
MacBookの処分方法をお探しの人! 安く処分するコツと注意点を解説!
不要になったMacBookの処分方法でお悩みではありませんか? 買い替えなどで処分したくても、どこにどんな方法で依頼できるのか分かりづらいですよね。それに、まだ十分に使えるものを廃棄するのはもったいないですし、なるべく簡単でお得な処分方法を知りたいことでしょう。
そこで今回は、MacBookの処分について詳しく解説します。
この記事を読むことで、MacBookを処分するポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.MacBookの寿命はどのくらい?
最初に、MacBookの寿命について見ていきましょう。
1-1.MacBookの寿命は4年程度
MacBookの寿命は、4年程度が目安です。購入後4年を経過すると、さまざまな部分が傷んできます。最も劣化が目立つ部分が、液晶画面です。液晶画面のバックライトが寿命を迎えると徐々に明るさが低下し、購入時の半分程度になることもあります。また、経年による素材の劣化や、使用時の傷や汚れも目立つようになるでしょう。MacBookを購入後4年を経過したら、いつ寿命を迎えてもおかしくありません。
1-2.MacBookの寿命が近づくと現れる症状
MacBookの寿命が近づくと、以下のような症状が現れます。完全に故障する前に、早めの買い替えを検討してください。
- 画面がちらつく
- 画面の一部が暗くなったり色ムラが出たりする
- 反応が遅い
- 特定のキーが反応しない
- 特定の機能が使えない
- 本体が異常に発熱している
- 動作音が大きくなった
- 頻繁にエラーメッセージが出る
- 突然再起動したり電源が落ちたりする
1-3.そのほかに買い替えを検討したほうがいいケースは?
MacBookが寿命を迎えていなくても、以下のようなケースは買い替えを検討してください。
- 性能不足により満足な作業ができない
- 魅力的な新製品が発売された
なお、まだ十分に使える状態で買い替えれば、不要になったMacBookを買取してもらえる可能性が高くなります。
2.MacBookを処分する前にやるべきことは?
MacBookを処分する前にやるべきことについて詳しく見ていきましょう。
2-1.内部データをバックアップする
MacBookを処分する前に、内部データをバックアップしてください。バックアップ先は、外部ストレージやDVD・外付けHDDなど、十分な容量があることが条件になります。なお、バックアップ先が新しいMacBookの場合は、内部ツールの「移行アシスタント」を利用するといいでしょう。詳しい移行方法はApple社のコンテンツを新しい Mac に移行する方法を参考にしてください。必要なデータをバックアップできたことを確認したら、MacBookの内部データを消去しましょう。先に消去してしまうと、大切なデータを失うことになるので十分に注意してください。
2-2.iTunesやiCloudからサインアウトする
内部データのバックアップが完了したら、以下を参考にしてiTunesやiCloudからサインアウトしてください。
iTunesのサインアウト方法
- iTunes を開き、メニューバーからアカウント→認証の順に選択する
- 「このコンピュータの認証を解除」を選択する
- Apple ID とパスワードの入力画面が表示されるのでそれぞれ入力する
- 「認証を解除」をクリックして完了
iCloudのサインアウト方法
- メニューからシステム環境設定を選択する
- Apple IDクリックし、サイドパネルからiCloudを選択する
- 「Mac を探す」を無効にする
- サイドパネルでから概要を選択する
- 「サインアウト」をクリックして完了
なお、iMessageを使用している場合も同様に、サインアウトしてください。それぞれサインアウトすることで、MacBookを処分してもアカウント情報から個人情報が流出する恐れがなくなります。
2-3.ハードディスクを消去してMacOSを再インストールする
データのバックアップや各サインアウトが終わったら、ハードディスクを消去して工場出荷時の状態に戻しましょう。より詳しい内容や手順は、Apple社のMac のディスクを消去する方法を参考にしてください。なお、ハードディスクの消去を行わずに処分した場合、思わぬところで個人情報が流出する恐れがあります。悪意のある第三者が目にした場合、悪用される恐れがあるので十分に注意してください。ハードディスクの消去後は、MacOSを再インストールして完了です。
3.MacBookを処分する方法
MacBookを処分する主な方法を詳しく見ていきましょう。
3-1.小型家電として自治体に回収してもらう
MacBookはパソコンリサイクル法の対象品目となるため、自治体回収に不燃ゴミなどで出すことはできません。しかし、自治体によっては小型家電リサイクル法の対象品目として処分できることがあります。小型家電リサイクル法とは、小型家電に含まれる資源の再活用などを目的とした法律です。詳しくは、自治体のホームページなどで確認してください。
メリット
- 専用回収ボックスに投入するだけで処分できる
- 回収後は再資源化されて有効活用してもらえる
- 回収費用が無料
メリット
- 小型家電として処分できる自治体が少ない
- 専用回収ボックスの設置数が少ない(役所や一部の商業施設などに限られる)
