冷蔵庫の買い替えを考えている人は必見! 買い替え時期・選び方・処分方法について

家庭に1台は欠かせない冷蔵庫。冷蔵庫がないと、食材が保管できません。 冷蔵庫が壊れる前に、買い替えましょう。急に壊れると困る家電だからこそ、冷蔵庫の寿命や買い替えるタイミングを把握することが大切です。慌てることのないように、事前に準備をしておきましょう。

これから、冷蔵庫の買い替え・寿命、買い替えるタイミング、選び方、古い冷蔵庫の処分方法について説明します。気になっている人は、ぜひチェックしてくださいね。

  1. 冷蔵庫の買い替え・寿命について
  2. 冷蔵庫の選び方
  3. 古い冷蔵庫の処分方法

1.冷蔵庫の買い替え・寿命について

冷蔵庫の寿命はどのくらいだと思いますか?
寿命を把握しておけば、買い替え時期の目安も見えてくるのです。
壊れる前に、冷蔵庫を買い替えておきましょう。

1-1.冷蔵庫の寿命はおよそ8年~9年

メーカーや機能によっても異なりますが、冷蔵庫の寿命はほとんどが8年~9年程だと言われています。
丁寧に扱っていたとしても、およそ10年が買い替えの境目になるでしょう。
家電製品の寿命は、昔よりも短くなっています。
機能性があがり、技術が向上している分、寿命も延びているのではないかと思ってしまいますが、逆なのです。
メーカーはできるだけ製品コストを抑えようとしています。
そのため、家電製品に使う部品の耐久性や強度が弱くなっているのです。従来の冷蔵庫よりも寿命が短くなっています。
購入してから10年以上経過している冷蔵庫は、寿命がきていると言っても良いでしょう。

1-2.補修用性能部品の最低保有期間

商品には、「補修用性能部品の最低保有期間」が決まっています。
冷蔵庫の保有期間は、9年です。
つまり、9年以上経過すると、修理するために必要な部品がそろえなくなってしまいます。
買い替え時期は、最低保有期間を目安に考えると良いでしょう。
もちろん、寿命も関係していますが、保有期間内で壊れた場合は、部品を交換するだけで直る可能性があります。わざわざ新しく買う必要もありません。
しかし、保有期間外だと、部品がなかなか手に入れることができなくなってしまいます。
買い替えよりも修理に時間と手間がかかってしまうため、買い替えた方がお得です。
このように、補修用性能部品の最低保有期間も知っておくと良いでしょう。

1-3.新しい冷蔵庫が欲しいときこそ買い替え時期

寿命や買い替えのタイミングについて説明しましたが、結局のところ、新しい冷蔵庫が欲しいと思ったときこそ買い替えの時期ではないでしょうか。
冷蔵庫が使いづらくなった、開け閉めがスムーズにできなくなった、冷えが弱まってきたなど、さまざまな不具合が起きると思います。
不具合が起きたときこそ、「新しい冷蔵庫に買い替えようかな」と思うはずです。そのときが、もっとも買い替えるベストタイミングだと言えます。
不具合をそのまま放置してしまうと、いつか故障し、急に使えなくなってしまうでしょう。
冷蔵庫が急に使えなくなると、中身は腐ってしまいます。
非常に困ってしまうので、買い替えたいなと思ったときに、実行してください。

2.冷蔵庫の選び方

2-1.家族構成を要チェック!

家電量販店に行くと、たくさんの冷蔵庫が並んでいます。この中からどれを選べば良いのか、悩む人も多いのではないでしょうか。
冷蔵庫の選び方にもポイントがあるので、ぜひチェックしてください。
最初に確認しておきたいポイントが、「家族構成」です。
1人暮らし、新婚、2世帯住宅、両親と同居している人など、さまざまな家族構成があると思います。
冷蔵庫を使う人数によって、適切な容量も異なるでしょう。
たとえば、1人暮らしの場合は、それほど大きい冷蔵庫は必要ありません。
199リットル以下の容量で大丈夫です。2人以上なら、200~499リットル、3人以上の場合は、500リットル以上が最適の容量になります。
家族構成を考慮すると、ある程度冷蔵庫が絞れるでしょう。

2-2.冷蔵庫の機能性をチェック!

