプリンターの条件は、業者によって異なります。実際に買取可能かどうかは、業者に査定を依頼して確認してください。

4-2.プリンターを買取に出す方法

プリンターを買取に出す方法を、詳しく見ていきましょう。

4-2-1.中古OA機器買取専門業者に売る

不要になったプリンターは、中古OA機器買取専門業者に売ることができます。中古OA機器買取専門業者では、幅広いメーカー・機種のプリンターを取り扱っており、豊富な専門知識による査定を受けることが可能です。買取を希望するときは、業者に連絡して査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼してください。なお、買取専門となるため、買取不可となった場合は引取処分も依頼できません。

4-2-2.リサイクルショップに売る

リサイクルショップでも、不要になったプリンターを買取してます。買取を希望するときは、リサイクルショップの店頭に持ち込むなどの方法により、査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、そのままプリンターを引き渡して代金を受け取ってください。リサイクルショップに売るメリットは、プリンター以外の不用品も買取してもらえる、その場で査定から代金決済まで完了するなどの点です。なお、買取が主体となるため、買取不可の場合は引取処分も依頼できない場合があります。また、総じて査定金額が安いこともデメリットといえるでしょう。

4-2-3.不用品回収業者に買取してもらう

不要になったプリンターは、不用品回収業者でも買取しています。買取を希望する場合は業者に連絡して査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼してください。不用品回収業者では、万が一買取不可になってもそのまま引取処分を依頼できます。また、都合のよい日時と場所で回収してもらえる、そのほかの不用品も同時に買取・引取処分を依頼できるなどの点もメリットです。なお、買取不可になった場合は、別途回収費用がかかることがあります。

4-2-4.ネットオークションやフリマアプリに出品する

ネットオークションやフリマアプリに出品し、不要になったプリンターを売ることも可能です。普段からネットでのやり取りに慣れている人は、検討してみるとよいでしょう。自分が売りたい価格を設定でき、タイミングによっては思わぬ高額落札もあり得ます。ただし、場合によってはなかなか落札されないこともあるので、気長に売れるのを待つことができる人におすすめです。なお、発送やこん包を自分で行うことが面倒に感じる場合は、そのほかの方法で買取に出すとよいでしょう。

5.プリンターの処分はパソコンダストに依頼するのがおすすめ

プリンターの処分はパソコンダストに依頼すると、何かとメリットがあっておすすめです。

5-1.プリンターを含む不用品回収の実績が豊富

パソコンダストでは、プリンターを含む不用品回収の実績が豊富です。実績が豊富にあることは、多くの人から依頼され続けてきた証拠であり、信頼できると判断できます。不要になったプリンターでも、悪質業者に処分を依頼すると法外に高い回収費用を請求されたり、不法投棄されてしまったりすることがあるので注意してください。思わぬトラブルに遭わないためにも、パソコンダストにプリンターの処分を依頼するのがおすすめです。

5-2.都合のよい回収方法を選べる

パソコンダストでは、以下から都合のよい回収方法を選んで依頼でき、とても便利です。

  • 店頭回収:店頭にプリンターを直接持ち込む
  • 宅配回収:宅配便でプリンターを送付する
  • 出張回収:日時と場所を指定してプリンターを回収してもらう

5-3.宅配回収なら宅配便の送料負担だけで処分できる

宅配回収なら、宅配便の送料負担だけでプリンターを処分してもらうことができます。プリンター1台だけを処分してもらう場合、宅配便の元払い送料分1回1,500円程度~で処分可能です。都合のよい日時と場所で回収してもらえることを考えると、とてもリーズナブルといえます。そのほかの不用品もプリンターと同様に宅配便の送料負担だけで処分してもらえるので、活用するとよいでしょう。

5-4.宅配便送料無料対象品との同梱(どうこん)で宅配便の送料も無料

パソコンダストでは、スマホやパソコンなどの宅配便送料無料対象品との同梱で、宅配便の送料も無料となります。同梱できる限り、そのほかの不用品も無料で処分しもらえるので、大変お得です。ただし、宅配便の送料を無料にするには、以下の条件を満たしている必要があります。

  • ヤマト運輸もしくは佐川急便の着払い指定
  • ヤマト運輸は3辺合計160cm以内・重さ25kg以内、佐川急便は3辺合計160cm以内・重さ30kg以内

5-5.回収後のプリンターを適切な方法で有効活用してもらえる

回収後のプリンターを適切な方法で有効活用してもらえるのも、パソコンダストにプリンターの処分を依頼するメリットです。パソコンダストでは、回収したプリンターを分解し、素材ごとに分けて再資源化したり修理用パーツとして使用したりしています。また、まだ使えるものは再販により新たな持ち主を探してもらうことが可能です。自治体回収にゴミとして出して廃棄処分されてしまうよりも、有効活用できる方法といえます。

5-6.可能なものは買取もしている

パソコンダストでは、プリンターの状態により可能なものは買取しています。買取してもらうことができれば、買取代金が手に入ってお得です。また、プリンター以外の不用品の買取も同時に依頼できます。さらに、万が一買取不可になった場合でも、そのまま引取処分を依頼でき、二度手間にならないのもメリットです。

6.プリンターの捨て方に関するよくある質問

最後に、プリンターの捨て方に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.プリンターを複数台まとめて粗大ゴミに出すことはできる?
A.可能です。ただし、多くの場合で、1台ごとに回収費用がかかります。また、自治体によって1回に出すことができる台数に制限があるので、注意しましょう。

Q.プリンターの給紙トレーだけを捨てたいのですが?
A.一定以下の大きさであれば不燃ゴミ、一定の大きさを超えるものは粗大ゴミなどで捨てることができます。詳しくは、自治体のゴミ収集ルールを確認してください。

Q.購入後ほとんど使っていないプリンターが買取不可になる理由は?
A.以下のような理由が考えられます。

  • 元値が安過ぎて査定価格が付かない
  • 無名メーカー品などで中古市場における引き合いがほとんどない
  • 査定時に汚れや傷などのマイナスポイントが見つかった
  • 中古市場で需要過多になり在庫が余っている

いずれにしても、査定結果に納得できない場合は、業者に査定理由を説明してもらうとよいでしょう。

Q.破損しているプリンターを捨てるときの注意点は?
A.運搬時などにケガをしないよう、古新聞紙やダンボール紙で破損している部分を覆い、ビニールテープで固定しておきましょう。覆った上から「破損あり注意」と記載しておくと、より親切です。

Q.回収後のプリンターを業者に不法投棄されるとどんなデメリットがある?
A.場合によっては、不法投棄に加担したと見なされることがあります。また、プリンターの内部データを消去しないなどにより、個人情報が残っているままの場合、悪意ある第三者によって回収されて悪用される可能性もあるでしょう。

まとめ

今回は、プリンターの捨て方について詳しく解説しました。不要になったプリンターは、自治体回収に不燃ゴミや粗大ゴミとして出すことが可能です。そのほかにも、家電販売店の回収サービスを利用する、不用品回収業者に依頼するなどの方法で処分できます。まだキレイで十分に使えるものは、知人に譲ったり買取に出したりすることを検討してみましょう。なお、不要になったプリンターの処分は、信頼できる不用品回収業者に依頼すると何かと便利です。業者の中には、条件しだいで無料回収してもらえることがあるので、調べてみてください。