2019年度版テレビの選び方! トレンドを押さえて買い替えよう!

来年にはいよいよ東京オリンピックが開催されます。この機会に高品質のテレビに買い替えようと考えている方も多いのではないでしょうか。テレビは高価な買い物ですし、せっかく買うなら絶対に失敗したくないですよね。

そこで今回は、テレビの選び方についてご紹介します。

  1. テレビのトレンドについて
  2. 液晶テレビと有機ELテレビの違いは?
  3. テレビを選ぶ際のポイントは?
  4. 主要8メーカーごとの特徴を押さえよう!
  5. おすすめテレビ8選!
  6. 不要になったテレビを処分する方法
  7. テレビの選び方に関するQ&A

この記事を読むことでテレビの選び方について知ることができます。おすすめのテレビなどについても触れているので、ぜひお見逃しなく。

1.テレビのトレンドについて

まずは現在のテレビにはどのようなトレンドがあるのかをご紹介します。

1-1.フルHD画質を超える4K・8K画質の高精細テレビ

これまで一般的に流通していたテレビの画質はフルHD(1920×1080)でした。しかし、オリンピックでは4K・8Kで撮影されることが決まったことなどをきっかけに、去年から一部の衛星放送で試験的に4K・8K放送が始まっています。これからの主流となっていくことが予想されるだけに、時代に乗り遅れないようにと購入を検討する方が増えているようです。

1-2.低価格の大型テレビ

フルHDのテレビは時代遅れになりつつありますが、何も悪いことだけではありません。昔は10万円以上もしたような大型テレビ(50インチ以上)が3万~4万円程度で購入できるようになっています。地上波では4K・8K放送のめどが立っておらず、ゲームや映画などもあまり対応していないこともあり、フルHDの大型テレビの需要も侮れません。

1-3.コンパクトサイズテレビ

フルHD画質のテレビの価格が暴落していることで、コンパクトサイズのテレビも非常に安くなっています。あまりテレビを見ない方や、大きさにこだわりがない方、2台目のテレビとして購入することを考えている方などに人気です。

2.液晶テレビと有機ELテレビの違いは?

現在主流のテレビには大きく分けて「液晶テレビ」と「有機ELテレビ」の2種類があります。それぞれの特徴とともに違いをご紹介しましょう。

2-1.液晶テレビとは?

液晶テレビは現在最も主流のテレビです。比較的安価で消費電力も低いなど、経済的である一方、性能としては特に優れた点がありません。

2-1-1.光漏れで黒浮きが発生するなど、「画質」では有機ELに劣る

液晶テレビは映像をバックライトで照らすことで画面に映す方式のため、黒い部分でもわずかにバックライトの光が漏れてしまいます。そのため、黒い部分も白っぽく見えてしまうのが欠点です。この現象を、通称「黒浮き」と呼びます。また、ほかの色も同様の現象が起きるため、色味が薄くぼんやりと表示されてしまうのも難点です。

2-1-2.LEDの採用で「省エネ性能」が非常に優秀

従来の液晶テレビのバックライトには蛍光管が使用されていました。しかし、最近はLEDを使用している機種が多くなり、少ない電力で稼働できるようになっています。有機ELに大きくリードしている部分です。

2-1-3.「応答速度」は非常に遅く、ゲームプレイやスポーツ観戦には向かない

液晶では信号表示の処理に時間がかかります。そのため、ゲームプレイやスポーツ観戦の際には残像(遅延)現象が起き、快適にプレイ・視聴できません。一部メーカーでは、応答速度と高めることを目的として、意図的に画質を落とす「ゲームモード」が搭載されていることもあります。

2-1-4.「寿命」はLEDの採用により長寿命

前述したように、最新の液晶テレビのバックライトにはLEDが使われており、蛍光管に比べて非常に長い寿命を持ちます。バックライトの寿命は液晶の寿命といっても過言ではないので、従来の液晶テレビに比べて非常に長寿命化しているといえるでしょう。なお、LEDバックライトの寿命は6万~10万時間以上となっています。これは、24時間つけっぱなしでも、7年(約2,500日)~11年(約4,000日以上)程度の寿命がある計算です。

2-2.有機ELテレビとは?

