勝手に片付けちゃダメ!?家族に自分で片付けをしてもらう3つの方法

「散らかすのは家族、片付けるのはいつも自分」とうんざりしながらため息をつく人も多いことでしょう。男性でも女性でも片付けが苦手な人は一定数いるものです。ですが、散らかった部屋では寛げませんし、いつも家族の中で散らかし役と片付け役が決まっていれば、片付け役のストレスはたまる一方です。

「だったら勝手に整理して捨ててしまえばよい」という意見もありますが、それはあまりお勧めできません。

でもどうしたら自分で整理整頓してくれるの?とお悩みの方に散らかし癖のある家族が自分で整理整頓できるようになるコツをまとめました。

  1. 家族の荷物を勝手に捨ててはダメ!
  2. 共有・プライベートスペースを分ける
  3. 片付いた部屋の心地よさを知ってもらう
  4. 手伝うのはどうしてもというときだけ

1.家族の荷物を勝手に捨ててはダメ!

皆さんは「鉄道模型を捨てられた夫」の話をご存知ですか?インターネット上でかなり広く出回っている話で、「鉄道模型 夫」で検索すると上位にこの話が出てきます。ざっと粗筋を説明すると、夫のコレクションである大量の鉄道模型が邪魔になった妻が、ある日それらを夫に無断で業者に引き取ってもらいます。それを知った夫は妻を責めませんでしたが、そのうちどんどん私物を捨て始め、今では最低限の持ち物しか持たず、ボーっと過ごすようになってしまった。という話です。

このように、一見すると無駄なものに見えても持ち主に乗っては大切なもの、というものはたくさんあります。ですから、自分の物は自分で整理するのが一番なのです。

2.共有・プライベートスペースを分ける

家の中を家族全員の共有スペースと個人のスペースにきっちりと分けてしまいましょう。そして、共有スペースのみきちんと整理整頓しておくのです。個人のスペースはどれほど散らかっていても、手出しをしてはいけません。たとえ床が見えなくなろうと、寝る場所が無くなろうとほうっておきましょう。

その代わり、共有スペースに個人の物を散らかした場合は容赦なく個人のスペースに放り込むか、始末してしまうのです。まずはこれを徹底しましょう。家族全員のルールとして定着させるのです。

3.片付いた部屋の心地よさを知ってもらう

片付いた部屋はメリットがいっぱいです。欲しいものがすぐに見つかりますし、思う存分体を伸ばしてくつろぐこともできるでしょう。散らかし癖のある家族には、共有スペースの心地よさと、プライベートスペースの居心地の悪さを身を持って体感してもらうのです。そうすれば、自分から「片付けなければ」と思うようになるでしょう。

4.手伝うのはどうしてもというときだけ

片付けが苦手な人は自分で整理整頓をしようと思ってもなかなかうまくいきません。ですから、いざ片付けようと思っても遅々として進まず、ついあなたの手を借りようとするでしょう。

そこで手を出してはいけません。手伝ってしまえば家族はいつまでも整理整頓の方法を覚えられないまま。きれになった部屋はすぐに散らかり、片付けはあなたに押し付けられるでしょう。手を出すのはひとりでは持てない重いものを動かす時程度にとどめ、あとは心を鬼にして本人にやらせるのです。

そうすれば、試行錯誤をしながら家族は整理整頓の方法を身につけてくれるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この方法の欠点は時間がかかることですが、焦りは禁物です。共有スペースを綺麗にすることでストレスを発散させながら、家族に自覚が芽生えるのを待ちましょう。

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