- 自分で専用回収ボックスの設置場所まで運ぶ手間がかかる
3-2.メーカーに回収を依頼する
不要になったMacBookは、パソコンリサイクル法に基づいてメーカーであるApple社に回収してもらうことが可能です。PCリサイクルマークがあるものは無料、ないものや紛失したものは、有料回収となります。依頼方法など、より詳しい内容は、Apple社のMacとiPadのリサイクルページをご覧ください。
メリット
- Apple社が直接回収するので安心
- PCリサイクルマークがあれば無料で処分可能
デメリット
- 手続きが面倒
- PCリサイクルマークがないものは1台3,300円(税込み)の処分費用が必要
- 複数台を同時に依頼しても1台ずつ処分費用がかかる
3-3.販売店の下取りに出す
MacBookを買い替える場合は、販売店の下取りに出すのも一つの方法です。MacBookは中古でも人気が高いので、状態がよいものは数万円程度で下取りしてもらえることがあります。買い替えを予定している販売店に確認してみるといいでしょう。
メリット
- 買い替えと同時に処分できる
- 下取り代金を新規購入代金に回すことができる
デメリット
- 下取りだけでは利用できないことが多い
- 状態の悪いものは下取りできない場合がある
3-4.中古パソコン買取専門店に売る
不要になったMacBookは、中古パソコン買取専門店に売る方法もあります。買取を希望するときは、業者の査定を受けてみてください。提示金額に納得できるときは、そのまま正式に買取してもらいましょう。
メリット
- 豊富な専門知識による査定を受けられる
- 買取後は中古品として再販してもらえる
- 周辺機器も同時に買取してもらえることが多い
- 店頭持ち込みのほか宅配回収で査定を依頼できる業者も多い
デメリット
- 買取不可の場合は引き取り処分も依頼できない
- 専門知識が豊富なゆえに査定が厳しくなりがち
3-5.不用品回収業者に処分してもらう
MacBookは、不用品回収業者に依頼して処分してもらうことも可能です。不用品回収業者では、以下のような方法で回収しています。
- 店頭持ち込み:業者の店頭に直接持ち込む
- 宅配回収:宅配便で業者に送付する
- 出張回収:日時・場所を指定して業者に回収してもらう
上記のうち、特におすすめなのが宅配回収です。
メリット
- 集荷場所まで運ぶ手間や労力がかからない
- 故障していても回収可能
- 回収後は中古品として再販もしくは再資源化により有効活用してもらえる
- 都合のよい回収方法を選べる
- 状態のいいものは買取してもらえることがある
- そのほかの不用品も同時に買取・処分してもらえる
デメリット
- MacBook1台だけの回収では回収費用が割高になることがある
なお、パソコンダストでも、不要になったMacBookの処分をお受けしています。佐川急便もしくはヤマト運輸の宅配便を利用し、着払いで送付いただければ処分費用・宅配便の送料共に無料です。また、MacBookと同梱(どうこん)していただいた場合、そのほかの不用品も無料で処分できて大変お得なので、ぜひご利用ください。
4.MacBookの処分に関するよくある質問
最後に、MacBookの処分に関する質問に回答します。それぞれ参考にしください。
Q.MacBookを修理して使えば処分しなくて済むのでは?
A.はい。修理が可能なら処分しなくても構いません。ただし、内容によっては数万円以上の修理費用がかかることがあります。修理費用が割高に感じるときは、買い替えがおすすめです。
Q.業者が提示した査定金額が安過ぎる気がするのですが?
A.業者に査定理由を説明してもらうことをおすすめします。業者によっては査定が厳しく、想定よりも低い金額を提示されることがあるからです。説明を聞いても納得できない場合は買取依頼を取り下げ、改めてほかの業者に査定を依頼することを検討してください。
Q.購入後数か月程度のMacBookでも買取できないと言われたのですが?
A.以下のような理由により、買取不可との判断になった可能性があります。
- 業者がチェックした際、正常に動作しなかった
- キーボードの内部に水がかかった形跡がある
- 液晶に割れやヒビが見られる
- 内部を改造した形跡がある
- ひどい傷・へこみ・汚れなどがある
新しいMacBookであっても、状態が悪いものは中古需要がないため、買取してもえないのです。
Q.不用品回収業者が無料で回収している理由は?
A.不用品回収業者では、MacBookを回収後、再販もしくは再資源化により無料回収でも十分な利益を出すことができるからです。
Q.MacBookの付属品も同時に処分したほうがよい?
A.不用品となるのなら、同時に処分することをおすすめします。なお、買取に出す場合は必ず付属品を添付してください。付属品が欠品していると、マイナス査定の原因になります。
まとめ
今回は、MacBookの処分について詳しく解説しました。MacBookはパソコンリサイクル法により、自治体回収にゴミとして出すことはできません。不要になったMacBookを処分するときは、さまざまな方法の中で、最もメリットの大きなものを選びましょう。なお、状態のいいものは、業者に買取してもらうこともできます。また、不用品回収業者の中には、故障しているMacBookでも、無料で回収している場合がありお得なので調べてみるといいでしょう。