部屋のホコリを効果的に掃除するには? 予防のポイントも紹介!

「掃除してもすぐホコリがたまるのでどうすればよいのか分からない」とお悩みではありませんか? いくら部屋をきちんと片付けていても、床の隅や棚の上などにホコリがたまっていると台無しです。こまめに掃除していてもすぐにたまってしまいがちなホコリは、一体どうすればよいのでしょうか。

この記事では、ホコリの発生原因や簡単に掃除するコツ・ホコリをためないようにするポイントなどを詳しくご紹介します。

  1. 部屋にホコリがたまる原因は?
  2. ホコリを掃除する際の注意点
  3. 部屋のホコリを掃除する手順とコツ
  4. 部屋のホコリを予防するポイント
  5. 部屋のホコリに関するよくある質問

この記事を読むことで、ホコリを掃除する効果的なタイミングや、簡単に掃除するコツなどが分かります。ぜひ参考にしてください。

1.部屋にホコリがたまる原因は?

ホコリの正体は何で、一体どこから発生しているのかよく知らないという人も多いでしょう。まずは、ホコリがたまる原因について解説します。

1-1.布団や洋服から出る繊維

ホコリの大半は繊維クズです。布団をたたむときや洋服を着替えるときなど、布製品から出た繊維が空気中に舞い、そのまま床や棚の上に落ちてたまっていきます。ほかにも、クッションやカーテン・布製のソファー・カーペットなどからも繊維クズが出るため、布製品が多い部屋ほどホコリがたまりやすいでしょう。

1-2.屋外から入ってきた花粉や砂ボコリ

花粉や砂ボコリが屋外から入ってくることも、ホコリの原因になります。窓から入ってくる場合もあれば、外出から帰ってきた人の洋服や髪の毛に付いていて室内に持ち込まれることもあるでしょう。こうした花粉や砂ボコリが繊維クズと混じってホコリになります。

1-3.ダニが混じっていることも

ホコリにはダニが混じっていることも多くなっています。ダニはホコリをエサにして繁殖するため、ホコリがたまっている場所にはダニがいると思ったほうがよいでしょう。

2.ホコリを掃除する際の注意点

部屋のホコリを掃除する際に知っておきたい注意点をまとめました。

2-1.換気する

部屋のホコリを掃除する際は、必ず窓を開けて換気してください。ホコリは軽いので掃除の途中で空気中に舞い上がってしまうと取り除くのが難しくなります。窓を開けておけば空気中に舞ったホコリを屋外に追い出すことができるでしょう。

2-2.人の動きがないときに掃除する

人が動くとホコリは舞ってしまうため、人の動きがない時間帯を狙って掃除するのがおすすめです。朝起きてすぐだと夜中に空気中から落ちたホコリが床や棚の上にたまっているため、家族が動き出す前に掃除すれば簡単にきれいになります。朝掃除するのが難しい場合は、外出先から戻ってすぐ、家族が帰ってくる前に掃除するとよいでしょう。

2-3.水拭きはホコリを取り除いてから

水拭きでホコリをすっきり掃除したくなる気持ちは分かりますが、水拭きするとホコリが水分を含んで重くなり、掃除しにくくなります。そのため、先にドライシートや乾いた布などでホコリを取り除いてから、ぬらして固く絞った雑巾などで拭くようにしましょう。

3.部屋のホコリを掃除する手順とコツ

部屋のホコリを掃除する方法やコツをご紹介しましょう。

3-1.高い場所から低い場所へ掃除していく

ホコリは高い場所から低い場所へと順に掃除していきます。照明器具、家具の上、床というようにホコリを取り除いていきましょう。床から先に掃除してしまうと、せっかく掃除した場所に上からホコリが落ちてきてしまいます。

3-2.グッズを使ってホコリを取り除く

さまざまなホコリ取りグッズが市販されているため、活用するとよいでしょう。手の届きやすい棚の上やテレビの周りなどは、マイクロファイバークロスで優しく拭き取るだけでホコリが取れるはずです。また、ハンディ―モップやフロアワイパーなどもあると効果的にホコリを取り除けます。床はフロアワイパーでホコリを除去してから掃除機をかけるようにしてください。

3-3.最後に水拭きをする

すべてのホコリを取り除いてから、最後に水拭きで仕上げましょう。このときも、上から下へ向かって拭いていくようにしてください。お掃除用のウェットシートを使うのもおすすめです。

4.部屋のホコリを予防するポイント

ホコリを予防するために以下のことを意識してみましょう。

4-1.こまめに換気する

空気中に舞っているホコリは、窓を開けて換気することで屋外に逃げやすくなります。最低でも1日に1回は窓を開けるようにしましょう。雨が降っている日など、窓を開けるのが難しい場合は、換気扇や空気清浄機を活用するのがおすすめです。

4-2.ものを置きすぎない

部屋にものが多すぎるとものの上にホコリがたまってしまいます。いちいちよけて掃除するのが面倒でついそのままにしてしまうことも増えるでしょう。特に、棚の上に小物などを並べて飾るときは、掃除がしにくくなることを考えるようにしてください。数が多くなりすぎないようにするのがおすすめです。

4-3.柔軟剤を使って拭き掃除をする

静電気を除去する効果がある柔軟剤を使って掃除するのも予防法の一つです。水を入れたバケツに柔軟剤を数滴たらし、雑巾をひたして固く絞ってから拭き掃除してください。月に1回でもこの方法で掃除しておけばホコリが気になりにくくなるはずです。

5.部屋のホコリに関するよくある質問

「部屋のホコリを掃除したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.部屋のホコリを放置すると健康にも害が及ぶのでしょうか?
A.アレルギー性鼻炎やぜん息などを引き起こす可能性があります。

Q.部屋の中で特にホコリがたまりやすいのはどんな場所ですか?
A.部屋の隅や家具の裏・コンセントの差し込み口にホコリがたまりやすいので注意してください。

Q.屋外からホコリを持ち込まないようにするためには、どうすればよいですか?
A.玄関に入る前に洋服や髪の毛を手で払うようにしましょう。帰宅したらすぐにシャワーを浴びるのも対策の一つです。

Q.趣味で集めているコレクショングッズを部屋に飾りたいのですが、ホコリがかからないようにする方法を教えてください。
A.アクリルケースや扉付きのコレクションケース棚などに入れて飾るのがおすすめです。ホコリが気になったときはケースを掃除するだけで済むので楽に管理できます。

Q.すぐにホコリがたまるので毎日掃除するのが面倒です。何かよい方法はありませんか?
A.掃除の時間を作るのではなく、気づいたときにサッと掃除ができるように掃除道具を手の届く場所に置いておくとよいでしょう。テレビやスマホを見ながら掃除ができるので面倒に感じることはなくなるはずです。

まとめ

部屋にホコリがたまる原因や掃除する際の注意点・予防のポイントなどを詳しくご紹介しました。完璧にホコリ一つない部屋を目指すのは大変なことですが、予防に努めていればホコリに悩まされることは少なくなるはずです。ぜひこの記事を参考に、ホコリの目立たない部屋を維持してください。