電動工具の処分方法に悩んでいる方へ~正しい処分方法と注意点~

ドライバー、ドリル、ルーター、トリマー、電気カンマなどものづくりには欠かせない”電動工具”。
使い続けると使いにくくなったり、壊れてしまうこともあるでしょう。
要らなくなった電動工具の処分について説明します。
どうやって廃棄すればよいのか、何ゴミになるのか、買い取ってもらう方法、処分する際の注意点など詳しくみていきましょう。
電動工具の処分で悩んでいる人はぜひチェックしてください。

目次

  1. 電動工具の処分方法について
  2. 買い取ってもらう方法
  3. 処分する際の注意点
  4. まとめ

1.電動工具の処分方法について

電動工具の処分方法について説明します。
きちんと正しい方法で処分しなければ不法投棄になり、罰金を支払わなくてはいけません。
環境にも悪いので正しい処分方法を知り、上手に処分しましょう。

1-1.自治体の「粗大ゴミ」として捨てる

電動工具の種類にもよりますが、自治体の「粗大ゴミ」としてほとんどのものが捨てられるでしょう。
粗大ゴミの処分ルールは自治体によって異なるのでホームページで必ず確認してください。
ほとんどの自治体では粗大ゴミの収集を自治体に申し込み、回収日まで自宅の玄関に置いておくか、または粗大シールを地元の商店やスーパーで購入し、貼った電動工具を指定された場所までもっていく方法になります。
どのような方法で捨てればよいのかチェックしておかなければなりません。
また、自治体の粗大ゴミもどのくらいの大きさまでOKなのか記載されています。
大きいものは小さくしなければならなかったり、決まりがあるのでしっかり確認しましょう。
間違った方法でゴミを出すと回収してもらえないので注意してくださいね。

1-2.不用品回収業者を利用する

電動工具の回収を積極的に行っている業者がたくさん存在しています。
そのような業者を利用するのもひとつの方法です。
不用品回収業者は連絡すればすぐに自宅まで駆けつけ、そのまま回収してくれるのでとてもスピーディーに処分できるでしょう。
たくさんある電動工具を今すぐにでも処分したい人にはオススメの方法です。
しかし、業者によって回収費用が異なります。できるだけ費用を抑えたい人が多いはずです。いろいろな業者の見積もりを比較し、その中から1番安いところを選んで利用するとよいでしょう。
また、不用品回収業者の選び方について後ほど説明するのでぜひチェックしてください。

1-3.リサイクルショップに持ち込む

電動工具はある程度まだ使えそうなものであればリサイクルショップのようなお店で売れるかもしれません。
リサイクルショップにもよりますが、電動工具を多く取り扱っているお店であれば幅広い種類の電動工具が売れるでしょう。
正常に稼働する電動工具は一度査定に出してみてはいかがでしょうか。
ただ捨てるよりも売れるものならお金に換えた方がお得です。
買取で得たお金で新しい電動工具が買えますし、一石二鳥になりますよ。
ただし、リサイクルショップによっては買い取ってもらえない電動工具もあるのですべてがOKというわけではありません。

2.買い取ってもらう方法

2-1.「売る」方法も選択肢のひとつ

電動工具の処分において「捨てる」ことばかり考えてしまいがちですが、まだ使えそうなものなら「売る」方法を選択する方がお得に処分できます。
どのような電動工具が売れるのかというと、

  • 発売されてから20年以内
  • 欠け、サビがない
  • 幅広い職の人に使える

以上の3点に当てはまる電動工具であれば基本的に買い取ってくれるので安心してください。
あまりにも古いタイプ、20年以上も前に発売した電動工具は買い取ってもらえません。
刃が欠けていたり、サビがついていて上手に扱えない電動工具もNGです。
また、よくありがちなのが“幅広い人に使えない電動工具”。特定の職業しか使わないような特殊な電動工具は使い道が限られているため、なかなか買い手が見つからないのです。
よって、お店側も需要がないと判断し心よく買い取ってもらえません。
以上のポイントに注意して買い取ってもらえそうな電動工具を選んで売るとよいでしょう。
売れるかどうかわからない電動工具は一度査定に出してみるとよいですよ。

2-2.オークションに出品する

なかなか買い取ってもらえなかった電動工具でもオークションに出品すればもしかしたら買い手が見つかるかもしれません。
オークションは日本中から買い手が探せるので非常に便利です。買い手が見つかれば少しのお金でも売れるでしょう。
しかし、オークションにもデメリットがあります。それは“時間”がかかってしまうことです。
オークションに出品するためには出品者の登録が必要ですし、写真も上手に撮影しなければなりません。
いろいろと準備することがたくさんあるのでそれが面倒な方やすぐに処分したい方には不向きです。そのような方たちはやはり“不用品回収業者”を利用するのが1番でしょう。

3.処分する際の注意点

3-1.業者の選び方

電動工具を業者を利用して処分する際、いくつか注意しておきたいことがあります。
まず1つ目は、「業者の選び方」です。
これはとても大切なポイントになってくるので必ず確認してください。
選び方のポイントは次のとおりになっています。

  • 実績があるかどうか
  • スピーディーな対応
  • 見積もりを出してくれる
  • 飛び込み営業の業者はNG

以上のポイントにとくに注意してくださいね。
飛び込み営業で集客率を上げる業者は信用できません。
そのようなことをせずともしっかりしている業者であればたくさんの利用者が自然と集まってきます。
実績がある業者であればあるほどさまざまな電動工具の取引を経験しているので適切な値段で回収してくれるでしょう。
スピーディーで丁寧な対応かどうかも要チェックポイントです。
見積もりを細かく的確に出してくれる業者かどうかいろいろなお店に見積もりを依頼してみてください。
比較するとどこがよい業者かどうか判断しやすくなりますよ。

3-2.自分がしやすい方法で回収を依頼する

業者に依頼する場合、さまざまな回収方法があります。
自分の時間にあわせて回収が進められる「宅配回収」、実際にお店に持ち込む「持込回収」、回収してもらいたいものが多い場合に便利な「出張回収」の3つです。
それぞれ自由に選択できるので自分がしやすい方法で回収を依頼しましょう。
出張回収の場合はあらかじめホームページや電話から申し込みを行い、日時を決めておかなければならないので注意してください。
指定した日時に業者がやってきてそのまま回収してくれるでしょう。
その業者がどのような方法で回収を行っているのかしっかりホームページで確認しておくと安心して利用できます。

4.まとめ

電動工具の処分方法についてさまざまな視点から説明してきました。
パソコンダストでは「無料回収サービス」を実施しています。
無料には理由があり、自社の施設で何十種類もの部品に選別し、再資源として利用しているからです。
「無料」にはきちんと理由があることを忘れずにぜひサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
業者の中には何の理由もなしに「無料」で集客率を上げているところがあります。
そのような業者は後で追加料金としてお金を巻き上げている悪質業者なので注意してくださいね。

  • 自治体の粗大ゴミとして処分する
  • 不用品回収業者を利用する
  • リサイクルショップに持ち込む
  • 「売る」方法もある
  • オークションに出品する
  • 業者の選び方ポイントを把握する
  • 自分がしやすい方法で回収してもらう

正しい方法で上手に電動工具を処分していきましょう。