炊飯器を処分する方法・注意点を解説! お得に処分するポイントも紹介

炊飯器は何ゴミに該当するのか、お得に処分する方法はあるのかなど、炊飯器の処分で悩んでいる方は多いでしょう。

炊飯器を自治体回収で処分する場合、各自治体でゴミの分類や処分方法が異なるので注意が必要です。

また、自治体回収以外で捨てる方法として、不用品回収業者に依頼する方法もあります。そこで、本記事では、炊飯器をお得に処分する方法やポイントなどを詳しく説明しましょう。

  1. 炊飯器を処分する目安は?
  2. 炊飯器は何ゴミに該当するのか?
  3. 炊飯器を処分する際の注意点
  4. 炊飯器の処分方法とポイント
  5. 炊飯器の処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、炊飯器を処分する目安や処分時の注意点なども分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.炊飯器を処分する目安は?

まずは、炊飯器を処分する目安について詳しく説明します。

1-1.炊飯器の平均寿命は約3~5年

使用頻度や使用環境などによって異なりますが、炊飯器の平均寿命は約3~5年といわれています。使用年数が3年を経過したころから、少しずつ不具合が出てくるようになるでしょう。炊飯器はほぼ毎日使用するものですので、不具合が出ると食生活に支障がきたす恐れがあります。使用年数が3~5年ほど経過している場合は、買い換えを検討したほうがいいでしょう。早めに買い換えたほうが、お得に処分できる可能性もあります。

1-2.炊飯器の劣化サインをチェック!

炊飯器が寿命を迎えると、さまざまな劣化サインが出てくるようになります。劣化サインが目立ち始めたタイミングで、買い換えを検討するのも目安の1つです。炊飯器の主な劣化サインは、下記を参考にしてください。

  • 電源がうまく入らない
  • ご飯が炊けなくなった
  • 異音・異臭がする
  • 炊けたご飯がおいしくない
  • 内釜のコーティングが剝がれている

せっかくおいしいお米でも、うまく炊けなくなるとおいしくなくなってしまいます。炊けたご飯をおいしく食べるためにも、不具合が出てきた炊飯器は買い換えを検討したほうがいいでしょう。

1-3.ライフスタイルや生活環境の変化

家族が増えたり、引っ越しをしたりするなど、ライフスタイルや生活環境の変化をきっかけに新しい炊飯器へと買い換えるのも目安の1つです。新しい家族が増えると、容量が大きめの炊飯器が必要になります。また、引っ越しをきっかけに家電や家具を新しく買い換える方も多いでしょう。引っ越しは不要なものをまとめて処分する機会にもなるため、使わない炊飯器を手放すタイミングです。

2.炊飯器は何ゴミに該当するのか?

ここでは、炊飯器は何ゴミに該当するのか、基本情報をチェックしましょう。

2-1.不燃ゴミもしくは粗大ゴミ

炊飯器は、不燃ゴミまたは粗大ゴミに分類されます。自治体や炊飯器の大きさなどによって異なるため、事前に自治体のホームページ等でチェックしてください。なお、ゴミの分類で処分方法が異なるので注意が必要です。後ほど、【4.炊飯器の処分方法とポイント】で詳しく説明しますが、粗大ゴミとして処分する場合、自治体によっては事前申し込みが必要になるところがあります。まずは、自治体のホームページでゴミの分類と処分方法を確認しましょう。

2-2.小型家電リサイクル法の対象品目になることも

自治体の中には、炊飯器が小型家電リサイクル法の対象品目になっているところがあります。小型家電リサイクル法とは、小型家電の中に含まれている貴重な資源を再利用することが目的に制定されました。小型家電のリサイクルを徹底している自治体の場合、炊飯器が小型家電リサイクル法の対象になっていることがあるので、ルールに従って処分する必要があります。なお、小型家電リサイクル法として処分する場合は、費用はかかりません。

2-3.不法投棄は絶対にNG

小型家電を早く処分したい、処分方法が分からないからとゴミ捨て場や道端に不法投棄するのは絶対にNGです。不法投棄は5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金となる可能性があります。不法投棄は近所トラブルに発展する可能性もあるので、自治体のルールに従って炊飯器を処分してください。

