ポータブルDVDプレーヤーの処分方法は?バッテリー内蔵型の注意点も解説

「古いポータブルDVDプレーヤーを処分したいけれど、何ごみになるのか分からない」

「充電して使うタイプだけれど、そのまま捨てても大丈夫?」

「壊れて映らないポータブルDVDプレーヤーでも回収してもらえる?」

ポータブルDVDプレーヤーは、DVDを再生するドライブ、液晶画面、スピーカー、電子基板などをひとつの本体にまとめた小型のAV機器です。

機種によっては家庭用コンセントだけで使用するものもありますが、持ち運んで使えるように充電池を内蔵している製品もあります。

そのため、処分するときは「小型の家電だからそのままごみに出せばよい」と判断せず、自治体の分別ルールとバッテリーの有無を確認することが大切です。

特にリチウムイオン電池などの充電池を内蔵している機種は、一般ごみに混ぜず、自治体や回収先のルールに従って処分する必要があります。

この記事では、ポータブルDVDプレーヤーの主な処分方法、内蔵バッテリーの確認方法、まだ使用できる場合の手放し方、パソコンダストへ回収を依頼するときの注意点について解説します。

  1. ポータブルDVDプレーヤーは何ごみになる?
  2. ポータブルDVDプレーヤーを処分する5つの方法
  3. バッテリー内蔵型を処分するときの注意点
  4. 処分前に確認しておきたいこと
  5. パソコンダストへ送る場合のポイント

この記事は次のような方におすすめです

  • 不要になったポータブルDVDプレーヤーを処分したい方
  • 自治体で何ごみに分類されるのか分からない方
  • 充電池内蔵型の処分方法に迷っている方
  • 壊れたDVDプレーヤーを手放したい方
  • パソコンなどと一緒に家電をまとめて処分したい方

1.ポータブルDVDプレーヤーは何ごみになる?

