引越しはゴミの処分が大変…まとめて上手に処分する方法教えます!

粗大ごみ

引越しの時は、大量の不用品やゴミが出て大変ですよね。燃えるゴミ、燃えないゴミは自治体の収集日に収集所に出せばいいけれど、不用な家具や家電などの大型ゴミはどのように処分すればいいのか困っている人はたくさんいます。そこで、忙しい引越しの時にゴミを上手に処分する方法をご紹介しましょう!

目次

  1. 引越し時に出るゴミの処分方法
  2. ゴミの処分費用の相場を知りたい
  3. 大量に出たゴミを簡単に処分するには
  4. 業者を選ぶ時の注意点

1.引越し時に出るゴミの処分方法

引越しの時はなるべく新居に運ぶ荷物は減らしたいものです。

ダンボールに荷物を詰め込むと同時に必要なものと不用なものを分けて整理する人がほとんどでしょう。

しかしながら、大量に出たゴミや不用品はどう処分すればいいのかお悩みの人は少なくありません。

ゴミのジャンル別処分方法をご紹介しましょう。

1-1.自治体が無料で回収するゴミ

燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミなど、自治体が回収するゴミの場合は、ルールに従って収集場所に出しましょう。

ただし、たくさんのゴミ袋を一度に出すと路上や収集所に溢れてしまい近隣住民の迷惑になるので、各収集日に何度か小分けにして出すなど計画的に捨てるようにしてください。

1-2.家電

引越しを機に家電を買い替える人は多いと思います。

新品の家電は引越し先へ運ぶように家電量販店など購入先に依頼すればいいのですが、古い製品はどう処分するのがベストなのでしょうか。

エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機は家電リサイクル法により、「特定家庭用機器」として指定されているので、引越しの時に粗大ゴミで処分できません。

新品を購入する家電量販店や製造メーカーに有料(リサイクル料金+運搬費が必要)で引き取りを依頼するか、自ら指定引取場所に運びリサイクル料金を支払って処分する方法が一般的です。

まだ十分に使用できるのであれば、リサイクルショップに買取を依頼できるでしょう。

売る時には取扱説明書、備品なども全て揃えてください。

リサイクル法対象外の家電は有料で粗大ゴミに出せます。

1-3.家具などの粗大ゴミ

椅子や収納家具、テーブル、ベッドなどの家具は粗大ゴミに出せますが、それぞれサイズに制限があるので、住んでいる自治体のホームページなどで確認しましょう。

粗大ゴミは原則的に自分で収集所に運ばなければなりませんが、自治体によっては高齢者や身体の不自由な方の場合、職員が手伝ってくれるようです。

粗大ゴミは申し込みをしてから1〜2週間は待たされるので、引越し日前に処分できるように計画的に申し込みましょう。

急ぐ場合や粗大ゴミが数多くある場合は、民間の粗大ゴミ回収業者に処分を依頼するという方法もあります。

まだ使用できる家具やデザイナー家具、ブランドの家具などは中古市場で人気があるので、家具の買取を行っている業者に売却するのもいいでしょう。

2.ゴミの処分費用の相場を知りたい

引越しでゴミ処分をするにあたって気になるのは料金でしょう。

2-1.リサイクル法対象廃棄物の料金

家電リサイクル法の対象となる廃棄物は、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビの4種類で、廃棄手続きは2通りあります。

 料金郵便局振込方式

自分でリサイクル料金をRKC(家電リサイクル券センター)に振り込み、自治体か小売業者に運搬料金を支払い引き取ってもらうか、小売り業者にリサイクル料金と運搬費を支払い引き取ってもらう方法です。
料金はメーカーによって異なります。

料金販売店回収方式

自分で小売業者にリサイクル料金と運搬費を支払って引取を依頼する方法です。
メーカーによって料金は異なるので、依頼する時に製品のメーカーや製品番号などを伝えて金額を確認しましょう。

※料金の目安は、エアコンが1,500円程度、ブラウン管式、液晶・プラズマのテレビはサイズによって1,836円〜2,916円程度、冷蔵庫・冷凍庫はサイズによって3,672円〜4,644円、洗濯機・衣類乾燥機が3,310円程度となっています。