3.炊飯器を処分する際の注意点

ここでは、炊飯器を処分する際の注意点について詳しく説明します。

3-1.リチウム電池は取り外す

炊飯器を処分する場合、リチウム電池は必ず取り外してください。リチウム電池が入ったまま炊飯器を処分すると、火災や爆発の原因になる恐れがあります。炊飯器を処分する前に、リチウム電池を入れたままにしていないか、しっかりとチェックしましょう。なお、リチウム電池はほとんどの自治体でリサイクル回収されています。公共施設などに設置されている回収ボックスへ投かんする形で処分できるので、リチウム電池の処分方法も確認してください。なお、リチウム電池が内蔵されている炊飯器の場合は、粗大ゴミまたは小型家電として処分することになります。

3-2.事業目的で使用した炊飯器に要注意

飲食店や会社など、事業目的で使用した炊飯器は家庭ゴミとして捨てることができません。事業目的で使用した炊飯器は、産業廃棄物に分類されるので自治体収集以外の方法で処分することになります。主な処分方法は、産業廃棄物の収集運搬許可を取得している業者へ依頼することです。処分費用はかかりますが、適切な方法で処分してくれます。間違えて、家庭ゴミと一緒に処分しないようにしてください。

3-3.メーカーの保証期間を確認する

炊飯器を処分する前に、メーカーの保証期間を確認しましょう。特に、まだ購入したばかりの炊飯器は、保証期間内であれば無償で修理してもらうことができます。保証期間はメーカーによって異なりますが、保証期間が1年になっているメーカーがほとんどでしょう。つまり、購入してから1年以内の炊飯器であれば、買い換えよりも修理を依頼したほうがお得というわけです。壊れたからと処分せずに、メーカーの保証期間を確認してください。

3-4.動作状況を確認する

炊飯器を処分する前に、動作状況もチェックしておきましょう。不具合が出ていない、壊れていない炊飯器であれば、買取業者に買い取ってもらえる可能性があるからです。炊飯器を買い取ってもらうことができれば、処分費用をかけずに手放せます。特に、購入したばかりの炊飯器や国内メーカーの人気モデルは高く売れる可能性が高いでしょう。

4.炊飯器の処分方法とポイント

ここでは、炊飯器の処分方法とポイントを解説します。

4-1.自治体収集のゴミとして処分する

自治体収集のゴミとして処分する場合は、炊飯器が何ゴミになるのか自治体のホームページを確認しましょう。不燃ゴミの場合は指定袋に入れて集積所に出し、小型家電の対象になっている場合は回収ボックスへ投かんすることになります。粗大ゴミとして処分する場合は、事前の申し込みをした後にコンビニなどで粗大ゴミ処理券を購入し、炊飯器に貼り付け、収集日までに回収指定場所へ出してください。なお、自治体によって処分方法が異なるため、必ずホームページで確認しましょう。ゴミの分類では、処分費用が数百円かかる可能性もあります。

4-2.家電量販店に回収してもらう

新しい炊飯器への買い換えを検討している方は、購入先の家電量販店に古い炊飯器を回収してもらうのも方法の1つです。家電量販店の中には、購入者限定で古い家電の回収を行っているところがあります。回収費用はかかりますが、購入と処分が同時にできるのでスピーディーです。また、正常に稼働する状態であれば、要らなくなった炊飯器を下取りに出すこともできます。下取り対象になれば、新しい炊飯器がお得に購入できるので一石二鳥です。

4-3.引っ越し業者の不用品回収サービスを利用する

引っ越しを機会に炊飯器を処分する場合は、引っ越し業者の不用品回収サービスを利用するのも方法の1つです。引っ越し当日に不用品が出てきたとしても、引っ越し業者のオプションサービスを利用すれば不用品をまとめて処分できます。ただし、引っ越し業者の不用品回収サービスは回収できる不用品の量が限られていたり、回収費用が高額になったりする可能性があるので注意が必要です。

