板橋区で小型家電を処分する方法は? 不用品回収業者を利用する方法も紹介

板橋区で小型家電を処分するにはどうすればいいのか、どのようなものが小型家電の対象になるのかなど、小型家電の処分方法で悩んでいる方は多いでしょう。

小型家電の処分方法は自治体によって異なるため、処分前に自治体のホームページ等でルールを確認しておく必要があります。

また、まだ使える小型家電は買取に出すのも方法の1つです。

本記事では、板橋区で小型家電を処分する方法について詳しく説明します。

  1. 板橋区の小型家電対象品目は?
  2. 板橋区で小型家電を処分する方法
  3. 不用品回収業者を利用する方法とポイント
  4. まだ使える小型家電は買取に出せるのか?
  5. 小型家電の処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、不用品回収業者を利用する方法や買取に出すコツなども分かります。板橋区で小型家電の処分を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

1.板橋区の小型家電対象品目は?

最初に、板橋区の小型家電対象品目をチェックしましょう。

1-1.最大30cm未満の使用済み小型家電

板橋区における小型家電対象品目は、最大30cm未満の使用済み小型家電です。回収ボックスの投入口が30cm×15cmのサイズになっているため、投入口に入らないものは対象外となります。なお、小型家電の対象品目になるものは、主に以下のとおりです。

  • 携帯電話・スマートフォン
  • ゲーム機
  • 電話機
  • デジタルカメラ
  • 電卓
  • カーナビ
  • ACアダプター
  • コード類など

1-2.粗大ゴミからのピックアップ回収も実施

板橋区では、平成26年4月より粗大ゴミから小型家電を回収するピックアップ回収もスタートしました。「なぜ小型家電をリサイクルする必要があるのか?」と疑問を感じている方は多いですが、小型家電には金・銀・鋼・レアメタルなどの貴重な資源が含まれているからです。有用資源を再利用するためにも、板橋区では小型家電のリサイクルに力を入れています。また、小型家電を適切にリサイクルすることで、小型家電に含まれている有害物資が適正に処理できるほか、廃棄物の量も軽減できるのです。

1-3.小型家電を処分する際の注意点

小型家電を処分する場合、いくつか注意点があるのでチェックしておきましょう。注意しておきたいのは、携帯電話やスマートフォンなど個人情報が含まれているものはデータを消去することです。大切なデータを消去せずに処分すると、個人情報が外部へ流出し悪用される恐れがあります。また、電池やバッテリー、コード類、外箱・こん包材は除いて処分しましょう。取り外しが困難な小型家電は、そのまま処分しても構いません。

2.板橋区で小型家電を処分する方法

ここでは、板橋区で小型家電を処分する方法について詳しく説明します。

2-1.小型家電回収ボックスへ投かんする

板橋区で小型家電を処分する方法は、近くの小型家電回収ボックスへ投かんするだけでOKです。公共施設に設置されている小型家電回収ボックスは、黄色の箱が目印となっています。なお、小型家電回収ボックスの設置場所は、以下のとおりです。

  • 板橋区役所(北館地下1階・北館7階)
  • 情報処理センター
  • 板橋東清掃事務所
  • 板橋西清掃事務所
  • リサイクルプラザ
  • エコポリスセンター
  • 熱帯環境植物館
  • 赤塚支所
  • 桜川地域センター
  • 仲町ふれあい館
  • 高島平地域センター
  • 清水地域センター
  • 大東文化大学

2-2.電池・バッテリーは別にして処分する

電池やバッテリー等がついている小型家電は、事前に取り外してから処分しましょう。電池やバッテリーをつけたまま処分すると、爆発・火災の危険があるからです。なお、板橋区では使い切り電池(一次電池)、マンガン電池・アルカリ電池の回収を行っています。公共施設などに設置されている回収ボックスへ投かんするか、不燃ゴミとして処分が可能です。処分時は、プラス極とマイナス極をテープで絶縁した状態にしてから捨ててください。

