Bluetoothスピーカーの処分方法は?内蔵バッテリーの捨て方と注意点
「使わなくなったBluetoothスピーカーを処分したいけれど、何ごみになる?」
「充電式だから、内蔵バッテリーを取り外してから捨てる必要がある?」
「バッテリーが膨らんでいるスピーカーは、そのまま回収へ出しても大丈夫?」
Bluetoothスピーカーには、コンセントにつないで使用するタイプのほか、リチウムイオン電池などの充電式バッテリーを内蔵し、持ち運んで使用できる製品があります。
そのため、不要になったBluetoothスピーカーを処分するときは、本体の大きさだけでなく、充電式バッテリーが使われているかも確認することが大切です。
特にリチウムイオン電池は、強い衝撃や圧力が加わると発熱・発火するおそれがあります。ごみ収集車や処理施設で電池が押しつぶされることによる火災も問題となっているため、一般ごみへ安易に混ぜるのは避けましょう。
Bluetoothスピーカーを処分するときは、「スピーカー本体を何ごみに出すか」と「内蔵バッテリーをどう扱うか」の両方を確認する必要があります。
この記事では、Bluetoothスピーカーの主な処分方法、内蔵バッテリーの確認方法、取り外せない電池や膨張した電池の扱い、パソコンダストへ回収を依頼するときのポイントについて解説します。
- Bluetoothスピーカーは何ごみになる?
- Bluetoothスピーカーを処分する5つの方法
- 内蔵バッテリーはどう処分する?
- 膨張・破損したバッテリーがある場合の注意点
- パソコンダストへBluetoothスピーカーを送る場合
この記事は次のような方におすすめです
- 不要になったBluetoothスピーカーを処分したい方
- 充電式スピーカーのバッテリーをどう捨てればよいか分からない方
- 内蔵バッテリーを自分で取り外してよいか迷っている方
- バッテリーが膨張したスピーカーを処分したい方
- パソコンやほかの家電とまとめて回収してほしい方
1.Bluetoothスピーカーは何ごみになる?
Bluetoothスピーカーのごみ区分は、全国共通ではありません。
自治体によって、
- 小型家電
- 不燃ごみ
- 燃やさないごみ
- 粗大ごみ
- 充電式電池を含む製品として別回収
など、扱いが異なります。
また、小型のポータブルスピーカーと大型のBluetooth対応スピーカーでは、サイズによって分別区分が変わる場合があります。
まず自治体の分別ルールを確認する
最初に、住んでいる自治体のごみ分別ページで「スピーカー」「Bluetoothスピーカー」「小型家電」などを検索しましょう。
スピーカー自体は不燃ごみでも、充電池内蔵製品については別の回収方法を指定している自治体もあります。
特に充電式Bluetoothスピーカーの場合は、本体の分類だけを確認して処分しないことが重要です。
小型家電回収を利用できる場合がある
Bluetoothスピーカーは電子基板や金属などを使用した電子機器のため、自治体によっては使用済み小型家電として回収しています。
公共施設や家電量販店などに設置された小型家電回収ボックスを利用できる場合があります。
ただし、回収ボックスには投入口の大きさが決められており、大型スピーカーは入らないことがあります。
また、バッテリー内蔵製品をそのまま投入できるかも自治体によって異なるため、利用前に確認してください。
スピーカーのサイズによっては粗大ごみになる
据え置き型のBluetoothスピーカーや大型モデルは、自治体が定めるごみ袋やサイズ基準を超える場合があります。
その場合は粗大ごみとして申し込み、処理手数料を支払って回収してもらうことがあります。
処分前に本体の縦・横・高さを測っておくと確認しやすくなります。
2.Bluetoothスピーカーを処分する5つの方法
Bluetoothスピーカーの処分方法は、本体の大きさ、バッテリーの状態、まだ使用できるかなどによって選べます。
方法1.自治体の家庭ごみとして処分する
自治体が不燃ごみや小型家電として回収している場合は、指定された方法で処分できます。
ただし、充電池を含む製品について別のルールが設けられている場合があります。
「不燃ごみ」と書いてあっても、内蔵バッテリー製品について注意書きがないか確認しましょう。
方法2.小型家電回収を利用する
小型のBluetoothスピーカーなら、小型家電回収を利用できる場合があります。
自治体によっては、回収ボックス以外に指定施設への持ち込みを行っていることもあります。
バッテリーを取り外せない製品について、機器ごとの回収に対応している自治体であれば、自分で分解せずそのまま持ち込めます。
方法3.家電量販店などへ持ち込む
家電量販店では、小型家電や使用済み電子機器の回収サービスを行っている場合があります。
対象品目や料金、バッテリー内蔵品の扱いは店舗によって異なります。
新しいBluetoothスピーカーへ買い替える場合は、購入予定の店舗で古い製品を回収できるか確認してみましょう。
方法4.まだ使えるなら売却・譲渡する
正常に充電でき、音も問題なく出るBluetoothスピーカーなら、リユースできる可能性があります。
売却・譲渡する前には、
- 充電できるか
- バッテリーが極端に劣化していないか
- Bluetooth接続できるか
- 音割れや異音がないか
- USBケーブルやACアダプターがあるか
などを確認しましょう。
バッテリーが膨張しているなど安全上の問題がある製品は、無理に売却・譲渡しないでください。
方法5.家電回収サービスを利用する
パソコンやほかのAV機器と一緒に処分したい場合は、家電回収サービスを利用する方法もあります。
パソコンダストでは、ミニコンポ、ラジカセ、ステレオなどを含む「音響機器」を回収対象として案内しています。
Bluetoothスピーカーについて個別の商品名は掲載されていませんが、音響機器として扱えるかどうかは製品の状態などによって確認するとよいでしょう。
3.内蔵バッテリーはどう処分する?
