
ミシンの処分なら買取がおすすめ! リサイクルの方法や注意点を紹介
使わなくなったミシンをどう処分するべきかお困りではありませんか? 最近は安く購入できるミシンが増えてきたため、買い替えを検討する人も多いのではないでしょうか。また、「昔よく使っていたけれどもう使わなくなったので処分したい」「故障したので捨てることにした」などの理由で処分を検討する人もいると思います。しかし、困るのがその処分方法ですよね。処分方法がわからなくて押し入れに眠っているミシンがある…ということはありませんか? この記事では、ミシンの処分方法をいくつかご紹介しましょう。
この記事を読むことで、ミシンの処分にかんする困りごとが解決するはずです。ぜひ参考にして、すっきりしてください。
1.ミシンについて
まずは、ミシンの種類について解説しましょう。
1-1.家庭用ミシン
一般的な家庭で手芸などに使われているのが家庭用ミシンです。直線縫いやジグザグ縫いなどさまざまな縫い方ができ、刺繍(ししゅう)ができるタイプのものもあります。一台あればボタン一つで大抵のことができる多機能タイプのものが多く、趣味の範囲で手芸を楽しみたいという人におすすめです。
1-2.職業用ミシン
家庭用ミシンと比べてスピードやパワーに優れているのが職業用ミシンです。縫うことができる生地も幅広く、洋裁店や服飾専門学校などで使われています。多機能であることよりも実用性や耐久性を重視して作られたものが多く、効率的に作品を作りたい人におすすめです。
1-3.工業用ミシン
工業用ミシンは縫製工場などで使用されています。職業用ミシンより回転速度が速く、大量生産に適しているのが特徴です。真っすぐ縫うだけのミシン、ボタンを付けるだけのミシン、というように用途が専門化されており、約3,000種類のミシンがあります。
1-4.コンピューターミシン
コンピューターミシンにはマイクロコンピューターが内蔵されており、すべての機能がコンピューター制御されています。縫い目の調節なども自動で行ってくれるため、初心者でも失敗なく使用することが可能です。
1-5.電子ミシン
電子ミシンは、スピードコントロールを電子で制御しています。操作ボタンが少なく、シンプルな操作が可能です。低速でもパワーがあるため、厚手の生地も簡単に縫うことができます。
1-6.電動ミシン
フットペダルでモーターを動かしながら速さを調節するのが電動ミシンです。糸調節なども手動で行うタイプが多いため、電子ミシンに比べると不便な面もあるでしょう。
1-7.アンティークミシン
アンティークミシンは、アンティーク調のレトロなデザインが魅力のミシンです。現在はアンティークオブジェとしての需要も高く、中古市場でも非常に人気があります。
2.ミシンの処分について
では、不要になったミシンの処分方法をご紹介します。
2-1.自治体による処分
ミシンを処分する際にまず思いつくのが、自治体のゴミ回収を利用する方法でしょう。ミシンは燃えないゴミに分類される自治体と粗大ゴミに分類される自治体があります。電動ミシンなどは小型家電リサイクルの対象になっている可能性もあるため、必ず事前に確認してください。粗大ゴミになる場合は、事前の申し込みと処理券の購入が必要です。回収料金と日時を確認し、準備しておきましょう。数百円程度で処分できる自治体がほとんどです。小型家電リサイクルの対象になる場合は、自治体が設置した回収ボックスに投かんすると無料で処分できます。自治体を利用するメリットは、安さと安心感でしょう。
2-2.回収業者による廃棄
不用品回収業だとどんな種類のミシンでも回収してもらえますし、自宅まで引き取りに来てもらえるため大変便利です。料金は業者によって異なりますが、事前に無料見積もりを依頼してみると安心でしょう。ただし、業者の選び方には注意が必要です。悪質な業者を選ぶとトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるため、十分慎重に選んでください。
3.ミシンの処分をリサイクルで!
