IBMパソコンの廃棄でお悩みの方へ! お得な廃棄方法を詳しく教えます!

IBMパソコンは、高性能で使いやすいことから、一般家庭用および事業用パソコンとして人気があります。長年愛用しており、お気に入りのメーカーパソコンだという人もいるでしょう。しかし、故障や買い替えなどのときには、不要になったものを廃棄する必要があります。いざ廃棄しようとしても、どこに依頼できるのか・どんな方法で廃棄すればいいのか、よく分からないことも多いものです。そこで、今回は、IBMパソコンの廃棄について、詳しく解説します。

  1. IBMパソコンの廃棄方法について
  2. IBMパソコンの廃棄をメーカーに依頼する方法
  3. IBMパソコンの廃棄を回収業者へ依頼する方法
  4. IBMパソコンを廃棄する前にすべきことは?
  5. IBMパソコンの廃棄でよくある質問

この記事を読むことで、IBMパソコンの廃棄について詳しく分かり、安心して処分することができます。まずは、記事を読んで参考にしてください。

1.IBMパソコンの廃棄方法について

最初に、IBMパソコンの廃棄方法や資源有効利用促進法について解説します。

1-1.IBMパソコンの廃棄にはどんな方法がある?

IBMパソコンの廃棄方法には、以下のようなものがあります。

  • メーカーの下取り・回収
  • パソコン3R推進協会に依頼する(法人利用の場合)
  • 回収業者へ依頼する

ただし、メーカーの下取りは期間限定キャンペーンで行うため、常時利用できません。また、法人利用の場合は、メーカーではなくパソコン3R増進協会に依頼することになります。

1-2.資源有効利用促進法とは?

資源有効利用促進法は、平成13年4月に施行されました。目的は、指定品目に含まれる資源の3R(リユース・リデュース・リサイクル)を促進することです。指定品目に関しては、自治体でゴミとして処分することはできず、メーカーが責任を持って回収・処分することが義務づけられています。パソコンや家電などには、レアメタルをはじめ、貴重な資源が多く使われているため、資源の枯渇を防ぐだけでなくゴミの総量を減らすためにも、厳守されるべき法律なのです。

2.IBMパソコンの廃棄をメーカーに依頼する方法

IBMパソコンの廃棄をメーカーに依頼する方法について詳しく解説します。

2-1.メーカーに回収を依頼する方法

IBMパソコンをメーカーに回収依頼するためには、サポート窓口に連絡してください。回収手続きの流れは、以下のとおりです。

  1. メーカーのサポート窓口に回収を依頼する
  2. メーカーから「エコゆうパック」の輸送伝票が届く
  3. IBMパソコンを梱包(こんぽう)し、送付する
  4. メーカーは届いたIBMパソコンを確認後、リサイクルに回す

なお、PCリサイクルマークがないパソコンは、輸送伝票が届く前に代金の振り込みをする必要があります。より詳しい流れは、こちらを参考にしてください。

2-2.メーカーのサポート窓口について

IBMパソコンの廃棄で分からないことがあるときは、メーカーのサポート窓口を利用しましょう。現在、IBMパソコンの廃棄は、買収先のレノボ・ジャパンにて受けつけています。

  • お申込窓口PCリサイクル電話番号:0120-559-592
  • 受付時間:月~金 10:00~17:30
  • 休業日:土・日・祝日、メーカー創立創立記念日(5/1)、年末年始(12/29~1/4)

2-3.IBMパソコンをメーカーに回収依頼するときの注意点

IBMパソコンでメーカーに回収依頼できるものは、以下のとおりです。

  • ノートブックパソコン本体
  • デスクトップパソコン本体
  • CRTディスプレー
  • 液晶ディスプレー
  • ディスプレー一体型パソコン

メーカーに回収依頼できるのは、個人利用のものに限ります。法人利用のものの廃棄については、こちらをご覧ください。なお、プリンターやスキャナーなどの周辺機器は、回収対象外です。パソコン本体と同時送付しても回収できません。

3.IBMパソコンの廃棄を回収業者へ依頼する方法

IBMパソコンの廃棄は、回収業者に依頼すると便利です。主なメリットや業者を選ぶポイント・回収方法や料金など、詳しく解説します。

3-1.回収業者へ依頼するメリット

IBMパソコンの廃棄を回収業者に依頼した場合、以下のようなメリットがあります。

  • メーカーに依頼するより手続きが簡単
  • 周辺機器も一緒に廃棄できる
  • 家電などの不用品も同時に廃棄してもらえる
  • 条件によっては無料回収できることもある
  • 廃棄と同時にデータ消去を依頼できる
  • 早く処分できる(メーカー依頼の場合は2週間程度かかる)

3-2.回収業者を選ぶときのポイント

回収業者を選ぶときは、以下のポイントを参考にしてください。信頼できる業者なら、すべて当てはまるはずです。

  • パソコンの回収を積極的に行っている
  • 回収後はきちんとリサイクルしている
  • 再販価値の高いものは買い取りしている
  • 処分費用がリーズナブル
  • 宅配送付など便利な回収方法を選べる
  • データ消去サービスを行っている
  • スタッフの対応がよく、感じがいい
  • 顧客からの評価が高い
  • 古物商許可などを取得している