2-3.家電量販店に回収してもらう

家電量販店の中には、使用済み小型家電の回収を行っているところがあります。近くに家電量販店がある場合は、電話で問い合わせて確認するといいでしょう。また、新しい小型家電の購入や買い換えを検討している方は、下取りサービスが利用できる可能性もあります。処分したい小型家電が下取り対象になると、お得に処分できるでしょう。

3.不用品回収業者を利用する方法とポイント

ここでは、不用品回収業者を利用する方法とポイントを解説します。

3-1.要らないものがまとめて処分できる

自治体以外の方法で処分する場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者に依頼するメリットとして、不用品がまとめて処分できるという点があります。大量の小型家電を処分したい方はもちろん、小型家電以外に処分したいものがあれば、不用品回収業者に依頼するといいでしょう。ほとんどの不用品回収業者では、さまざまな品を扱っているので自治体で処分できないものも回収が可能です。自分で不用品を分類することも、わざわざ指定回収場所へ持ち運ぶ必要もありません。

3-2.見積書の内容は要確認

不用品回収業者に依頼する場合、見積書の内容を必ず確認してください。回収してもらう不用品が多くなればなるほど、費用が高額になるからです。特に、小型家電以外にも処分したいものがある方は、見積書の内容を細部まで確認しましょう。目安として、不用品回収費用は1点あたり3,000~7,000円が相場です。不用品の種類やサイズなどによって費用は異なります。また、エレベーターの有無など搬出経路によって費用が高額になったり、搬出運搬費用といった諸費用がかかったりする可能性もあるので注意が必要です。

3-3.悪徳業者とよくあるトラブル

不用品回収の需要が高まってきていると同時に、悪徳業者とのトラブルも増えてきているので注意してください。悪徳業者とよくあるトラブルとしては、「見積書にはない追加費用を請求された」「回収してもらったものが不法投棄されていた」などです。悪徳業者とのトラブルを防ぐには、慎重に不用品回収業者を選ぶ必要があります。また、不用品回収業者の選び方を把握しておくと、悪徳業者とのトラブルが回避できるでしょう。

3-4.不用品回収業者の選び方

不用品回収業者の選び方で押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。

  • 不用品回収の実績があるか
  • サービス内容が充実しているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 口コミや評判がいいか
  • 回収方法が選択できるか
  • 回収可能な品が豊富か

上記のポイントを押さえながら、複数の不用品回収業者を比較するのも大切なポイントです。複数の不用品回収業者を比較することで、悪徳業者と優良業者が見極めやすくなります。また、無料回収業者を利用する場合は、なぜ無料で回収できるのかに注目してください。無料回収の理由が明確になっていない業者は、悪徳業者の可能性が高いので注意が必要です。

3-5.無料回収ならパソコンダストへ

できるだけ費用を抑えて処分したい方は、無料回収のパソコンダストへご依頼ください。パソコンダストでは、回収したものを自社でメンテナンスした後に再販しています。再販できないものも部品として再利用しているので無料回収が可能です。回収方法は、宅配回収・持込回収・出張回収の3種類から選ぶことができます。データ消去も無料で行っているので、ぜひチェックしてください。

4.まだ使える小型家電は買取に出せるのか?

ここでは、まだ使える小型家電を買取に出す方法とポイントを解説します。

4-1.正常に稼働できる状態か

基本的に、正常に稼働できる小型家電であれば、ほとんどの買取業者で買い取ってもらえる可能性があります。不具合が起きていたり、故障したりする小型家電は、買取不可になるので注意が必要です。小型家電を買い取ってもらいたい方は、事前に状態をチェックしておくといいでしょう。稼働状態をチェックする際は、メーカー・型番・製造年も併せて確認してください。

4-2.高く売れる小型家電の特徴

では、一体どのような小型家電が高く売れるのでしょうか。買取業者によって金額は異なりますが、中古市場で需要がある小型家電ほど高く売れる傾向があります。たとえば、発売されたばかりの新商品や未使用品、人気メーカーの小型家電などです。人気が高い小型家電は、中古市場においても需要があります。