Bluetoothスピーカーの処分で特に確認したいのが、充電式バッテリーです。
ポータブルタイプでは、リチウムイオン電池が内蔵されている製品が多くあります。
本体や取扱説明書で電池の種類を確認する
まず、本体底面の表示、取扱説明書、メーカーの製品ページなどを確認します。
充電式電池には、
- Li-ion:リチウムイオン電池
- Ni-MH:ニッケル水素電池
- Ni-Cd:ニカド電池
などがあります。
JBRCでは、会員企業が製造・販売したニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池など、条件を満たす小型充電式電池を回収しています【注1】。
取り外せる電池は本体と分けて回収できる場合がある
メーカーが利用者によるバッテリー交換を想定しており、簡単に取り外せる電池パックであれば、本体と分けて処分できる場合があります。
JBRCの対象となる小型充電式電池を協力店・協力自治体へ持ち込む場合は、金属端子部分をテープなどで絶縁するよう案内されています【注1】。
ただし、JBRCで回収できるのは対象メーカーや電池種類などの条件を満たすものです。
対象か分からない場合は、メーカー名や電池表示を確認してください。
取り外せない内蔵バッテリーは無理に分解しない
Bluetoothスピーカーの中には、工具を使って本体を分解しなければバッテリーへアクセスできない製品があります。
このような製品を、廃棄のために自分で無理に分解するのは避けましょう。
リチウムイオン電池へ工具が刺さったり、折れ曲がったりすると発熱・発火するおそれがあります。
また、JBRCでは、機器からバッテリーを取り外せない製品について、機器ごとの回収対象としているのは現在モバイルバッテリーのみと案内しています【注2】。
バッテリーを取り外せないBluetoothスピーカーは、JBRCの電池回収へ本体ごと持ち込むのではなく、自治体・メーカー・家電回収サービスなどへ処分方法を確認してください。
「電池だけ回収ボックスへ入れたい」からと分解しない
内蔵型バッテリーの場合、「電池回収へ出すために本体を分解しよう」と考える方もいるかもしれません。
しかし、JBRCでは電池パックから取り出された電池や、解体された電池パックなどは回収対象外です【注1】。
メーカーが取り外し方法を案内していない製品は、そのまま回収できる方法を探しましょう。
4.膨張・破損したバッテリーがある場合の注意点
古いBluetoothスピーカーでは、長期間の使用や保管によってバッテリーが劣化していることがあります。
本体のケースが浮いている、膨らんでいるように見える場合は注意が必要です。
膨張した電池はJBRCの通常回収対象外
JBRCでは、膨張した電池、破損した電池、水濡れした電池、液漏れした電池などを回収対象外としています【注1】。
そのため、膨張したバッテリーを取り外して家電量販店などのJBRC回収へ持ち込むのは適切ではありません。
回収対象外となる電池については、メーカーまたは自治体へ相談するよう案内されています【注2】。
本体を押したり穴を開けたりしない
膨張したバッテリーによってケースが開いていても、元に戻そうとして強く押さえないでください。
また、
- 針やドライバーで穴を開ける
- 本体をつぶす
- バッテリーを折り曲げる
- 分解して電池を取り出す
といったことも避けましょう。
電池内部が損傷すると発煙や発火につながるおそれがあります。
充電や動作確認を続けない
明らかにバッテリーが膨張している場合は、「まだ動くか確認したい」という理由で充電を続けるのも避けた方がよいでしょう。
異常が確認できた段階で使用を中止し、メーカーや自治体へ処分方法を確認してください。
宅配便で勝手に送らない
リチウムイオン電池を含む製品は、状態によって運送会社の引受条件に関係する場合があります。
特にバッテリーが膨張・破損している製品は、通常の製品と同じ感覚で梱包して発送しないでください。
回収サービスを利用する場合は、発送前に「バッテリーが膨張している」「本体が変形している」と伝え、対応可能か確認しましょう。
5.パソコンダストへBluetoothスピーカーを送る場合
