エアコンを買い替えるタイミングは? 安く買える時期や注意点も解説!

そろそろエアコンを買い替えたいとお考えではありませんか? エアコンにも寿命があり、長く使い続けているうちに不具合が目立ってきたり、機能に不満を持ったりすることがあります。しかし、エアコンを買い替えるにしても、なるべく最適なタイミングを見極めたいですよね。それに、買い替えるときの注意点や不要になったエアコンの処分方法についても知りたいことでしょう。

そこで今回は、エアコンの買い替えについて詳しく解説します。

  1. エアコンの買い替えにおすすめのタイミングは?
  2. エアコンの買い替えがお得な時期は?
  3. エアコンを買い替えるときの注意点
  4. 買い替えで不要になったエアコンの処分方法
  5. エアコンの買い替えに関するよくある質問

この記事を読むことで、エアコンを上手に買い替えるポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.エアコンの買い替えにおすすめのタイミングは?

最初に、エアコンを買い替えるタイミングについて見ていきましょう。

1-1.不具合が出ている

エアコンに不具合が出てきたら、買い替えるタイミングです。エアコンに不具合があると、正常に使うことができず困ります。特に、冷房・暖房機能に不具合があると、室温調整がうまくできず体調不良につながることがあるので注意してください。不具合があり正常に使えなくなったエアコンは、早めに買い替えるのが一番です。

1-2.機能や性能に不満がある

エアコンの機能や性能に不満を感じたら、思いきって買い替えるのがおすすめです。いくら新しいエアコンでも、性能が低かったり欲しい機能がなかったりすると、すぐに不満が出てきます。実際に使ってみて使い勝手が悪い場合も、同様でしょう。不満を持ったまま使い続けるより、高機能・高性能なエアコンに買い替えて快適な生活を手に入れましょう。

1-3.魅力的な新製品が発売された

現在使用中のエアコンに大きな不満がなくても、魅力的な新製品が発売されたら買い替えを考えるとよいでしょう。エアコンも、年々機能や性能が向上しています。同じメーカー品でも、大きなモデルチェンジがあった場合は、より便利で使い勝手のよい機種が発売されていることもあるでしょう。現在のエアコンがまだ十分に使えるのなら、買取してもらえることもあるので、買い替えを積極的に検討してみてください。

1-4.引っ越しする

引っ越しするタイミングで、エアコンを買い替えるのもおすすめです。賃貸住宅などで最初から備え付けてある場合を除き、引っ越しする際にエアコンを取り外すことになります。エアコンを取り外すだけでも専門知識が必要かつ面倒な作業なだけでなく、業者に依頼すると取り外し費用がかかるのがデメリットです。すでに数年以上使用しているエアコンなら、引っ越しを機会に買い替えたほうがよいでしょう。

1-5.家族構成が変化した

家族構成が変化したタイミングも、エアコンを買い替えるのにおすすめです。特に、子どもが生まれたり高齢の親と同居するようになったりした場合は、より快適に暮らせるよう、エアコンを買い替えるとよいでしょう。家族全員の健康と快適な生活のために、最適なエアコンを探してみてください。

1-6.購入後10年が経過した

購入後10年が経過したエアコンは、買い替えを検討しましょう。エアコンの寿命は、約10年です。購入後10年を経過したエアコンは、内部部品の劣化が相当進んでいると考えられます。特に、真夏や真冬などでエアコンに大きな負担がかかると、突然故障してしまうこともあるでしょう。本当に必要なときに使えないのでは困るので、早めの買い替えがおすすめです。

2.エアコンの買い替えがお得な時期は?

エアコンを買い替えるのにお得な時期はいつか、具体的に見ていきましょう。

2-1.8~9月

エアコンをお得に買い替えたいのなら、8~9月を狙うとよいでしょう。8~9月は夏の終わりであり、エアコンの需要が落ちてくるタイミングになります。すると、メーカー・販売店共に、在庫を早くさばくためにセールを行うことが多いからです。特に、旧機種は最終セールで普段より相当安くなることもあるでしょう。特定のメーカーや機種にこだわりがない場合は、エアコンを買い替えるのに最適なタイミングといえます。

2-2.ボーナス時期

6~7月及び12月のボーナス時期も、エアコンをお得に買い替えることができる時期になります。ボーナス時期は、顧客の財布に余裕が出て、エアコンなどの高額製品の購入意欲が高まるからです。実際に、販売店では、ボーナスによる買い替えや新規購入を見込んで、大々的なセールを行うことがあります。

2-3.販売店の新規オープン・リニューアルオープン時期

販売店の新規オープンやリニューアルオープン時期も、エアコンをお得に買い替えることができるチャンスです。普段なかなか安くならない新製品や、ハイエンド機種などもセール価格で購入できることがあります。特に、オープン初日~3日目程度までは、多くの顧客に来店・購入を促すために、びっくりするほどお得な価格設定になることがあるでしょう。