2-2.粗大ゴミの料金

粗大ゴミを自治体に出す場合は、それほど高額の処分費用はかかりません。しかしながら、自分で処分場所まで運ばなければならないので手間がかかります。

自治体によって多少の違いがありますが、平均的な料金は、ソファー1,600円、電子ピアノ2,200円、タンス2,200円、両そで机2,200円、オーブンレンジ1,600円ほどが目安と考えてください。

民間の粗大ゴミ回収業者の場合は、自治体の回収サービスよりも取扱いアイテムの幅も広く、こちらの都合がよい日時に回収が可能です。

回収料金は業者によってさまざまですが、ダイニングテーブル5,000円〜10,000円、ソファー5,000円、シングルベッド5,000円、空気清浄機1,500円程度となっています。

3.大量に出たゴミを簡単に処分するには

引越しの時はゴミ処分との戦い!と言っても大げさではないほど、大量にゴミが出ます。

自治体の回収に出す燃える・燃えない・資源ゴミは引越しの日まで前もって計画的に出し徐々に減らしましょう。

そして粗大ゴミとなる家電や家具などは、早めに自治体の回収に申し込むか業者に依頼する手配をしてください。

それでもあまりにも大量で引越しの日までに処分しきれない、いちいち仕分して処分する時間がないという時には不用品や粗大ゴミの回収業者に依頼してはいかがでしょう。

〜回収業者に処分を依頼するメリット〜

  • 危険なもの、有害なもの以外はほとんど回収が可能
  • 業者によってはリサイクル対象家電やパソコンなども回収する
  • 解体作業や回収作業もお任せできる
  • こちらの指定した日時に回収が可能なので効率がいい
  • 大量なゴミを一度に回収するので早く片付く

料金は自治体に出すよりはかかりますが、自分でゴミを仕分したり運んだりする労力がいらず、時間も無駄になりません。

まとめて回収業者に依頼すれば、空いた時間で必要なものの仕分やパッキングなどに時間をかけられます。

また今や1家に1台はあるのではというほど普及しているパソコンは、パソコンリサイクル法対象製品なので、粗大ゴミには出せません。

メーカーに回収を依頼するのですが、プリンターやスキャナー、HDなどの周辺機器は引き取ってはもらえないのです。

複数持っている場合、処分するのも大変でしょう。

回収したパソコンなどの製品をメンテナンス、修理をし中古品として再販売する回収業者の場合は、パソコンや周辺機器などの無料回収を行っています。

※ パソコン・不用品を無料回収するパソコンダストhttps://www.fuyohin23.net/

4.ゴミ処分業者を選ぶ時の注意点

ゴミ処分業者、不用品回収業者などは全国に数多く存在しています。

あまりにも多いので、どこの業者を選んでいいのか迷う人は多いでしょう。業者を選ぶ時の注意点をご紹介しましょう。

4-1.許可を得ている業者かどうかを確認する

粗大ゴミや不用な家電・家具ほか、他人の廃棄物を処理するには「一般廃棄物収集運搬許可」という許可が必要です。

業者のホームページに明記しているかどうか確認してください。

4-2.会社の所在地が明確な業者を選ぼう

ここ数年来利用者とのトラブルが多発しているのが、トラック一台で「不用品買取」「粗大ゴミ回収」などと宣伝しながら周回している業者です。

トラックに積み込んでから高額の処分代を請求された、無料と言っていたのに後からお金を請求された、というケースが多いので注意してください。

トラックに会社名や所在地や電話番号などが書いていない業者には依頼しないほうが無難です。

4-3.無料見積もり・相談ができる

後から追加料金を請求されないように、最初に金額をはっきりさせておくことが大切です。

事前に無料で見積もりや相談を受付け、対応が早い業者を選んでください。

5.まとめ

いかがでしたか?

引越しの時に一番頭を悩ませるのは、どなたも粗大ゴミの処分のようです。

自分でリサイクル家電やパソコン、その他の粗大ゴミの手配をするのは大変でしょう。

そこで、ここでは上手に粗大ゴミを処分する方法をご紹介しました。

  1. 引越し時に出るゴミの処分方法
  2. ゴミの処分費用の相場を知りたい
  3. 大量に出たゴミを簡単に処分するには
  4. 業者を選ぶ時の注意点

ゴミの処理に追われて肝心の片付けや、必要な荷物のパッキングができない!ということがないように、プロの業者にまとめて依頼するのもいい方法です。

家電、家具、パソコンなど複数の粗大ゴミがある場合はトータルで依頼すると料金的にもお得になることが多いので、上手に利用してみてくださいね!