ミニマリストとは? 定義やメリット・デメリット・実践方法を解説

数年前からテレビや雑誌でたびたび話題になる「ミニマリスト」という生き方があります。「持たない暮らしをする人々」という意味で、すっきりとした部屋で暮らす彼らの姿に憧れている方もいるでしょう。しかし、ミニマリストとは、単に持たない暮らしをする人ではありません。そこを誤解してしまうと、やみくもにものを捨てるだけの人になってしまいます。

そこで今回は、ミニマリストとはどのような生き方か、定義や実践する方法などを解説しましょう。

  1. ミニマリストとはどのような生き方?
  2. ミニマリストになるメリット
  3. ミニマリストのデメリット
  4. ミニマリストになるには?
  5. ミニマリストを実践する際の注意点
  6. ミニマリストに関するよくある質問

この記事を読めば、ミニマリストのメリット・デメリットもわかります。ミニマリストに興味を持っている方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

1.ミニマリストとはどのような生き方?

ミニマリストとは、不要なものを極限まで持たずに生活する生き方です。ミニマリストを特集した雑誌やサイトを見ると、引っ越し直前のような何もない部屋の写真が必ず掲載されています。2000年代初めまで、豊かさとはたくさんのものを持つことでした。しかし、断捨離や終活が話題になりはじめると、「ものをたくさん持つことが、必ずしも豊かではない」と思う人が増えてきたのです。現在は、環境保護のためにものを捨てるのも大変になってきています。ですから、不要になったものを捨てるのも一苦労です。それに、ものが多ければ多いほど管理が大変になります。そのため、「不要なものをすべて処分して、本当に必要なものだけに囲まれて暮らしたい」という考え方が支持されるようになりました。そして、そんな生き方をしている人に注目が集まってきたのです。

2.ミニマリストになるメリット

この項では、ミニマリストになるメリットの代表例を解説します。どのようなメリットがあるのでしょうか?

2-1.持ちものの管理がしやすい

持ちものが少なければ、管理も楽です。「買ったはずのものが見当たらない」ということもありません。同じものを複数買ってしまうこともないでしょう。

2-2.お金がたまりやすい

ミニマリストになると、衝動買いすることもなくなります。「買ったけど家に帰ってきてよく見たら、やっぱりいらない」ということが少なくなれば、無駄遣いも減ってお金もたまりやすくなるでしょう。

2-3.掃除が楽になる

者が少ないほど整理整頓が楽になり、掃除もはかどります。毎日1時間かかっていた掃除の時間が30分で済むようになれば、その分、別のことに時間が費やせるでしょう。

3.ミニマリストのデメリット

しかし、ミニマリストはメリットだけではありません。ここでは、ミニマリストのデメリットを紹介します。

3-1.いざというときに困りやすい

ミニマリストの中には、「ほしいものはそのつど買う」という方もいます。ストックを持たないと部屋にものは少なくなりますが、いざというときに困ることもあるでしょう。最低限のストックは持っていたほうが便利です。

3-2.後で悔やむかもしれない

「ミニマリストに感化されて、自分の持ちものを片っ端から捨てていったが、後悔している」というケースは意外と多いものです。持ちものの中には、二度と買えないものもあります。むやみやたらと持ちものを捨ててしまい、うつ状態になった人もいるので注意が必要です。

3-3.家族とケンカになる

家族にミニマリストへの理解がない場合、持ちものを捨てる、捨てないでケンカになることがあります。また、家族がミニマリストにはまった結果、持ちものを勝手に捨てられてしまったというケースも珍しくありません。その結果、家族同士で深刻なケンカになることもあります。

4.ミニマリストになるには?

ミニマリストとは、何も持たない人ではありません。本当に必要なものだけを持っている人のことです。ですから、がらんとした部屋に住まなくても、問題ありません。大切なのは、必要なものと不要なものを分ける判断力と、不要なものを捨てる決断力です。ですから、まず不要なものを1つずつ片付けていきましょう。そうすれば、ミニマリストに一歩近づきます。

5.ミニマリストを実践する際の注意点

では最後に、ミニマリストを実践する際の注意点を解説します。どのような点に気をつければよいのでしょうか?

5-1.何でもかんでも捨てない

雑誌やwebサイトで特集されるミニマリストの部屋は、みな極端に持ちものが少なくなっています。それに憧れて、何でもかんでもものを捨ててはいけません。まずは、時間をかけて自分が必要なもの、必要でないものを分類してください。次に、必要がないものを思いきって捨てます。つまり、捨てる決断力をつけましょう。ただし、二度と手に入らないものは写真を撮っておくなど、別の形で残しておくことも考えてください。

5-2.少しずつミニマリストになっていく

いきなり家の中の不用品をすべて捨てようと思ってもうまくいきません。今日はキッチン、明日はリビングというように、少しずつ片付けをしていきましょう。そうすれば、家の中は片付いていきます。ミニマリストになるのに時間制限はありません。少しずつ不用品を片付けていけばいいのです。

5-3.家族のものには手をつけない

ミニマリストになるのが自分だけなら、家族のものには手をつけてはいけません。一緒に片付けないかぎり勝手に捨てないようにしましょう。それがきっかけで家族仲が険悪になるかもしれません。また、家の中すべてをミニマムにする必要もないのです。たとえば、自分の部屋やキッチンだけミニマムにするだけでもすっきりします。

6.ミニマリストに関するよくある質問

この項では、ミニマリストに関するよくある質問を解説します。

Q.ミニマリストになりたいのですが、何から手をつけていいかわかりません。
A.まずは、1年間使っていないものを処分するところからはじめましょう。1年間使っていないものは多分一生使いません。

Q.喪服など、めったに使わないけれど必要なものはレンタルしたほうがお得なので捨てたほうがいいのでしょうか?
A.それは、個人の判断です。たとえば、レンタル品に自分が気に入ったものがあるとはかぎりません。必要だと思うなら取っておきましょう。

Q.なかなかがらんとした部屋になりません。
A.無理にがらんとした部屋を作らなくても大丈夫です。

Q.ミニマリストになることを、家族が反対しています。
A.何もかも捨てなくても、不用品を捨てればミニマリストです。自分の持ちものだけ整理してはいかがでしょうか?

Q.不用品を一度に捨てる方法を探しています。
A.不用品回収業者を利用しましょう。家まで回収に来てくれる業者もあります。少量ならば、宅配回収という方法もあり、便利です。

まとめ

今回は、ミニマリストの定義やなり方、注意点などを解説しました。ミニマリストは何もない、がらんとした部屋に住むことではありません。本当に必要なものだけに囲まれていればミニマリストなのです。まずは、不用品の整理からはじめ、ミニマリストを目指してみませんか?