2-4.販売店の決算月

エアコンをお得に購入したいのなら、販売店の決算月も外すことができません。決算月は、販売店が売り上げを伸ばすことに一層力を入れているからです。販売店側の利益率が多少低くなっても、売り上げを確保することが重要なので、値引き交渉が成功しやすくなることもあります。販売店の多くが9月末や3月末に決算を迎えるので、セールのタイミングを見逃がさないようにしましょう。

2-5.年末年始

年末年始も、販売店のセールでエアコンを安く購入できることがあります。特に、年始はお年玉セールとして、販売店がこぞってセールを実施するのでチェックしてみてください。なお、販売店によって安くなるエアコンが異なるため、新聞の折り込みチラシやネットでのセール情報などをよく調べてから出かけるのがポイントです。

2-6.雨の日

雨の日も、エアコンを安く購入するチャンスです。雨の日は客足が鈍るため、販売店は売り上げを確保するために、特別に割り引きすることがあります。特に、夕方から閉店までの時間が狙いめです。特売チラシに掲載していない機種なども、交渉しだいでお得に購入ことがあるので、販売員に相談してみるとよいでしょう。

3.エアコンを買い替えるときの注意点

エアコンを買い替えるときにはどんな注意点があるか、具体的に見ていきましょう。

3-1.エアコンの取り外し費用や取り付け費用の有無を確認する

エアコンを買い替えるときは、エアコンの取り外し費用や取り付け費用の有無についても確認しておきましょう。販売店によって、また、機種によって、取り外し費用や取り付け費用がエアコンの販売価格に含まれていたり、別途必要だったりします。見た目の販売価格が安くても、取り外し費用や取り付け費用が別途必要になる場合は、お得感がほとんどないことがあるので注意してください。

3-2.新しいエアコンの取り付け工事予定日を確認する

エアコンを買い替えるときは、新しいエアコンの取り付け工事予定日を確認しましょう。販売店の繁忙期などは、希望の日程で取り付け工事を依頼できないことがあります。また、エアコンをメーカーから取り寄せする場合も、時間がかかることが多いでしょう。特定の日に必ず間に合わせたいのなら、希望の日時で取り付け工事が可能なことを確認してから購入してください。

3-3.単に安いだけで買い替えない

エアコンは、単に安いことだけを重視して買い替えると失敗しやすいので注意してください。機能や性能などで不満が残り、早期に買い替えることになる可能性が高くなります。エアコンは、部屋の広さや求める機能により、最適な機種が異なるものです。単に安いことだけを重視して買い替えてしまうと、使い勝手が悪いことがあるので気を付けましょう。エアコンを買い替えるときは、価格の安さを含め、総合的に判断して決めることが大切です。

3-4.信頼できる販売店で購入する

エアコンを買い替えるなら、信頼できる販売店で購入することが大切です。信頼できる販売店では、顧客の要望をきちんと受け止めた上で、最適な機種を提案してもらえます。場合によっては、予算をオーバーしてしまうこともあるでしょう。しかし、正当な理由があっての提案であれば、いったん聞き入れることがおすすめです。初期費用がかかっても、長く使うことを考えれば、割安になることもあります。反対に、単に在庫をさばきたい一心で適当な機種をすすめてくる販売店は信頼できないので、購入を見合わせましょう。

3-5.不要になったエアコンの処分方法を決めておく

エアコンを買い替える場合、不要になったエアコンの処分方法を決めておきましょう。最初に決めておくことで、買い替えがスムーズに進みます。不要になったエアコンの処分方法については、この記事の「4.買い替えで不要になったエアコンの処分方法」を参考にしてください。

4.買い替えで不要になったエアコンの処分方法

買い替えで不要になったエアコンを処分する方法について、詳しくご紹介します。

4-1.エアコンは自治体回収に粗大ゴミとして出せない

エアコンは、自治体回収にゴミとして出すことはできません。エアコンは、家電リサイクル法の対象品目に指定されているからです。家電リサイクル法とは、エアコンなどの対象4家電に含まれる資源の有効活用などを目的とした法律で、メーカーが責任を持って回収・再資源化することになっています。家電リサイクル法に沿って処分する方法については、この記事の「4-2.家電リサイクル法に沿って処分する」を参考にしてください。

4-2.家電リサイクル法に沿って処分する

エアコンを家電リサイクル法に沿って処分するには、料金販売店回収方式と料金郵便局振込方式の2つがあります。それぞれの方法でエアコンを処分するポイントについては、以下をご覧ください。

料金販売店回収方式

  • 販売店の店頭でエアコンの家電リサイクル料金と運搬費用を支払う
  • 都合のよい日時と場所で運搬業者に回収してもらう
  • エアコンの取り外し作業はオプションとして販売店に依頼することも可能

料金郵便局振込方式

  • 郵便局の窓口でエアコンの家電リサイクル料金を支払う
  • 自分で自治体の指定引取場所に持ち込む
  • エアコンの取り外し作業は自分で行うか専門業者などに別途依頼する必要がある