家族構成の次に、ぜひチェックしてほしいのが「冷蔵庫の機能性」です。
メーカーによって独自の機能がそれぞれの冷蔵庫に備わっています。
たとえば、自動で節電してくれる機能やニオイや菌を取り除いてくれる機能、野菜がいたむ原因の物質を分解する機能、解凍せずにすぐ料理で使える瞬冷凍機能など、本当にたくさんの性能があるのです。
自分が冷蔵庫に求めている機能は何なのか、考えてみてください。
また、機能性の中でも「省エネ性能」を確認すると良いですよ。
できるだけ電気代を抑えるためにも、省エネ性能が高いものを選んでください。
省エネ性能が高い冷蔵庫は、なんと普通の冷蔵庫よりも10年間でおよそ3万円以上の節約が可能になります。
せっかく買い替えるのなら、節約できる冷蔵庫を選びたいですよね。

3.古い冷蔵庫の処分方法

3-1.メーカー・家電量販店に回収してもらう

冷蔵庫を買い替えるとき、古い冷蔵庫は処分しなければなりません。
新しく冷蔵庫を購入する家電量販店で下取りとして回収してもらうことができます。
下取りならリサイクル料金はかからないので、安心して処分できるでしょう。
また、新しい冷蔵庫を購入せずとも、家電量販店に回収してもらうことができます。
リサイクル料金はかかりますが、正しい方法で処分してもらえるので安心です。
メーカーに直接連絡して、回収することもできます。
メーカーのホームページでは、回収方法について載っているので、ぜひ確認してみてはいかがでしょうか。
まだ使えそうな冷蔵庫なら、処分せずに「売る」方法もあります。
リサイクルショップや家電の買い取りをしている買い取り店があるので、チェックしてください。

3-2.不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼して、冷蔵庫を処分する方法もあります。
壊れている冷蔵庫でも回収してくれるので安心です。電話1本でもすぐに自宅までかけつけてくれるでしょう。
今すぐ処分したい人にはオススメの方法です。
また、冷蔵庫のほかにも処分してもらいたいものがある場合、一気に不用品回収業者に依頼することができます。
どのようなものでも回収してくれる不用品回収業者は、冷蔵庫以外にも受け付けてくれるのです。
わざわざお店に運ぶ手間もいらないので、スムーズに処分できるのではないでしょうか。
不用品回収業者もたくさんあるので、どこがもっとも安い費用になるのか、見積書やサービス内容を比較してください。
安心して依頼するためにも、比較することが大切です。

まとめ

冷蔵庫の寿命や買い替えのタイミング、選び方、古い冷蔵庫の処分方法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
冷蔵庫の買い替えを考えている人には、ぜひ知っておいてほしい内容ばかりです。
事前に知識を身につけておけば、効率的に冷蔵庫の買い替えができるでしょう。

  • 冷蔵庫の寿命はおよそ8年~9年
  • 補修用性能部品の最低保有期間は9年
  • 不具合が気になる時期こそ買い替えのタイミング
  • 家族構成で冷蔵庫の容量を選ぶ
  • 冷蔵庫の性能をチェック
  • 省エネ性能が高いものを選ぶ
  • メーカーや家電量販店に回収してもらう
  • 不用品回収業者に依頼する

以上のポイントは、必ず踏まえておいてくださいね。
急に冷蔵庫が壊れて困ることのないように、ベストタイミングで買い替えましょう。
また、古い冷蔵庫の処分方法もさまざまです。
自分にとって適切な方法を選び、感謝の気持ちを込めて処分してください。