多くの人が勘違いしているかも!? CD-Rの安全な捨て方とは?

CD-R個人情報など、外部に流出させてはいけない情報を収めたCD-Rが不要になった場合、皆様はどのように処分をしていますか?
実は今まで行っていた処分方法は間違っていたかもしれませんよ。
そこで今回はCD-Rの正しい捨て方をご紹介しましょう。バックアップ用などとしてCD-Rを利用している方はぜひ読んでみてください。

一番確実な方法はけがをする恐れあり?

CD-Rを一番安全に処分する方法は、物理的に破壊することです。
まっぷたつに折ったり、粉々に砕いたりすれば、捨てたものを悪用されることもありません。
しかし、CD-Rを割るのは意外と難しく、不用意に行えばけがをするかもしれません。
CDシュレッダーなども売っていますが、紙用のシュレッダーよりも高価でごくたまに処分するCD-Rのために買うのはちょっと、と躊躇している方も多いでしょう。

傷をつける人は多いけれど……

CD-Rを処分するとき、裏面(虹色に光っている方)にカッターなどで傷をつける人は多いでしょう。
しかし、現在のパソコンは大変優秀で、カッターで浅く傷つけても問題なく再生ができてしまうのです。
傷を付けることで再生不能にしたいのなら、傷をつけるのは表面(ラベリング等をする方)が正解。
2,3個所カッターで切り込みを入れればまず再生は不可能です。また、はさみで何か所か切れ込みを入れても良いでしょう。
割れにくいCD-Rですが、はさみだと比較的簡単に切れるのです。試してみてください。

捨て方にも一工夫

時と場合によっては、CD-Rをまとめて処分することもあるでしょう。
CD-Rはプラスチックごみとして自治体に処分を依頼できますが傷つけてあるとはいえ、半透明の袋にまとめてCD-Rをいれてそのままゴミ捨て場に捨てると、誰かのいらぬ好奇心を刺激してしまうかもしれません。
CD-Rを捨てる場合は他のごみと一緒に混ぜ、袋の外側から見えない位置に収めて捨てるように心がけましょう。

会社の情報は取り扱いをより慎重に

仕事の情報を収めたCD-Rを処分する、という場合は会社の規定に従いましょう。
たとえ重要性が低い情報とはいえ、不用意に捨てたCD-Rから情報が漏れたことがわかればあなたの信用にかかわります。
規定がない、という場合は上記のような方法でCD-Rを再生できないように傷つけた上、会社で処分しましょう。
家に持ち帰っているものでも会社に再度持っていき、処分することをお勧めします。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回はCD-Rの捨て方についてご紹介いたしました。
CD-Rの裏面を一生懸命傷つけていた、という方は多いのではないでしょうか。実は表面のほうこそ傷つけるべきだったのですね。
この記事が皆様のご参考になれば幸いです。