4-4.不用品回収業者に依頼する

炊飯器以外にも処分したい不用品がある場合、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者に依頼する大きなメリットは、要らないものをまとめて処分できる点でしょう。自分で種類ごとに分類したり、わざわざ集積所や回収指定場所に運んだりする必要もありません。ほとんどの不用品回収業者が幅広い品を扱っているため、自治体収集で処分できないものも回収してもらうことができます。

4-5.買取業者に買い取ってもらう

まだ正常に稼働する炊飯器なら、買取専門業者やリサイクルショップに買い取ってもらう可能性があります。買い取ってもらうことができれば、処分費用が節約できるでしょう。主な買取先としては、買取専門業者とリサイクルショップがあります。人気のある炊飯器は中古市場でも需要があるため、高価買取が期待できるでしょう。ただし、使用年数が3~5年以上経過している場合は、人気商品だとしても買取不可になる可能性があります。

4-6.無料回収ならパソコンダストへ

できるだけ炊飯器をお得に処分したい方は、ぜひパソコンダストへご依頼ください。パソコンや不用品の無料回収を行っているパソコンダストでは、壊れているものでも回収が可能です。回収したものをメンテナンス・修理を行い、中古品として販売しているので無料回収ができます。家電類には貴重な資源が含まれており、これらの資源は高値で売れているため、リサイクルすることで利益を得ているのです。回収方法も宅配回収・持込回収・出張回収からお選びいただけるので、ぜひ一度チェックしてください。

5.炊飯器の処分に関してよくある質問

炊飯器の処分に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.炊飯器の買取相場は?
A.炊飯器のメーカーや種類などで異なりますが、買取額の目安は約1,000~3,000円です。炊飯器の買取基準は、機能・サイズ・メーカー・型番・状態で判断されます。製造年から3~5年以上が経過している場合は、状態がよくとも買取不可になりやすい傾向があるので、型番と製造年は事前にチェックしておきましょう。また、複数の買取業者に無料査定を依頼すると、だいたいの買取相場が分かりやすくなります。

Q.炊飯器を高く売るコツは?
A.できるだけ炊飯器を高く売りたい方は、購入時についてきた付属品をすべてそろえましょう。付属品がすべてそろっているかどうかで、買取額が数千円変わる可能性もあります。また、使用回数が少ないうちに、早めに売却するのも大切なポイントです。さらに、炊飯器を売る前に、外側だけでなく内釜もキレイに掃除しておきましょう。購入時に近い状態にすることが、高く売るポイントとなります。

Q.不用品回収業者の選び方は?
A.不用品回収業者選びで押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。

  • 不用品回収の実績があるか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 無料回収や無料見積もりを受け付けているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 無料回収の理由が明確になっているか
  • 口コミや評判がいいか
  • 回収方法が選べるか

上記のポイントを踏まえた上で、複数の不用品回収業者を比較してください。

Q.注意すべき不用品回収業者は?
A.街中をトラックで回りながら回収している業者は、実店舗を持っていない可能性が高いのでトラブルになりやすい傾向があります。トラックへ積み込んだ後、追加費用を請求する可能性もあるでしょう。トラブルになったとしても、連絡先が分からず、そのまま逃げられてしまうこともあるので注意してください。

Q.自分で炊飯器を売る方法はあるのか?
A.ネットオークションやフリマアプリを利用する方法があります。買取業者で買い取ってもらえなかった炊飯器も、落札される可能性はあるでしょう。ただし、出品者と落札者の間でトラブルになりやすい傾向もあるので注意が必要です。

まとめ

いかがでしたか? 炊飯器を処分する方法は、自治体収集・不用品回収業者・買取業者などさまざまな方法があります。正常に稼働しており、製造年から3〜5年以内の炊飯器であれば、買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。完全に壊れている炊飯器でも、無料回収が可能なケースがあります。たとえば、パソコンダストは回収したものをリサイクル・リユースしているので無料回収が可能です。炊飯器の処分で悩んでいる方は、ぜひチェックしてください。