4-3.買取専門業者・リサイクルショップに依頼する

主な買取先として、買取専門業者とリサイクルショップがあります。買取専門業者は中古市場の状況を把握しているため、人気商品であればあるほど高価買取が期待できるでしょう。新商品や未使用品の小型家電を買取に出したい方は、買取専門業者に依頼してみてください。買取専門業者で買い取ってもらえなかった場合は、リサイクルショップに依頼するといいでしょう。買取専門業者で買取不可になったものが買い取ってもらえる可能性があります。

4-4.ネットオークション・フリマアプリを利用する

自分で売りたい方は、ネットオークションやフリマアプリを利用するのも選択肢の1つです。ネットオークションやフリマアプリは、全国から買い手を見つけられる点が大きなメリットとなります。買取専門業者やリサイクルショップで買取不可になったものでも、ネットオークションやフリマアプリで落札される可能性はあるでしょう。ただし、出品者と落札者の間でトラブルになりやすい傾向があるので、商品を出品する際は説明を丁寧に記載し、写真も複数アップする必要があります。

4-5.地元の掲示板を利用する

小型家電を買取に出す方法として、地元の掲示板を利用する方法もあります。地元の掲示板では、家電や家具、衣類などさまざまな品が取引されており、掲載料や手数料が無料です。地元特化型のサービスとなっているため、簡単なやり取りで売買できます。直接相手とやり取りすることになるので、相手の顔を見て取引できるという安心感もあるでしょう。

5.小型家電の処分に関してよくある質問

小型家電の処分に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.小型家電を処分する際の注意点は?
A.SDカードなど記憶媒体がついている小型家電は、処分前に必ず取り除いておきましょう。一度、小型家電回収ボックスへ投かんしたものは返却してもらえないので注意してください。また、電球や蛍光管、ガラス容器などは小型家電回収ボックスへ入れないようにしましょう。そのほか、分からないことがあれば、資源環境部 資源循環推進課 清掃事業係(03-3579-2218)に問い合わせて確認してください。

Q.データを消去する方法は?
A.携帯電話やスマートフォンなど、小型家電の機種によって異なります。設定からデータが消去できるものもあれば、パソコンの場合は消去専用ソフトを使用して消去することになるでしょう。手元に取扱説明書がある場合は、データの消去方法を確認してください。

Q.小型家電回収ボックスに投かんできないものを処分する方法は?
A.投入口に入らないサイズのものは、粗大ゴミとして処分することになります。板橋区で粗大ゴミとして捨てる際は、事前の申し込みが必要です。電話(03-6747-9353)またはインターネットから粗大ゴミの回収受付を行い、粗大ゴミ処理権を購入します。そして、収集日の午前8時までに指定場所へ持ち運ぶだけでOKです。

Q.小型家電を高く売るコツは?
A.小型家電を高く売りたい方は、購入時の状態に戻してください。取扱説明書やコード類など、購入時に付属されていたものはすべてそろえておくと高価買取が期待できます。また、汚れやホコリをしっかりと取り除くことも大切なポイントです。

Q.注意したほうがいい不用品回収業者の特徴は?
A.街中をトラックで回りながら回収している業者は、悪徳業者の可能性が高いので注意が必要です。回収してもらった後に、追加費用を請求してくる可能性があります。また、実店舗を持っていない不用品回収業者にも注意したほうがいいでしょう。

まとめ

板橋区の小型家電対象品目は、最大30cm未満の使用済み小型家電です。公共施設などに設置されている小型家電回収ボックスへ投かんするだけで処分できます。回収費用はかかりませんが、投入口に入らないものは粗大ゴミとして捨てることになるため、処分費用がかかるでしょう。まだ使える状態の小型家電なら、買取業者に依頼するのも選択肢の1つです。なお、パソコンダストでは無料回収を行っています。壊れた小型家電も回収しているので、ぜひチェックしてください。