ミシンをリサイクルに出す方法についてご紹介します。
3-1.ゴミとして出さない
壊れて使えなくなったミシンでも、リサイクルできる場合もあることをご存じですか? 分解して部品を取り出し、リサイクルに回すことも可能な場合があります。そのため、壊れてしまったミシンでも、まずは捨てずにリサイクルできないか考えてみてください。
3-2.リサイクル方法
ミシンをリサイクルする方法をまとめました。
3-2-1.人に譲る
人に譲ることでミシンを捨てずに済みます。特に、アンティークミシンなどはインテリアとして欲しがる人も少なくないのです。たとえ壊れて使えなくても、欲しいという人がいる可能性は十分にあるでしょう。お金をかけずに気軽に手放すことはできますが、事前の話し合いは必要です。面倒に感じるようであれば、別の方法を考えましょう。
3-2-2.リサイクルショップ
最も手軽な方法としては、リサイクルショップがあります。直接お店に持ち込めばその場で査定してもらえるでしょう。すぐに売って現金が欲しいという人にはおすすめです。ただし、状態によっては買取してもらえないこともあるため、無駄足になってしまう可能性はあります。
3-2-3.専門のリサイクルショップ
ミシン専門のリサイクルショップであれば、通常のリサイクルショップよりも高確率で買取してもらえるでしょう。しかし、「ミシン専門のリサイクルショップが近所にある」ということはなかなかないと思います。インターネット上の店舗がほとんどであるため、宅配で送る手間がかかるという点がデメリットです。
3-2-4.不用品回収業者
不用品回収業者の中には、ミシンを無料で回収してリサイクルに回しているところもあります。回収方法を選択できる業者もあるため、自分にとって都合のよい方法を選んでください。ただし、前述したとおり業者選びには注意が必要になります。
3-2-5.オークション
インターネットオークションに出品する方法もあります。ものによっては希望価格で売れる可能性もあるため、試してみる価値はあるでしょう。ただし、買い手が見つかるまでミシンを手元に置いておかなければならないため、急いで処分したい人にはおすすめできません。また、慣れていないとトラブルが発生する可能性もあるため、十分注意しましょう。
3-3.注意点
どの方法でリサイクルするにしても、ミシンの情報を把握しておくことは大切です。スムーズに依頼ができるように、ミシンの製品名やメーカー・製造年月日を確認しておきましょう。動作に問題がないか、傷や汚れはどの程度かなどもチェックしておくことをおすすめします。
4.リサイクルする場合
ミシンをリサイクルする場合のポイントをまとめました。
4-1.買取のポイント
買取できるものとできないもの、高額査定のポイントなどをご紹介します。
4-1-1.買取を依頼できるもの・できないもの
確かにミシンは中古市場で人気がありますが、どんなミシンでも買取してもらえるわけではありません。動作に問題があるもの、目立つ汚れや傷があるものなどは買取不可になる場合が多いでしょう。買取を依頼する前に、まずミシンの状態を確認しておいてください。
4-1-2.高額査定のポイント
高額査定のポイントは以下のとおりです。
- 人気メーカー
- 発売から5年以内
- 目立つ傷が少なく、きれいに掃除されている
- 付属品がそろっている
4-2.業者選びのポイント
買取業者を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてください。
- 古物商の許可を得ている
- ミシン買取の実績が豊富である
- ホームページに住所や電話番号が記載されている
- 無料見積もりを受け付けている
- スタッフの対応が親切で丁寧である
上記の条件を満たしている業者であれば信頼できるでしょう。
4-3.手数料について
回収にかかる手数料については、業者によって基準が異なります。「パソコンダスト」ではパソコンやテレビなどを同梱することでミシンの無料回収が可能です。パソコン類の同梱がない場合は、送料を負担していただきます。
4-4.回収方法
主な回収方法は、持ち込み回収・宅配回収・出張回収の3つです。「パソコンダスト」ではいずれかの方法を選択できますが、出張回収は回収対象品目が15台以上あるときに限ります。ミシンのほかにも処分を依頼したいものがないか探してみるとよいでしょう。
4-5.注意点
許可を持たずに営業している違法業者を利用するとトラブルに巻き込まれる可能性があります。実際に、高額な料金をだまし取る、回収した不用品を不法投棄するなどの違法行為をしている業者も存在しているのです。特に、理由もなく無料回収をしているような業者には十分注意してください。
5.ミシンの処分にかんするよくある質問
「ミシンの処分について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
5-1.ミシンの寿命はどのくらいですか?
A.使用頻度や使い方にもよりますが、こまめなお手入れをしていれば30年以上持つと言われています。
5-2.ミシンを下取りしてもらうことは可能でしょうか?
A.販売店によっては、新しいミシンの購入を条件に古いミシンを下取りしてくれるところもあります。下取りサービスを行っているか、事前に確認してみましょう。
5-3.ミシンの人気メーカーにはどのようなものがありますか?
A.高価買取に有利なのは、ジャノメやシンガー・ブラザーなどのミシンです。中古市場でも人気が高いため、買取してもらいやすいでしょう。
5-4.業務用のミシンは買取してもらえないでしょうか?
A.業務用ミシンは新品だと高価なため、中古で探している人も少なくありません。そのため、高値で買取してもらえる可能性は十分にあるでしょう。
5-5.ミシンを高価買取してもらうために、そろえておくべき付属品にはどのようなものがありますか?
A.説明書と保証書・ミシンを入れるケース・電源コード・糸や予備の針などがそろっていることが望ましいでしょう。
まとめ
いかがでしたか? ミシンの処分方法はいくつかあります。その中からどの方法を選ぶかは、ミシンの状態や自分の都合を考えて決めるとよいでしょう。リサイクルするにしても、方法はいろいろです。どうすればベストな処分ができるか、この記事を参考にして考えてみてください。