バックライトの光で映像を表示する液晶テレビと違い、有機ELテレビは「有機EL素子」という自発光する素材で構成されたパネルを搭載しているテレビです。

2-2-1.「画質」では液晶よりも優秀

有機ELは自発光の素子を使っているため、バックライトの光で色が薄まったりにじんだりすることがありません。液晶よりも色の再現性に優れています。

2-2-2.「省エネ性能」は液晶に大きく劣る

有機EL自体は発光に必要な電圧が低いため、スマートフォンなどの小型パネルであれば、実は液晶よりも省電力です。しかし、テレビなどで使われる大型パネルの場合は明るく発光させる必要があるため、液晶に比べて省エネ性能が大きく劣ってしまいます。しかし、小型であれば液晶よりも省エネ性能が高いことから、今後、技術が進歩すれば液晶を上回る省エネ性能を発揮するようになると考えられているようです。

2-2-3.「応答速度」は液晶に比べて圧倒的に早く、遅延はほぼゼロ

有機ELは電流を流すのとほぼ同時に発光するのが特徴です。液晶テレビと比較すると約1,000倍の早さがあります。そのため、映像に遅延がほとんど生まれません。少なくとも、目に見てわかるほどの遅延は起きないでしょう。ゲームプレイやスポーツ観戦など、激しく動く映像でもストレスがありません。

2-2-4.「寿命」は液晶にやや劣る

有機ELの発光素子は通電時間や回数・酸素・湿気など影響により、少しずつに劣化していきます。初期のモデルは1万~3万時間という非常に短い寿命しかありませんでした。しかし、最近は技術進歩によって10万時間程度にまで延びたともいわれています。そのため、有機EL全体で見ると液晶に寿命で劣りますが、最新機種であれば液晶にも劣らない長寿命です。

3.テレビを選ぶ際のポイントは?

この項目ではテレビ選びのポイントをご紹介します。

3-1.サイズは適切か

億部屋の広さや、テレビからソファー・イスまでの距離がどのぐらいなのかを考え、サイズを考えましょう。テレビから距離が遠いなら大型がいいでしょうし、近いなら中型・小型のほうが見やすくなります。なお、人気のサイズは50型前後です。

3-2.性能・機能はほかのテレビと比較して高いか

同じ価格帯でも解像度に違いがあったり、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応していたりしていなかったりなど、結構違いがあるものです。また、今ではほとんど需要のなくなった3D機能も、搭載されているかどうかで値段が変わってきます。ほかにも、自動録画機能は搭載されているかや、HDDの容量はや設置方式(内蔵か外付けか)なども判断の基準となるでしょう。

3-3.4K・8Kに対応しているか

地デジに移行したときのように、今後数年で地上波が4K・8Kに対応してくることは既定路線です。そのときに困らないよう、今のうちから4K・8K対応のテレビを選ぶのも1つの手でしょう。

3-4.視野角は十分か

テレビには視野角というものがあります。視野角が狭いとテレビの正面から少しずれただけで、画面がよく見えなくなるのです。家族でテレビを見ることを考えると、視野角はできるだけ広いほうが好ましいでしょう。

4.主要8メーカーごとの特徴を押さえよう!

主要なテレビメーカーは主に8つです。この項目ではそれぞれのメーカーの特徴をご紹介します。

4-1.シャープ(SHARP)

シャープは8Kテレビを他社に先駆けて発売したメーカーとして知られ、現在テレビの国内シェア1位を誇ります。人工知能サービス「COCORO VISION」といった新技術をテレビに搭載するなど、社名に恥じない先鋭的な試みを行っているメーカーです。

4-2.SONY(ソニー)

ソニーはテレビカメラなどの業務用映像機器の部門で世界トップクラスのシェアを誇り、その信頼と技術が特徴的なメーカーです。「X-Reality PRO」という独自の映像エンジンや、色の細かな違いを表現する「トリルミナスディスプレイ」などで知られています。また、音響機器メーカーとしてのノウハウを生かして音質面にも注力しており、画面全体から音を発生させる「アコースティック サーフェス」などの最新技術も取り入れているメーカーです。

4-3.パナソニック(Panasonic)

