
服を上手に梱包する方法は? 効率よく作業するポイントを詳しく伝授!
「フリマアプリで落札された服を梱包(こんぽう)したいが、どんな方法がベストなのだろう」「服を上手に梱包するポイントを詳しく知りたい」とお考えではありませんか? 何らかの目的で服を梱包する必要があっても、どんなアイテムを用意すべきか、どんな点に注意すべきかなどよく分からないことでしょう。それに、服の傷みを防ぎつつ、なるべく上手に梱包したいものです。
そこで今回は、服の梱包について詳しく解説します。
この記事を読むことで、服を上手に梱包する方法がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.服を梱包するときのポイント
最初に、服を梱包するときの主なポイントを見ていきましょう。
1-1.きちんと洗濯してアイロンをかける
服を梱包する前に、きちんと洗濯してアイロンをかけてください。洗濯することで汚れが取れ、梱包後にシミや臭いが発生するのを防ぐことができます。アイロンをかけるとシワが伸びて服の形が整ってたたみやすくなり、梱包したときに見栄えがよくなるのもメリットです。特に、襟や袖口は、形を整えるよう丁寧にアイロンをかけましょう。
1-2.梱包する前に手をよく洗う
服を梱包する前に、手をよく洗ってください。手にはさまざまな汚れや雑菌が付着しており、服を梱包する際に汚れが移ってしまうからです。石けんを使って、爪の間や指の間も丁寧に洗いましょう。手を洗った後、さらに清潔な布手袋をはめて作業すれば、指紋や手あかが付く心配もありません。
1-3.臭いが付いていないかチェックする
服に臭いが付いていないかチェックしましょう。自分の家の臭いは分かりづらいので注意してください。家族に喫煙者がいる場合やペットを飼っている場合は、独特の臭いが付着しやすくなります。臭いが気になるときは、洗濯したり消臭剤を使ったりして対応しましょう。なお、ネットオークションやフリマアプリに出品する際、家族に喫煙者がいたりペットを飼っていたりすることを事前に告げておくと、無駄なトラブルになりません。
1-4.郵便や宅配便の規定サイズに合わせて梱包する
ネットオークションやフリマアプリで出品したものを落札者に送る場合は、郵便や宅配便の規定サイズに合わせて梱包するとよいでしょう。規定サイズに合わせてコンパクトに梱包することで送料の節約になり、落札者にも喜んでもらえます。具体的なサイズは、以下を参考にしてください。
2.服の梱包に役立つアイテムは?
服を梱包するときに役立つアイテムを詳しくご紹介します。
2-1.梱包用のプチプチ
服を梱包するときに役立つのが、梱包用のプチプチです。薄い服など、ダンボール箱に入れてすき間ができる場合は、プチプチで包めば緩衝材をほかに入れなくても構いません。プチプチ自体が緩衝材になるので、梱包の時短と簡素化も図ることができます。シート状のプチプチを用意すれば、服の大きさに合わせて裁断できて便利です。ただし、封筒型のプチプチは、入れづらいなどの理由で服の梱包に向かないものもあるので注意しましょう。
2-2.ダンボール箱
引っ越し用に服を梱包するのなら、深めのダンボール箱が便利です。多くの服を入れることができるので、効率よく作業が進みます。また、ネットオークションやフリマアプリで出品した服を宅配便で送付するのなら、平型の箱を用意するとよいでしょう。最近では、1~2枚の服を送るのにピッタリな大きさのものがあるのでチェックしてみてください。
2-3.梱包用の薄紙
梱包用の薄紙を使うとキレイに仕上がります。薄紙を使って梱包すると、丁寧に梱包してある印象になるのが特徴です。また、ホコリから服を守ってくれるのもメリットになります。ただし、すぐ破れてしまいやすいので丁寧に扱いましょう。また、水ぬれに弱いのもデメリットです。服を薄紙で包んだ後、透明なビニール袋に入れると防水性を確保できます。
2-4.厚紙
厚紙があると、洋服を簡単にたたむことができて便利です。薄い洋服をたたむときに芯として使うと、ハリが出てキレイに仕上がります。また、複数枚の服を同じ大きさにたたむためのスケール代わりにすることも可能です。ダンボール紙で代用することも可能ですが、ダンボール紙は切り口が荒いため、服を傷めることがあるので注意してください。
2-5.透明なビニール袋
透明なビニール袋は、服の梱包にピッタリです。中身が一目で分かるほか、見栄えがするのがメリットになります。特に、Tシャツやブラウスなど、薄手の服におすすめです。より丁寧に梱包したいときは、服を薄紙に包んでから入れるとよいでしょう。ビニール袋は防水性に優れるので、梱包後に郵送したり宅配便で送付したりする場合などにも向きます。
2-6.マチのある紙袋
マチのある紙袋も、服の梱包に便利です。マチがあるので、セーターやブルゾン・コートなど厚みのある服でも簡単に入れることができます。なるべく厚手の紙で作られたものを用意すると、服の破損を防ぐことができておすすめです。ビニール袋などに入れてから、紙袋に入れると防水性も確保できてなおよいでしょう。
2-7.郵便や宅配便の専用パッケージ