なお、当パソコンダストもIBMパソコンの廃棄をお受けできます。宅配便で送付いただければ、送料・手数料が完全無料で処分できてお得です。ぜひ、ご利用ください。

3-3.業者による回収方法・料金

業者では、以下のような方法で回収します。ただし、業者によっては取り扱いのない方法もあるので事前に確認しておきましょう。

  • 宅配回収:宅配便で業者に送付する(宅配便の送料は送り主が原則負担するが、業者によって無料の場合もある)
  • 持込回収:自分で業者に持ち込む(ガソリン代や交通費の負担がかかる)
  • 出張回収:業者に日時・場所を指定して回収してもらう(回収費用は数千円程度~)

3-4.IBMパソコンの廃棄を業者に依頼するときの注意点

IBMパソコンの廃棄を依頼するときは、悪質業者に十分注意してください。特に、古物商許可などを得ていない「違法業者」とは契約してはいけません。というのも、違法業者の中には、回収後のパソコンをリサイクルせず、他人の私有地に投棄したり、パソコンの内部データを消去せずに悪用したりすることがあるからです。また、無料で回収すると言いながら、理由をつけて有料とするケースもあります。業者選びを慎重に行い、信頼できることを確認してから依頼しましょう。

4.IBMパソコンを廃棄する前にすべきことは?

IBMパソコンを廃棄する前にすべきことを詳しく解説します。

4-1.パソコンのデータ消去を忘れないこと

IBMパソコンを廃棄するときは、データ消去を忘れずに行ってください。消去をせずに廃棄した場合、第三者が入手して悪用する恐れがあるので注意しましょう。メーカーでも、廃棄するときにハードディスクのデータ消去作業を行っています。しかし、確実に消去することまでは保証していません。パソコンには、大量の個人情報が記録されています。所有者名や住所・電話番号だけでなく、クレジットカードや預金口座の情報が知られると、大きな損害を受ける可能性も否定できません。思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、確実にデータ消去を行うことが大切です。

4-2.データの移行・消去方法について

パソコン内部のデータで、保存すべきものは、消去する前に確実に移行しておきましょう。移行先に十分な容量があることが必要です。無事に移行を完了したら、消去に移りましょう。ただし、単なるデータ削除やハードディスクのフォーマットでは、完全に消去できません。データ消去用の無料ソフトなどを利用して、確実に消去しましょう。なお、データの消去に関しては、メーカーの説明ページも参考にしてください。

4-3.そのほかに注意すべきことや注意点

廃棄する前に、本体に個人情報が分かるもの(名前ステッカーや写真シールなど)を貼ってある場合は、必ずはがしてください。また、メモリーカードなどの外部記録装置の抜き忘れにも気をつけましょう。そのままメーカーなどに送付した場合、基本的に返却してもらうことはできません。また、メーカーにユーザー登録している場合は、登録情報の削除も忘れないでください。

5.IBMパソコンの廃棄でよくある質問

最後に、IBMパソコンの廃棄でよくある質問に回答します。それぞれ役に立つので確認しておいてください。

Q.IBMのパソコンが複数台ある場合は?
A.メーカーに回収を依頼する場合では、1台ずつ廃棄処分を受けつけています。従って、複数台あるときはそれぞれに手続きしてください。また、処分費用がかかる場合も台数分必要です。回収業者に依頼した場合は、1回の依頼で同時に回収してもらえます。回収費用に関しては、業者に見積もりをもらって確認してください。

Q.回収後のパソコンのリサイクル方法は?
A.メーカー・業者、いずれの場合でも、回収後はパソコンを分解して素材別に分け、再資源化することになります。そして、新たな製品の製造に使われるのです。きちんとリサイクルされれば、地球の資源枯渇を防ぐことができます。なお、回収業者では、特に状態のいいものは中古パソコンとして再販することもあるでしょう。

Q.パソコンのマニュアルやCD-ROMなどの付属品はどうする?
A.マニュアルやCD-ROMは、メーカーで処分していません。パソコンと同送するのはやめましょう。素材別に分けて、自治体のゴミ回収に出してください。自治体によっては、資源ゴミとして扱うことがあるので調べてみましょう。なお、回収業者では、パソコンと同時に処分することができるので、手間がかからず便利です。

Q.業者で買い取りとなるための条件は?
A.以下の条件を満たすものは、買い取りになる可能性があります。

  • 不具合や故障がない
  • 目立つ傷・汚れなどがなくてキレイ
  • 年式が新しく、使用感が少ない
  • 購入時の付属品や箱がそろっている

ただし、買い取り条件は、業者によって異なるので見積もりをもらって確認するといいでしょう。

Q.IBMのパソコン以外の不用品を大量に処分するコツは?
A.大量の不用品があるときは、出張回収が便利でお得です。まずは、業者に不用品の量と大まかな内容を伝えて、費用見積もりをもらいましょう。買い取りできるものがあると、処分費用と相殺できて安く済みます。IBMのパソコンの廃棄をいい機会と考え、家の中の不用品をまとめて片づけましょう。

まとめ

今回は、IBMパソコンの処分について詳しく解説しました。パソコンは、資源有効利用促進法の対象品目であるため、自治体に廃棄処分を依頼できません。廃棄したいときは、メーカーや回収業者などに依頼しましょう。特におすすめなのが、回収業者への依頼です。周辺機器などを同時に回収できる・簡単に依頼できる・データ消去してもらえるなど、メリットがたくさんあります。また、業者によっては条件が合えば無料で廃棄してもらえてお得です。まずは、この記事を参考に、信頼できる業者を選ぶことから始めましょう。