リモコン・スマートスピーカーなどに話しかけるだけで、チャンネルの切り替え・番組検索などができる音声操作が有名です。そのほか、1人ひとりの好みに合わせた番組や動画を表示するマイチャンネル機能など、便利機能が充実しています。また、映像を部分ごとに分けて解析・処理することにより、より色の再現度を高める「ヘキサクロマドライブ」などの独自技術なども特徴的です。

4-4.東芝(TOSHIBA)

東芝独自の映像処理エンジン「レグザエンジン」による品質の高い映像が魅力です。また、ハイグレード機種に搭載されている「タイムシフトマシン」は、最大で6チャンネルを80時間分同時に録画できるため、より自由度の高い視聴スタイルをとれることで人気を集めています。

4-5.日立(HITACHI)

HDDを搭載することで録画を可能としたテレビを他社に先駆けて発売したことで知られるメーカーです。あまり大きな特徴もありませんが、堅実な作りをしています。

4-6.三菱電機(MITSUBISHI)

もともとはダイヤモンドトロンなどのPC用高画質ディスプレイメーカーとして高い評価を得ていました。現在はその技術を生かしてて製品を世に出しています。

4-7.LGエレクトロニクス(LG Electronics)

大型有機ELパネルを自社製造していることで知られます。大型の有機ELパネルは非常に高価ですが、自社製造のメリットを生かし、他社よりもはるかに安い値段で有機ELテレビを製造しているメーカーです。

4-8.ハイセンス

ハイセンスは中国のメーカーです。もともとは55インチで4万円前後の低価格製品を発売していることで知られていました。しかし、2018年に東芝映像ソリューションを子会社化したことをきっかけに「レグザエンジンNEO」を搭載した4Kチューナー内蔵の高級テレビも発売し始めています。今後の動向に注目が集まっているメーカーです。

5.おすすめテレビ8選!

この項目では、メーカーごとに最もおすすめのテレビを1つずつご紹介します。

5-1.AQUOS-AX1(シャープ)

AQUOSのAX1は世界初の8Kチューナー内蔵テレビです。8K倍速液晶と8K高画質エンジンにより、AQUOSシリーズで最高の画質を実現しました。フルHDと比べると、16倍(3,300万画素)もの高精細な映像が特徴です。

5-2.BRAVIA-A9G(SONY)

従来のテレビに搭載されていたプロセッサーに比べ、リアルタイム処理能力が約2倍になった「X1 Ultimate(エックスワン アルティメット)」を搭載しています。また、映像の被写体に応じた最適の超解像処理を行う「オブジェクト型超解像」も特徴的です。さらに、「4K X-Reality PRO(4K エックス リアリティー プロ)」など、さまざまな機能を搭載しています。

5-3.ビエラGZ2000(パナソニック)

天井の反射を利用して高さ方向の音を再現する「イネーブルドスピーカー」をテレビ一体型としては世界で初めて搭載したモデルです。スピーカーを上向きに設置して音を天井に反射させることで、まるで映画館のような臨場感を生み出します。そのほか、光と色を分離して制御することで色の忠実性を高めた「Dot ContrastパネルコントローラーPro」も特徴的です。さらに、ビエラ独自の高画質化技術「ヘキサクロマドライブ プラス」が搭載されていることも忘れてはいけません。

5-4.REGZA-930(東芝)

4K放送や地上デジタル放送などの映像をAI超解像技術で制御し、より自然で高画質に処理をしてくれます。そのほか、肌の質感を美しく、リアルに再現する「美肌リアライザーHDR」や東芝ではおなじみの「タイムシフトマシン」などの機能も搭載されているモデルです。

5-5.Wooo-L43-X5(日立)

2018年に発売した4Kテレビです。USBハードディスク録画対応などが特徴ですが、現在はすでに販売が終了しています。その分、安くなっているので買いどきです。

5-6.REAL-RA1000(三菱電機)

「新4K衛星放送チューナー」を業界で初めて搭載しているほか、「Ultra HD ブルーレイ」も内蔵しているモデルです。さまざまな4Kコンテンツが視聴できるオールインワンテレビとして人気を集めています。

5-7.LG-OLED77W9PJA(LGエレクトロニクス)

LGの特徴である高品質の4K有機ELテレビです。有機ELパネルの技術に定評のあるLGが開発した有機EL専用映像エンジン「α9 Gen2 Intelligent Processor」が搭載されています。