服を梱包して発送する際に、郵便や宅配便の専用パッケージを使用するのもおすすめです。たとえば、以下のようなものがあります。
2-8.マスキングテープ・ビニールテープ
服の梱包には、マスキングテープも便利でしょう。マスキングテープは、何回か貼ったりはがしたりできます。1回閉じてしまっても、マスキングテープで留めてあれば、やり直すことが可能です。ただし、マスキングテープを一番外側の梱包に使うと、何かの拍子ではがれてしまい、封が開いてしまうことがあります。また、ほかの荷物に付着してしまうと迷惑になるので注意してください。梱包の最後には、ビニールテープを使って封をすることがおすすめです。
2-9.スケール
スケールがあると、規定の厚みに収まっているか簡単に確認できます。専用のスケールがあれば、複数枚の服を梱包して発送する際にも効率よく作業できておすすめです。市販のスケールを利用するほか、郵便や宅配便で送れるサイズに合わせ、厚紙などで自作するのもよいでしょう。
3.服を梱包する方法
服を梱包する方法を詳しく見ていきましょう。
3-1.服をたたむ
最初に、服をたたみましょう。主な服のたたみ方は、以下を参考にしてください。なお、Tシャツなど薄い服をたたむときは、厚紙を芯に使うと便利です。
Tシャツ・シャツ・ブラウスなど
- ボタンを留めたりファスナーを上げたりしておく
- シワを伸ばして広げた状態で背中側が上になるように置く
- 両端を内側に折る
- 袖を整えてたたむ
- 下側から上側に持ち上げて2つに折る
パーカー(フード付きの上着)
- ファスナー付きのもはファスナーを上げておく
- シワを伸ばして広げた状態で背中側が上になるように置く
- 両端を内側に折る
- 袖を整えてたたむ
- フードの形を整えて背中側に折る
- 下側から上側に持ち上げて2つに折る
ズボン
- ファスナー付きのもはファスナーを上げておく
- シワを伸ばして広げた状態で前側が上になるように置く
- 真ん中で縦に折る
- 股の出っ張った部分を内側に折り込み、全体が長方形になるように整える
- 下側から持ち上げて三つ折りもしくは四つ折りにする
3-2.服を包んでからビニール袋に入れる
服をたたみ終えたら、薄紙で包んでビニール袋などに入れましょう。そうすることで、紙袋やダンボール箱に入れた際に、中でこすれて服が傷んだり汚れたりするのを防ぐことができます。また、ビニール袋に入れることで、水ぬれから守ることも可能です。梱包用のプチプチで包むのもよいでしょう。服を包む場合は、薄手のプチプチでも十分です。
3-3.紙袋やダンボール箱に入れる
服を包み終えたら、紙袋やダンボール箱に入れてビニールテープで封をしましょう。紙袋やダンボール箱は、服の大きさに合ったものを用意してください。3-2できちんと包んであれば、運搬中に多少偏っても大丈夫です。なお、必要以上に緩衝材を入れても無駄になるだけでなく、厚みが増して配送料が高くなることもあるので注意しましょう。
4.服の梱包に関するよくある質問
最後に、服の梱包に関する質問に回答します。それぞれ確認しておきましょう。
Q.梱包済みの服を発送するときに気を付けることは?
A.発送するときに、「水ぬれ厳禁」「二つ折り厳禁」などと表書きしておくとよいでしょう。送り先に届ける際、配達員が配慮して丁寧に扱ってもらえます。
Q.使用済みの梱包材を再利用するときの注意点は?
A.梱包材に汚れや破損がないか確認してから使うことです。使用済みの梱包材は、配送途中に汚れたり破損したりしやすく、状態によっては再梱包に向かないこともあります。
Q.衣類用の圧縮袋を使用してもよい?
A.服の素材によっては、圧縮袋を使用すると傷んでしまうことがあるので注意してください。絹など、特にデリケートな素材に使うのはおすすめしません。
Q.服を梱包したまま長期間保管する場合のデメリットは?
A.たたんだ形にクセが付きやすいことです。また、湿気やホコリを含んだまま梱包していた場合は、カビや害虫が繁殖する可能性もあります。
Q.不要になった服を大量処分するのにおすすめの方法は?
A.不用品回収業者に処分を依頼するのがおすすめです。宅配回収や出張回収を依頼すれば、自分で持ち込む手間や労力がかかりません。なお、当パソコンダストでも、不要になった服の処分をお受けしています。宅配便で送付いただければ、宅配便の送料負担だけで処分することが可能です。さらに、スマホなど送料無料対象品との同梱(どうこん)で、宅配便の送料も無料になるなど大変お得なのでぜひ検討してみてください。
まとめ
今回は、服の梱包について詳しく解説しました。服を上手に梱包するには、丁寧にたたむことが基本です。まずは、服の種類に合わせたたたみ方をしてください。また、たたむ前にボタンを留めたりファスナーを上げたりしておきましょう。また、郵便や宅配便で送付するのなら、規定のサイズに合わせてたたむと無駄がありません。服をホコリや水ぬれなどから守り、見栄えよく梱包するには、薄紙や厚紙・ビニール袋などのアイテムをうまく活用してみてください。なお、引っ越しで服を梱包する場合は、最初に服を仕分けして不要なものを処分することが大切です。服の量が減ると梱包作業もグンと楽になり、引っ越し費用の節約にもなります。