パソコンケースの処分方法!無料回収や自治体での捨て方をプロが解説
自作PCの世界に足を踏み入れると、スペックアップのたびに増えていくのが「空のパソコンケース」ですよね。かつては最新パーツを詰め込んでいた相棒も、役目を終えればただの大きな金属の箱。「これって燃えないゴミ?それともパソコンとしてリサイクルしなきゃいけないの?」と、部屋の隅で場所を取るケースを前に途方に暮れてしまうお気持ち、私にはよく分かります。
実は、中身が空っぽの「ケースのみ」なのか、マザーボードなどが残った「PC本体」なのかで、処分のルールは劇的に変わります。私自身、現場で数多くの自作ユーザーとお会いしてきましたが、この違いを知らないために、高いリサイクル料を払ってしまったり、逆に自治体の回収を断られたりするケースを何度も見てきました。この記事では、プロの視点から、自治体で安く捨てるコツ、中古として現金化するポイント、そして手間をゼロにする「無料回収業者」の賢い使い方まで、実体験を交えて丁寧にお話しします。読み終える頃には、その重たいケースをどう手放すべきか、スッキリと答えが出ているはずですよ。
この記事は、次のような方におすすめです
- 自作PCのケースを新調し、古いケースの捨て方に困っている方
- 中身(パーツ)が入ったままのPCを一気に、かつ安く処分したい方
- PCケースが「ゴミ」なのか「資源」なのか、正しい判断基準を知りたい方
1. ケース処分の基本ルールと法規制
パソコンケースを処分する際、まず自分に問いかけてみてほしいのが**「その箱の中身は空ですか?」**という点です。ここが、法律の適用を受けるかどうかの大きな分かれ道になります。
「PCリサイクル法」の対象になるか?
マザーボード、電源ユニット、CPUなどが組み込まれた状態であれば、それは法律上の「パソコン本体」とみなされます。この場合、自治体のゴミ回収には出せず、メーカーや専門業者による回収が義務付けられます【注1】。逆に、ドライブベイも電源も何もない「ただの金属の箱」であれば、多くの自治体では不燃ゴミや粗大ゴミとして扱うことが可能です。この「中身の有無」を明確にすることが、トラブルなく、かつ安く済ませるための第一歩なのです。
2. 自治体で安く捨てる具体的な方法
中身を抜いて「ケースのみ」にした場合、最も身近な選択肢は自治体のゴミ回収です。しかし、ここにも地域ごとの「マイルール」が存在します。
ゴミ袋に入るか、それとも粗大ゴミか
フルタワーケースのような大きなものは、自治体の指定ゴミ袋に入りませんよね。その場合は「粗大ゴミ」としての申し込みが必要です。費用は自治体によりますが、数百円から1,000円程度で済むことが一般的です。一方で、小型のITXケースなどで、袋に収まり口がしっかり縛れるサイズなら「不燃ゴミ」として無料で出せる地域もあります。まずは、お住まいの地域の「ゴミ分別辞典」をネットで検索してみてください。金属ゴミとして扱われ、資源として無料で回収してくれる自治体に出会えたらラッキーですね。
3. 中古売却で現金化を狙うコツ
「まだ綺麗だし、捨てるのは忍びない……」という人気のPCケースなら、売却という道も考えてみましょう。自作市場において、特定のブランドや状態の良いケースは常に需要があります。
査定額を左右する3つのポイント
| 要素 | 高価査定の条件 |
|---|---|
| ブランド | Lian Li, Fractal Design, NZXTなどの人気メーカーは値崩れしにくい |
| 付属品 | 専用ネジ、ドライブレール、予備のファン、説明書が揃っているか |
| 清掃状態 | ファンの埃やアクリルパネルの指紋が拭き取られているか |
特に、フリマアプリなどで売る場合は、送料がネックになります。大型のケースは送料だけで数千円かかることもあるため、事前にサイズを確認し、「送料込み」で赤字にならないか計算しておくのがプロの教える鉄則です。
4. 無料回収業者を賢く使う裏ワザ
「中身を抜くのが面倒」「粗大ゴミの手続きが煩わしい」という方に、現場で最も選ばれているのが、不用品回収業者への依頼です。実はこれが、最も賢く「無料」を勝ち取る方法でもあります。
「同梱」の魔法で送料まで無料に
当社(パソコンダスト)のような専門業者の強みは、回収したものをパーツ単位で資源化できる点にあります。そのため、PCケース単体ではなく、マザーボードやビデオカード、あるいは液晶モニターなどの「送料無料対象品」と同梱して送っていただければ、日本全国どこからでも送料・処分料ともに無料で引き取ることが可能です。重いケースを抱えてゴミ捨て場へ行く手間を考えれば、段ボールに詰めて玄関で渡すだけの宅配回収は、まさに現代の自作ユーザーにとっての救世主と言えるでしょう。
【戦略的設置:取扱い商品一覧】
ケースだけの処分は送料がかかりますが、中身が揃っていれば「パソコン本体」として無料で回収可能です。周辺機器とセットで一気に片付けませんか?
5. 処分時に守るべきデータの安全
ケースを処分するということは、中のストレージ(HDDやSSD)も一緒に手放すということかもしれません。ここだけは、どれだけ急いでいても「慎重すぎる」くらいで丁度いいのです。
物理破壊か、ソフト消去か
「フォーマットしたから大丈夫」という言葉を信じてはいけません。復元ソフトを使えば、あなたのプライバシーは容易に蘇ります。HDDであれば、金づちでプラッタ(円盤)を叩き割る物理破壊が最も確実です。ただし、破片が飛ぶのでゴーグルを忘れないでくださいね。SSDの場合はチップを砕く必要があります。自分で行うのが不安なら、データ消去を無料で行い、必要に応じて証明書を発行してくれる業者に、ケースごと一括で預けるのが最も賢明な判断です。あなたのデジタルな過去を、最後まで責任を持って守り抜きましょう。
【よくある質問で解決】
「自作の木製ケースでも大丈夫?」「中身がぐちゃぐちゃでも引き取れる?」など、皆様の不安はこちらで解消できます。
6. まとめ
パソコンケースの処分は、一見するとただの「大きなゴミ」の片付けに見えますが、実は正しい知識があれば、環境にもお財布にも優しいプロセスに変えることができます。自治体のルールを使い分け、人気のモデルなら中古市場へ。そして、最も手間をかけずにスッキリさせたいなら、パーツや他の家電と組み合わせて、専門業者の無料回収を最大限に活用する。これが、賢い自作ユーザーのスマートな手放し方です。部屋の場所を占領していたケースを適切に手放すことで、新しいパーツを迎え入れるための、新鮮な風が吹くはずです。まずは、そのケースの「中身」を最後にもう一度、指差し確認することから始めてみませんか。
ケース処分を成功させる3ステップ
- ケースのみ(ゴミ)か、パーツ入り(パソコン)かを確認し、適切なルール(法規)を選ぶ
- 人気のブランドケースであれば、外箱やネジを揃えて早めに買取査定を依頼する
- 手間を省きたい場合は、送料無料の専門業者へ「対象品目」と同梱して発送し、無料で一掃する
【お問い合わせ・ご相談はこちら】
PCケースの処分方法や、パーツの同時回収について詳しく知りたい方は、お気軽にご連絡ください。プロのスタッフが丁寧にお答えします。

