【解決】パソコンがうるさい原因は5つ!静かにする対処法を教えます!

最近、パソコンをうるさいと感じたことはありませんか?「カリカリ」となる不快音や振動を感じるほど「ブーン」と鳴ることも多いです。パソコンからなる音の原因は一体何なのでしょうか?

今日は、パソコンがうるさくなった5つの原因と対処法をご紹介します。

  1. パソコンがうるさい時の症状
  2. パソコンがうるさい原因
  3. パソコンがうるさいときの対処法

1.パソコンがうるさい時の症状

パソコンがうるさいときは、パソコンに何かしらの問題が起こっている事が多いです。パソコンがうるさくなったとき、以下のような症状がでていませんか?

  • 本体が熱くなっている
  • 起動時にうるさくなる
  • 動作が遅くなった
  • 待機時間が長い
  • 立ち上がりに時間がかかる
  • 強制終了が多い
  • 電源をつなぐとうるさい
  • ディスクが立ち上がらない

パソコンがうるさいだけではなく、パソコン自体の動作まで遅いと感じたら早急に対処しないと故障寸前かもしれません。特に、再起動が多くなったり、立ち上がり時に異音がするときは、要注意。放置しておくと、ある日を境に突然、起動しなくなる可能性も考えられます。

騒音以外の症状も出ることがあるんですね。
はい。うるさくなったと思ったらすぐに寿命を迎えることもあります。

2.パソコンがうるさい原因

パソコンがうるさくなる原因には一体どのようなものがあるのでしょうか?

2-1.温度が高い場所で使用

パソコンは熱がこもりやすく、温度が上がりやすい機器です。長時間使っているときパソコン自体を「熱い」と感じた方も多いでしょう。デスクトップPCの中には、たくさんの機器がつまっていますし、ノートパソコンは熱を逃がしにくく温度の上昇は避けられません。
そこで、パソコンには、もともと、上がった温度を冷やすための冷却ファンが搭載されています
温度の高い室内で使っていれば、みるみるうちにパソコン本体の温度が上がり、冷却装置のファンが高回転。このときの音がうるさい原因の1つです。

2-2.パソコン内部のほこり

パソコンがうるさくなった、最も多い理由がほこりです。冷却するファンにより、パソコン内部に取り込まれたほこりは、知らず知らずのうちにパソコン内にたまっていきます。購入してから数年経っているものが突然うるさくなったら、まず最初にほこりを疑いましょう。
ほこりがたまると、内部の熱が逃げにくくなり、パソコン自体の温度が上がってしまいます。当然、冷却装置のファンは高回転を重ね、騒音を出すようになるのです。

2-3.ファンに原因がある

パソコンから、「カラカラ」と異音がするときは、ファンの故障かもしれません。
パソコン内部には、CPUファン・ケースファン・電源など、数か所にわたりファンが設置されています。どの部分での故障かは、素人の判断では難しいですが、音の鳴っている部分と音の種類を注意してみてください。

2-4.ハードディスクの問題

何か作業を行おうと、ファイルやソフトを立ち上げた瞬間うるさくなった場合、ハードディスクに問題があります。ディスクの空き容量が少ないか、ハード自体に不具合があるかもしれません。ハードディスクが壊れると、パソコンに保存されているデータが取り出せなくなりますので、一刻も早い対処が必要です。

2-5.パソコンが古い

古いパソコンは、パソコン内部にほこりがたまっている、ハードディスクが破損寸前、ファンが老朽化など様々な要因でうるさくなります。
パソコンを立ち上げるだけで数分かかる、異音や警告音がなるなどの症状が見られたら買い替えも検討しましょう。

パソコンがうるさい原因はいろいろあるんですね。
はい。ホコリがつまっていてもうるさくなります。

3.パソコンがうるさい時の対処法

さまざまな原因でうるさくなったパソコンの対処法をご紹介します。パソコンがうるさくなったら、故障の合図かも・・・突然起動しなくなる可能性も考え、早急な改善が必要です。