ポータブルDVDプレーヤーの分別区分は、全国で一律ではありません。

自治体によって、

  • 小型家電
  • 不燃ごみ
  • 粗大ごみ
  • 拠点回収

など、扱いが異なります。

本体の大きさやバッテリーの種類によって処分方法が変わることもあるため、まずは住んでいる自治体の分別ルールを確認してください。

家電リサイクル法の4品目ではない

テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象となる特定家庭用機器です。

一方、ポータブルDVDプレーヤーはこの4品目には含まれません。

そのため、テレビのように家電リサイクル券を購入して指定引取場所へ持ち込むという処分方法ではありません。

ただし、液晶画面が付いているからといってテレビと同じ扱いになるわけではない点に注意しましょう。

小型家電として回収される場合がある

ポータブルDVDプレーヤーは、小型家電リサイクルの対象として回収される場合があります。

自治体によっては公共施設や商業施設などへ小型家電回収ボックスを設置しています。

ただし、回収ボックスには投入口のサイズ制限があり、ポータブルDVDプレーヤーの大きさによっては入らないことがあります。

また、充電池内蔵製品について別の回収方法を指定している自治体もあります。

「小型家電だから回収ボックスへ入れればよい」と決めつけず、自治体の案内を確認しましょう。

2.ポータブルDVDプレーヤーを処分する5つの方法

ポータブルDVDプレーヤーの処分方法には、自治体の回収、販売店の回収、リユース、回収業者への依頼などがあります。

製品の状態や、ほかに処分したい家電があるかによって選びましょう。

方法1.自治体のごみ収集へ出す

もっとも身近なのが、自治体の分別ルールに従って処分する方法です。

地域によっては不燃ごみや小型家電として出せます。

指定袋へ入れる、集積所へ出す、予約して粗大ごみとして回収してもらうなど、具体的な方法は自治体によって異なります。

自治体のWebサイトで「DVDプレーヤー」「ポータブルDVDプレーヤー」「小型家電」などの名称を検索して確認してみましょう。

方法2.小型家電回収ボックスを利用する

自治体や店舗に小型家電回収ボックスが設置されている場合は、無料で利用できることがあります。

ただし、すべての小型家電を投入できるとは限りません。

投入口へ入るサイズであることや、対象品目として指定されていることが条件になります。

バッテリーを取り外す必要があるかについても、設置自治体の案内を確認してください。

方法3.家電量販店などへ回収を依頼する

家電量販店では、小型家電の回収サービスを実施している場合があります。

店舗によって、

  • 店頭持ち込みのみ
  • 有料回収
  • 買い替え時のみ対応
  • 対象サイズに制限あり

など条件が異なります。

新しいプレーヤーやタブレットなどへ買い替える場合は、購入店舗で回収できるか確認してみましょう。

方法4.まだ使えるなら売却・譲渡する

正常にDVDを再生でき、液晶画面やバッテリーにも大きな問題がない製品であれば、リユースできる可能性があります。

リサイクルショップやフリマサービスなどで売却するほか、必要な人へ譲る方法もあります。

特に比較的新しいモデルや、車載用アダプター、ACアダプター、リモコンなどの付属品がそろっている製品は、リユースしやすくなる場合があります。

ただし、古い製品やバッテリーが著しく劣化している製品は、無理に売却せず適切な回収方法を選びましょう。

方法5.家電回収サービスを利用する

パソコンやほかの家電と一緒に処分したい場合は、宅配回収などを利用する方法があります。

回収業者によって対象品目や送料条件が異なるため、発送前に確認が必要です。

パソコンダストでは、パソコンのほか、DVDレコーダー、HDレコーダー、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ミニコンポなど幅広いAV機器をリユース・リサイクル目的で回収しています。

3.バッテリー内蔵型を処分するときの注意点

ポータブルDVDプレーヤーで特に注意したいのが、充電池です。

持ち運びながら使用できる製品には、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの小型充電式電池が使われていることがあります。

まず電池の種類を確認する

本体裏面の表示や取扱説明書、メーカーWebサイトなどで電池の種類を確認します。

小型充電式電池には、

  • Li-ion:リチウムイオン電池
  • Ni-MH:ニッケル水素電池
  • Ni-Cd:ニカド電池

などの表示があります。

JBRCでは、会員企業製のニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池について、協力店や協力自治体を通じた回収を行っています【注1】。