エアコンの家電リサイクル料金はメーカーによって異なり、1台990~9,900円になります。また、運搬費用はエアコン1台に付き、2,000~5,000円程度が相場です。より詳しい内容は、一般財団法人家電リサイクル券センターの家電リサイクル券システムリサイクル料金一覧表をご覧ください。また、料金郵便局振込方式で処分する場合は、自治体によっては指定引取場所にエアコンを持ち込む際に事前予約が必要なことがあるので、自治体に確認しておきましょう。

4-3.知人などに譲る

買い替えで不要になったエアコンでも、まだ十分に使えるものは知人などに譲ることも可能です。エアコンを譲り受けてもらえそうな知人に心当たりがあったら、聞いてみるとよいでしょう。譲り先が決まれば、まだ使えるエアコンを有効活用してもらえます。なお、配送スケジュール・配送手段・配送費用の負担などについては、譲り先とよく話し合って決めてください。

4-4.買取に出す

不要になったエアコンでも、状態のよいものは買取に出すことも可能です。たとえば、以下のような方法で買取に出すことができます。

  • 中古家電買取専門業者に売る
  • リサイクルショップに売る
  • 不用品回収業者に買取してもらう
  • ネットオークションやフリマアプリに出品する

なお、上記の方法には、それぞれメリット・デメリットの両方があるため、十分に理解して買取に出すことが大切です。たとえば、中古家電買取専門業者は買取専門で、リサイクルショップも買取が主体になるため、万が一買取不可になった場合は、引取処分も依頼できないことがあります。ネットオークションやフリマアプリに出品する場合は、タイミングが悪いとなかなか落札されない、こん包や発送が大変なことなどがデメリットです。不用品回収業者でも、買取不可になった場合はそのまま引取処分を依頼できますが、回収費用が別途必要になることがあるので確認しておくとよいでしょう。

4-5.不用品回収業者に処分を依頼する

不要になったエアコンは、不用品回収業者に処分を依頼すると何かと便利です。たとえば、都合のよい日時と場所で回収してもらえたり、エアコン以外の不用品を同時に処分できたりします。また、状態のよいものは買取してもらえることもあるでしょう。なお、自分でエアコンを取り外しできない場合は出張回収、取り外しできる場合は宅配回収を利用することがおすすめです。なお、当パソコンダストでも、買い替えで不要になったエアコンの処分をお受けしています。宅配便の送料負担だけで不要になったエアコンを処分することが可能なので、ぜひご検討ください。さらに、スマホやパソコンなど、当社指定の送料無料対象品と同梱(どうこん)する場合は、宅配便の送料も無料になり大変お得です。

5.エアコンの買い替えに関するよくある質問

最後に、エアコンの買い替えに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.有名メーカー品のエアコンに買い替えれば長持ちする?
A.長持ちするとは断言できません。有名メーカー品は、無名メーカー品と比較するとサポート体制が整っているなどのことから、いざというときに安心なのはメリットです。しかし、有名メーカー品であることだけで、エアコンの寿命が長くなることはありません。

Q.15年以上使用しているエアコンも買取してもらえる?
A.買取してもらうのは難しいでしょう。エアコンの寿命が10年程度と考えると、いつ故障して使えなくなってもおかしくありません。また、古過ぎて中古市場でも引き合いがないことから、たとえ完全動作品であっても買取を断られるのが一般的です。

Q.短期間でエアコンを買い替えるメリット・デメリットは?
A.以下を参考にしてください。

メリット

  • 常に最新の機能を使用することができる
  • 不要になったエアコンを買取してもらいやすい
  • そのときのライフスタイルに合った機種を選びやすい

デメリット

  • コストパフォーマンスが悪い
  • 取り外しや取り付けの手間が多くかかる

Q.同じメーカー品に買い替えたほうがよいか?
A.現在使っているエアコンに対して大きな不満がない、好きなメーカー品であるといった場合は、同じメーカー品に買い替えるのもよいでしょう。反対に、デザイン・性能・機能・操作性などに不満があるときは、他社のエアコンも幅広く検討することをおすすめします。

Q.ネットショップでエアコンを買い替えるメリット・デメリットは?
A.以下を参考にしてください。

メリット

  • 実店舗より安く買えることがある
  • 複数のメーカー品・機種・販売店を比較しやすい
  • いつでもどこでも好きなタイミングで購入できる
  • 販売スタッフと顔を合わせることなく購入できる

デメリット

  • 実物を見られないので質感やサイズ感などが分かりづらい
  • 在庫品でも到着まで数日以上かかることがある
  • 配送料や取り付け費用がかかるのが一般的
  • 古いエアコンの下取りや回収サービスを利用できないことが多い

まとめ

今回は、エアコンの買い替えについて詳しく解説しました。エアコンは、10年程度が寿命といわれています。不具合が見られたり、機能や性能に不満を感じたりしたら、買い替えがおすすめです。また、引っ越しなどを機会に買い替えるのも、新しいエアコンで新生活を始めることができてよいでしょう。なお、買い替えで不要になったエアコンは、不用品回収業者に処分を依頼することもできます。この記事を参考にして、信頼できると判断した不用品回収業者に相談してみるとよいでしょう。