3-1.室温を下げる

パソコンに備わっているファン。ファンが取り込む空気が温かければ、冷却機能も下がってしまうのです。あまりに室温が高い場所での使用は、パソコンにとっていい環境とはいえません。まずは室温を下げ様子をみてください。
また、ノートパソコンをひざに置いて使っている場合は熱が逃げにくく、体温でパソコンの温度が上がってしまいます。ひざで使うのは控えましょう。パソコンの下に何か置いたりせず、カバーをつける場合は、通気性のいいものを選びます。

3-2.パソコンのほこりをとる

パソコンにたまったほこりや汚れをとるには、PCのカバーを外してから行わなければいけません。
パソコンのカバーを外す作業は、電源を落とし、ケーブル等すべて取り外します。もともと、パソコンの扱いになれている人なら、自分でクリーニングできるかもしれませんが、そうでない場合、やはり業者へ依頼しましょう。「動作しなくなる」「データが消えてしまった」などのトラブルも防げますので安心です。もし、パソコンのほこりを自分で掃除する場合は以下の2点に気を付けてください。

  • 必ずエアーダスターを使う
    ホームセンターや電気屋さん、パソコン販売店などで売られているエアーダスター。パソコン内部は機器がつまっているので非常にデリケートです。エアーダスターは、強力な空気の噴出で、細かいところまでほこりを一掃。キーボードにも使えますので1本持っておくと便利です。
  • 静電気に気を付けよう
    パソコン内部にたまったほこりを取り除くには、ティッシュや布で拭き取らず、掃除機も使わないようにしましょう。布や掃除機は静電気を発生させます。その静電気が、パソコン機器に悪影響を与えてしまうかもしれません。また、パソコンは精密機器です。少しのことで、動作しなくなります。ですから、この作業を自分で行う場合は、データーのバックアップを忘れずにとりましょう。

3-2.部品交換

パソコンから「カラカラ」と音がする場合は、ファンの軸に問題があります。パソコンのファンは、1か所ではありませんので、どこのファンから鳴っているか確認しましょう。ファンの異音は新しい部品と交換することで改善されます。

3-3.デフラグ

通常、パソコンでファイルの保存とすると、ハードディスク内に散らかっている状態で保存されます。何か作業をしようとファイルを読み込む度に、散らかったファイルから読み込みが行われ、処理に時間がかかってしまうのです。この時に「カリカリ」と音がすることが多く、これはシーク音と呼ばれています。シーク音を解消させるには、散らばったファイルをまとめるデフラグを行いましょう。

デフラグを行うと、バラバラだったファイルが整理整頓され、パソコンの処理能力が上がります。
デフラグのやり方は、Windowsに搭載されたディスク最適化ツールです。使い方などは、パソコンのヘルプ機能から検索できます。

3-4.買い替える

ファンの音だけではなく、「カタカタ」「ブー」「ビー」など明らかに、故障のような音が始まったらパソコンを買い替えることをおススメします。パソコンの寿命は、使用環境や頻度によりさまざまです。いつ壊れるかわからないパソコンを使うより、思い切って新しいパソコンを購入した方が安心。
要らなくなったパソコンを処分するときは、パソコン回収業者を利用しましょう。
パソコンには個人情報がつまっています。処分をする際にはデータの消去を行う業者に依頼しましょう。パソコンの回収を専門で行っている業者なら、無料引き取りサービスを行っています。郵送での引き取りに対応している業者を選べば、箱に詰め送るだけで処分完了です。

買い替えも視野に入れたほうがいいんですね。
はい。特に古いパソコンは買い替えを検討しましょう。

まとめ

今日は、パソコンがうるさくなった時の原因と対処法をご紹介しました。

  1. パソコンがうるさい時の症状
  2. パソコンがうるさい原因
  3. パソコンがうるさいときの対処法
  4. まとめ

今や、仕事や趣味になくてはならないパソコン。経年とともに、ほこりやハードディスクの問題、ファンの故障などさまざまな理由から、うるさい音が気になるようになります。突然の故障で、ファイルが消えてからでは遅すぎますので早めに対処してください。部品交換で改善されない場合は、業者に修理を依頼するか、買い替えをおススメします。不要になったパソコンは、粗大ゴミに捨てず、不用品回収業者を活用しましょう。