取り外し可能なバッテリーは処分方法を分ける場合がある

古いポータブルDVDプレーヤーの中には、バッテリーパックを本体から取り外せるものがあります。

取り外し可能な場合は、本体とバッテリーを別々に処分するよう自治体から案内されることがあります。

充電式電池をJBRCの回収へ出す場合は、対象となるメーカーや電池種類などの条件があります【注1】。

回収場所はJBRCの協力店・協力自治体検索から確認できます【注2】。

内蔵バッテリーを無理に取り外さない

近年の電子機器では、バッテリーが本体内部に組み込まれ、簡単には取り外せない構造のものがあります。

このような製品をドライバーなどで分解し、無理に電池を取り出すことは避けましょう。

リチウムイオン電池を傷つけたり変形させたりすると、発熱や発火につながるおそれがあります。

メーカーが利用者による取り外しを想定していないバッテリーは、無理に分解せず、製品のまま対応できる自治体や回収先へ相談してください。

膨張したバッテリーは通常の回収へ出さない

バッテリーが膨らんで本体が変形している、液漏れしている、水濡れしているといった異常がある場合は、通常の充電池回収ボックスへ入れないでください。

JBRCでも、破損・膨張・水濡れした電池は回収対象外としています【注1】。

このような場合は、製品メーカーまたは住んでいる自治体へ処分方法を確認してください。

バッテリーを勝手に破壊しない

処分しやすくするためにバッテリーへ穴を開けたり、割ったり、つぶしたりするのは危険です。

JBRCでも、打痕や圧壊など外部ダメージのある電池、電池パックから解体された電池などは回収対象外です【注1】。

そのままの状態で適切な回収先へ相談しましょう。

4.処分前に確認しておきたいこと

ポータブルDVDプレーヤーを処分する前に、本体以外の付属品や中に入っているディスクも確認しましょう。

DVDを取り出す

意外と見落としやすいのが、本体の中に入ったままのDVDです。

映画や音楽DVDだけでなく、家庭で録画したDVDや個人的な映像を保存したディスクが残っている場合があります。

処分前にトレイやディスクカバーを開き、中にディスクが入っていないことを確認してください。

SDカードやUSBメモリを確認する

機種によっては、DVDだけでなくSDカードやUSBメモリに保存した動画・音楽を再生できます。

カードやUSBメモリを挿したまま手放すと、その中のデータまで第三者へ渡る可能性があります。

すべてのスロットや端子を確認し、記録媒体を取り外しておきましょう。

ACアダプター・リモコンなどの付属品を確認する

処分やリユースの際には、

  • ACアダプター
  • 充電器
  • リモコン
  • 車載用電源コード
  • AVケーブル
  • 車載用ホルダー

などが残っていないか確認しましょう。

まだ使用できる製品を売却・譲渡する場合は、付属品がそろっている方が再利用しやすくなります。

バッテリーに異常がないか確認する

発送を伴う回収サービスへ出す場合は、バッテリーの状態にも注意が必要です。

本体が膨らんでいる、異常に熱を持つ、充電中に異臭がするなどの症状がある場合は、そのまま梱包して発送せず、回収先へ対応方法を確認してください。

個人情報を保存する機器では基本的にない

ポータブルDVDプレーヤーは、パソコンやスマートフォンのように大量の個人データを保存することを前提とした製品ではありません。

そのため、一般的なDVD再生専用機であれば、処分時にハードディスクのデータ消去のような作業は通常必要ありません。

ただし、SDカード、USBメモリ、内蔵ストレージなどを利用できる機種では、保存データの有無を確認してください。

録画機能や内蔵メモリを搭載している機種については、取扱説明書に従って初期化してから手放すと安心です。

5.パソコンダストへ送る場合のポイント

パソコンダストでは、パソコンを中心に、DVDレコーダーやHDレコーダー、ビデオデッキ、デジタルカメラ、ビデオカメラ、音響機器など多くの家電を回収しています。

ただし、現在の公式回収品目一覧では「ポータブルDVDプレーヤー」という名称では個別に掲載されていません。

そのため、ポータブルDVDプレーヤー単体を送りたい場合や、バッテリー内蔵機器の場合は、発送前に回収可否を確認すると確実です。

パソコンなど送料無料対象品と一緒なら同梱できる品目がある

パソコンダストの宅配回収では、デスクトップパソコンやノートパソコンなど、条件を満たした送料無料対象商品があります。

送料無料対象商品が1点以上入っている場合、DVDレコーダーやデジタルカメラ、音響機器など、リユース対象となる家電を一緒に送れる場合があります。

ポータブルDVDプレーヤーについては個別掲載がないため、同梱可能か不明な場合は事前にお問い合わせください。

送料無料対象品がない場合は元払いになる

パソコンダストでは、送料無料対象品に該当しない商品だけを送る場合、送料を利用者が負担する元払いであれば回収可能な品目があります。

そのため、「家電の回収料が無料」であっても、「送料まで必ず無料」という意味ではありません。

発送前に、自分が送る商品の中に送料無料対象品が含まれているか確認しましょう。

リユース前提の品目は破損状態に注意する

パソコンダストで回収しているAV機器などの一部品目は、リユースを前提としています。

宅配回収の案内では、対象となる家電について破損品は回収できない場合があると案内されています。

画面が大きく割れている、本体が大きく破損している、バッテリーが膨張しているなどの場合は、そのまま発送せず回収可否を確認してください。

宅配回収は全国から利用できる

パソコンダストの宅配回収は全国から利用できます。

宅配回収の場合は、回収する製品を段ボールへ梱包し、運送会社へ集荷を依頼して発送します。

送料無料対象商品を着払いで送る場合は、日本郵便のゆうパックを利用する必要があります。

元払いの場合は運送会社や梱包サイズの指定はありません。

持ち込み回収も利用できる

パソコンダストでは、神奈川県相模原市の回収センターへの持ち込みにも対応しています。

持ち込みの場合は梱包する必要がありません。

ポータブルDVDプレーヤーの扱いが分からない場合は、持ち込み前にも対象品目か確認すると安心です。

まとめ|ポータブルDVDプレーヤーはバッテリーの有無を確認して処分しよう

ポータブルDVDプレーヤーは、テレビや冷蔵庫のような家電リサイクル法対象4品目ではありません。

自治体の小型家電回収、不燃ごみ、販売店の回収、リユース、家電回収サービスなどを利用して処分できます。

処分前には次の点を確認してみてください。

  • 自治体では何ごみに分類されているか
  • 小型家電回収の対象になっているか
  • 本体に充電式バッテリーが入っているか
  • バッテリーを自分で取り外せる機種か
  • バッテリーが膨張・破損していないか
  • DVDが入ったままになっていないか
  • SDカードやUSBメモリを取り外したか
  • まだ使用できるならリユースできないか

特に注意したいのは充電式バッテリーです。無理に分解・破壊せず、取り外せない機種や異常のあるバッテリーは自治体やメーカー、回収先へ処分方法を確認してください。

パソコンダストでは、パソコンのほか、DVDレコーダー、ビデオカメラ、音響機器など幅広い家電の宅配回収・持ち込み回収に対応しています。

ポータブルDVDプレーヤーについては、現在の公式品目一覧に個別名称での掲載がないため、単体で送る場合やバッテリーを内蔵している場合は、発送前に回収可能か確認することをおすすめします。


参考・出典