5-8.E8000(ハイセンス)

REGZAとの共同開発で生まれた「レグザエンジンNEO plus」が搭載されている4K有機ELモデルです。そのほか「地デジ高画質処理 plus」や「テクスチャー適応型ノイズフィルター」なども搭載されています。

6.不要になったテレビを処分する方法

次は不要になったテレビを実際に処分する方法についてご紹介します。

6-1.メーカー・小売店に依頼する

テレビは家電リサイクル法の対象品目のため、ゴミとして処分することができません。リサイクルが義務づけられており、基本的にはメーカー・小売店に回収の依頼をすることになります。メーカー・小売店回収のメリットは処分費用の安さです。小型(15型以下)は1,836円・3,148円のどちらか、大型(16型以上)は2,916円・3,668円のどちらかの料金で処分ができます。

6-2.不用品回収サービスを利用する

不用品回収業者に依頼して処分する方法もあります。不用品回収業者は「出張回収」「宅配回収」「持ち込み回収」などといった、さまざまな回収方法に対応しているのが特徴的です。詳しくは業者のホームページを確認してください。処分費用は前述した料金に回収手数料などが加算される仕組みです。そのため、基本的には割高ですが、テレビの状態によっては買い取ってもらえたり無料で回収してもらえたりします。

6-3.リサイクルショップに売却する

リサイクルショップは全国至る所にあるので、思い立ったときに持ち込めるのが強みです。また、売却することになるので、処分費用を浮かすだけでなく利益を得ることもできます。ただし、基本的には持ち込みにしか対応していないので、車がないと手間がかかるのが難点です。

7.テレビの選び方に関するQ&A

最後にテレビ選びの際によくある質問とその回答をご紹介します。

Q.今地上波で4K・8K放送をしていないのに、買う価値はあるのでしょうか?
A.東京オリンピックでは4K・8Kの放送が予定されているので、東京オリンピックのために購入するのもおすすめです。また、ゲームでは4K画質のものが増えてきていますので、ゲームが好きな方にはおすすめします。

Q.4Kと8Kはどちらを選ぶべきですか?
A.基本的には8Kのほうが高精細ですが、高精細=高画質ではないことに注意しましょう。たとえば、せっかく8Kでも安物の液晶テレビの場合、遅延がひどくて快適に視聴できないケースがあります。また、人間の目では4Kと8Kの違いを識別できないという説もあるようです。ですので、まずは実際に家電量販店で流れている映像を見てみて、どのような違いがあるのかを確認してから購入するようにしてください。

Q.液晶と有機ELでは、どちらのほうが視野角が広いですか?
A.視野角は有機ELに軍配が上がります。家族大勢でテレビを見る場合は斜めから画面を見るケースも増えると思うので、有機ELがおすすめです。

Q.4K・8Kはどうやって視聴すればいいのでしょうか?
A.視聴には4KテレビやBSアンテナに加えて、4Kチューナーを用意しなければいけません。しかし、最近はチューナーを内蔵しているテレビも増えてきているので、詳しくは各メーカーのホームページを確認してみてください。ただし、4K・8K放送では「右旋」と「左旋」2種類の放送波があり、上記のテレビで見られるのは右旋のチャンネルだけです。WOWOW・スカパーなど、「左旋」による4K・8K放送を視聴するにはチューナー以外の機材も必要となります。詳しくはこちらを参照してください。

Q.テレビを査定に出すときの注意点はありますか?
A.査定額に大きな影響を与えるのは見た目の美しさです。画面についた汚れや背面の誇りなどはきれいに除去しておいてください。また、付属品も重要です。電源コード・リモコン・説明書・テレビの入っていた専用の箱などがそろっていると査定が有利になります。

まとめ

今回はテレビの選び方についてご紹介しました。4K放送が始まったことなどをきっかけに、最近のテレビは4K・8Kが大きなトレンドとなっています。これから新しくテレビを購入する方は4K・8Kのテレビを検討してみてはいかがでしょうか。また、テレビには大きく分けて液晶テレビと有機ELテレビがあり、それぞれに特徴があります。家電量販店で実際に画面を見たり、店員などから直接話を聞いたりして、自分好みのテレビを見つけましょう。