パソコンダストでは、パソコンのほか、ミニコンポ、ラジカセ、ステレオなどの音響機器を宅配回収しています。
Bluetoothスピーカーについては現在の回収品目一覧に個別名称では掲載されていませんが、音響機器として回収できるか、状態を含めて確認できます。
音響機器は送料無料対象品そのものではない
パソコンダストで送料無料対象となる主な製品は、条件を満たすデスクトップパソコン、ノートパソコン、液晶モニター、液晶テレビ、スマートフォン・タブレット、ハイスペックゲーム機などです。
音響機器は、これらの送料無料対象商品そのものには含まれていません。
Bluetoothスピーカーだけを送る場合は、基本的に送料を利用者が負担する元払いでの回収を検討します。
送料無料対象品と一緒なら同梱できる
送料無料対象の商品が1点以上入っていれば、音響機器などの対象品を一緒に送ることができます。
たとえば、不要になったノートパソコンと正常なBluetoothスピーカーをまとめて処分したい場合は、同梱できる可能性があります。
詳しい条件は、パソコンダストの宅配回収をご確認ください。
音響機器はリユース前提
パソコンダストでは、音響機器などの同梱品について、原則としてリユース前提で回収しています。
現在の案内では、大きく破損しているなど、リユースに向かない商品は回収できないとしています。
一方、音響機器については、動作しない場合や対象品だけの場合でも、元払いであれば回収可能と案内されているページがあります。
ただし、破損状態については制限があるため、本体が割れているなど明らかな損傷がある場合は事前に確認しましょう。
バッテリー膨張品は発送前に必ず確認する
Bluetoothスピーカーでは、本体の破損だけでなく内蔵バッテリーの状態にも注意が必要です。
パソコンダストの一般的な音響機器回収案内には、膨張したBluetoothスピーカーを通常どおり宅配回収できるとの記載は確認できません。
そのため、バッテリーが膨張している、液漏れしている、本体が変形しているなどの場合は、そのまま発送しないでください。
異常のあるバッテリーを内蔵した製品については、発送前にパソコンダストへ回収可否を確認するか、自治体・メーカーへ処分方法を相談しましょう。
持ち込み回収も選べる
パソコンダストでは、神奈川県相模原市の回収センターへの持ち込み回収にも対応しています。
持ち込みの場合は宅配用の梱包が不要です。
ただし、音響機器はリユース前提であり、大きく破損した製品は断られる場合があります。
バッテリーに異常がある場合も、持ち込む前に状態を伝えて確認すると安心です。
まとめ|Bluetoothスピーカーは内蔵バッテリーを確認してから処分しよう
Bluetoothスピーカーの処分では、本体のごみ区分だけでなく、内蔵されている充電式バッテリーの扱いを確認することが重要です。
処分前には、次の点を確認してみてください。
- 自治体では何ごみに分類されているか
- 小型家電回収の対象になっているか
- リチウムイオン電池などを内蔵しているか
- メーカーが電池の取り外しを想定している製品か
- バッテリーが膨張・破損していないか
- まだ正常に動作するならリユースできないか
- ほかのパソコンや音響機器とまとめて処分できないか
特に、取り外せない内蔵バッテリーを処分のために無理に分解するのは避けてください。
JBRCでは、機器から取り外せない電池を機器ごと回収する対象としているのは現在モバイルバッテリーのみで、Bluetoothスピーカー本体をJBRCへそのまま出すことはできません【注2】。
また、膨張・破損・水濡れした充電式電池もJBRCの通常回収対象外です【注1】。
バッテリーを取り外せない場合や状態に異常がある場合は、自治体またはメーカー、対応可能な回収業者へ相談してください。
パソコンダストでは、ミニコンポ、ラジカセ、ステレオなどを含む音響機器の宅配回収に対応しています。
Bluetoothスピーカーだけを送る場合は元払い、送料無料対象のパソコンなどと一緒であれば条件に応じて同梱できます。バッテリー膨張などの異常がある場合は、そのまま発送せず事前に回収可否をご確認ください。

