部屋の片付けを身に付けるための3つのコツ

部屋の片付けの習慣がつかず困っていますか? 確かに、忙しい毎日の中で、部屋を片付けるのは簡単ではありません。しかし、ちょっとしたコツをあてはめるだけで、簡単に部屋はきれいになります。それでは、部屋を片付ける3つのコツをご紹介しましょう。

  1. 部屋を片付ける習慣をつけるコツ
  2. 部屋を片付けやすくするコツ
  3. きれいな部屋を維持するコツ

1.部屋を片付ける習慣をつけるコツ

1-1.ルールを決めておく

部屋を片付けるのは習慣が大切です。部屋の片付けが苦手でも、習慣さえ身に付けるなら、きれいな部屋を維持できます。逆に、きれい好きでも、コツをおさえないなら、なかなか部屋は片付きません。片付けの習慣を身に付けるために、自分でルールを決めることをおすすめします。簡単なルールを決めるだけで十分でしょう。たとえば、「床にものを置かない」というルールは大切です。床にものがあるだけで、部屋は散らかって見えます。また、「使ったらすぐしまう」というルールも大切でしょう。使ったものが部屋にあふれるなら、片付けにも時間がかかり、片付けをする力がなくなります。片付けの習慣化のためには、ルールを決めるのが大切なのです。

1-2.片付けは一度にたくさんしない

片付けのために半日や1日を費やすのはよい習慣ではありません。忙しい毎日の中で、片付けだけにそこまで時間を使えないからです。ですから、1日に少しの時間を片付けに使いましょう。5分だけでも思いがけずたくさんのことができます。また、場所を曜日で分けるのもおすすめです。たとえば、火曜日はキッチンまわり、水曜日は水まわりといった具合で、片付る場所を分けましょう。1日の片付けの量が少なければ、毎日片付るのが楽になります。

1-3.家族で協力しあう

子供の協力も大切です。それぞれの部屋の片付けはもちろん、家の中の掃除も分担しましょう。テレビで「汚部屋」に注目した番組などがあれば、子供に片付けの大切さを教えるチャンスです。部屋の整理や掃除がきちんとできるなら、将来の仕事や結婚にも大いに役立ちます。楽しく掃除や片付けができるようにしましょう。ごほうびをあげるのも大切です。きちんと片付けができているなら、十分にほめましょう。

2.部屋を片付けやすくするコツ

2-1.ものを買ったらひとつ捨てる

部屋がなかなか片付けかない理由のひとつは、ものが多すぎることです。ものが多ければ、収納スペースも間に合わず、ものが部屋にあふれます。ですから、普段からルールを決めて、ものの数をふやさないようにしましょう。ひとつ買ったら、ひとつ捨てるというルールはおすすめです。このバランスがくずれると、やがて収納スペースは必ず足りなくなります。ものを捨てることを惜しまずに、不要なものは思いきって処分しましょう。

2-2.収納スペースを上手に使う

収納スペースの使い方も、上手な片付けには大切です。よく使うものは、片付けやすい場所に収納しましょう。そうすれば、「使ったらすぐにしまう」というルールを守りやすくなります。収納スペースには、仕切りをつくって上手に整理しましょう。整理していない収納スペースは、不要なものがたまりやすくなります。不要なものが多いなら、収納が足りず、部屋が片付かないのです。収納スペースを定期的に見直して、不要なものをためこまないようにしましょう。

2-3.掃除用具に投資する

掃除用具は気に入ったものを買いましょう。性能のよい道具を使うのも大切です。気に入った掃除用具なら、片付けや掃除も楽しくできます。掃除用具は手に取りやすい場所に保管してください。特に掃除機は、すぐに手に取れる場所にしましょう。コードレスの掃除機もおすすめです。気に入った掃除用具を買うには、予算が必要ですが、部屋をきれいにするための大切な投資と考えましょう。

3.きれいな部屋を維持するコツ

3-1.徹底的な「部屋改革」をする

今の部屋がなかなか片付かないなら、徹底的な部屋の改革をしましょう。収納できずに部屋に置きっ放しになっているものを1か所に集めてください。必要なものと必要ではないものに分けましょう。必要なものは、取り出しやすい場所に収納してください。必要でないものは処分しましょう。このように、徹底的な「部屋改革」には時間がかかります。それでも、しっかり部屋が片付いたなら、きれいな部屋を維持したいという気持ちも強まるはずです。

3-2.収納スペースを見直そう

収納スペースに入っているものも、すべて見直してください。不要なものが入っていないか確認しましょう。収納スペースに空きがでるなら、それだけ片付けやすくなります。収納スペースの活用方法も考えましょう。収納の奥や上のスペースは、使っていないケースも多いようです。上手に使えば、収納スペースも広がり、部屋がもっと片付けやすくなります。収納スペースに棚をつける、押し入れ専用のタンスを使うなどもよいでしょう。

3-3.業者に依頼しよう

部屋の中と収納スペースを見直したら、不要なものを集めましょう。すぐにごみとして処分してはいけません。自分では不要とは思っていても、買い取ってもらえるケースもあるのです。どうぞ、不用品回収業者に連絡してください。状態のよいものは買い取ってもらえます。不要なものはまとめて処分してくれるため、処分の手間もかからないのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?部屋を片付ける習慣をつけるコツとしては、ルールを決めるのが大切です。家族で協力しあいましょう。ものが多ければ、部屋は片付きません。部屋を片付けやすくするために、ものの量も減らし、収納スペースも賢く活用しましょう。業者に依頼して、部屋をすっきりするのもおすすめです。もったいないと思わずに、思いきって処分しましょう。1度すっかりきれいになった部屋なら、きれいな部屋を保つ気持ちも強まります。